前回のエントリに続き、2024年に入ってから現時点までに観た面白い映画を並べていきたい。 なお、韓国映画はハズレ率0%で弾数もあるので、別建てにして紹介したい。 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』 (公式サイト) ゴールデンウィーク中もまだ前章が上映しているので、面白いアニメ映画が観たい人には観にいってほしい。というかこのエントリを今上げる理由はこの映画を勧めるためである。 明日にはすべて壊されているかもしれない青春の不穏さと明るさを、いっときも緩むことなく映し続けることに成功している。この、統一された雰囲気にずっと浸れる感覚は非常に心地がいいものだ。 なお、私同様に原作の浅野いにおが好きでない人もいるだろうが、心配はいらない。たしかに原作で彼が熱心に描いた「政治」の描写はデモとレスバと陰謀論しかなく、まるで世界がツイッターでできているかのような薄っぺらさは読んでて恥
ロシア:127館が海賊版映画を上映、業界団体会長「責める気になれない」投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/7/272022/7/27 TorrentFreak ロシアの映画産業全体が崩壊の危機に瀕している。数週間前には16の映画館が海賊版の最新映画を上映していたが、先週には127館にまで増加した。映画館経営者協会の会長でさえ、現状を良しとは考えていないものの、「映画館が海賊版上映に手を染めたことを責める気にはなれない」という。金儲けのためではなく、生き残りを賭けた戦いが続いている。 ウラジーミル・プーチンがウクライナ侵攻を指示したとき、彼は2つのことを確実に知っていた。1)重大な結果をもたらすだろうが、2)自分には影響しない。 5ヶ月後、確かにその結果は世界規模で生じた。だが、それもウクライナほどではない。ウクライナでは数万人が死亡し、数百万人が難民となり、経済の回復に
7月17日に公開される映画「パブリック 図書館の奇跡」を見る機会がありましたので、その感想を書こうと思います。この映画の監督であり主演でもあるエミリオ・エステベスは公共図書館がいかなるものかよく理解していると思います。そして見る側も公共図書館について、多少は知っておいた方が面白さが増すでしょう。 この映画はホームレスと図書館がテーマです。映画に登場する公共図書館はオハイオ州にあるシンシナティ・ハミルトン郡公共図書館。本館は全米2位の大きさを誇ります。ただし、映画はフィクションです。寒波が襲来し、何人ものホームレスが亡くなります。そこでホームレスたちは公共図書館に立てこもります。図書館のスーパーバイザーを務める主人公のスチュアートは彼らのために尽力します。なぜならば彼もまたかつてはホームレスであり、図書館に救われた過去を持つからです。こうして、ホームレスと主人公ら図書館員と警察とののっぴきな
SAWの最新作が公開されました。 へ~~またSAW続編やってるんだ シリーズ全部観てたっけ? いまいち覚えてないけど復習しないでも大丈夫かな? こんな感じの方が多いのではないでしょうか まだ続編やるの?もうSAWはいいんじゃね? なんて方もいるかもしれません。 期待、不安、倦厭(けんえん)、そのお気持ち全て分かります。 僕もそれらの感情を全て持っていました。 SAWは好きなんだけど、うろ覚えなとこあるし、マンネリ化も否めないしなぁ…と で、鑑賞した今 同じ感情を持つ人に伝えたい 過剰な期待はするな! 全部観てなくても大丈夫!うろ覚えで全然オッケー! マンネリは打破された、もうワンチャンあげて! 良くも悪くも今作はSAWでありSAWではないから もちろんコレはあくまで私見…だから Watch or not , make your choice. 2021年/アメリカ 監督:ダーレン・リン・バ
今日紹介するのは『カメラを止めるな!』(映画)になります。アニメが2作続いたので、実写も入れておこうかなと。 とは言っても、これまでの2作のように作品の中身に触れるレビューはしませんネタバレは一切ありません。以下、理由を説明します。お好きな人だけお読みください。 私は映画を観に行くときには、他人の映画のレビューは事前には読まず、できれば面白いとか面白くないとかも耳に入れないようにします。理由は、映画に対する期待値を自分の中で設定しないためです。 期待値の話は以前からこのブログで書いているから分かるかと思いますが、他人でも映像作品でも、自分がその対象について過度に期待しちゃうと、対象が自分の期待値を満たさないことが多くなるから、自分の中で満足感が得られないことになりがちなんですよね。 期待値 の検索結果 - 斗比主閲子の姑日記 「今からこの人、面白いことするからね!」と紹介されちゃうと、どん
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 夏といえばホラー、という風潮がなくなってから久しい。「クロユリ団地」「劇場霊」といった邦画の大作ホラーは秋口やゴールデンウィークに集中し、海外の大作ホラーは向こうでのハロウィンシーズン、10月に公開されることが多いこともあって日本での公開もそれ以降が中心だ。最近の作品では滝沢秀明主演「こどもつかい」などは夏公開だったが、大人も子どもも楽しめる内容を目指した結果、ホラーからは遠ざかってしまった。 ここにスポッとおさまったのが「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」で知られる細田守の最新作、「未来のミライ」。天下の東宝が放つ文句なしの夏の大作映画であり、全年齢層を対象にしたファミリームービー。しかしその実態は、一言でいえば不気味だ。 (C)2018 スタジオ地図 【あらすじ】とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。あ
貧困だからといって犯罪していいわけじゃない! 『万引き家族』に関する評論で↑こんなのが溢れかえっている。もちろん観ていない人たちの妄想評論だ。映画本編を観ればわかるけど、『万引き家族』は万引きを美化も正当化もしていない。でも彼らの妄想評論通りな映画は実在する。日本って治安が良いな…と思わせる作品の数々だ。 アメリカ『ジーサンズ はじめての強盗』 年金が少ないから老人たちが強盗するという日本でやったら老害批判が爆発するであろう映画。一応 「勤め先が積み立てていた年金を買収によって銀行に奪われた。だから強盗で銀行から取り返す。」 という設定なので筋はちゃんと成立しているけど、そんなこと言ったら旧:社会保険庁が年金食い荒らしまくった日本ではクーデターでも物足りないぜ。 元々アメリカでは銀行強盗が庶民の英雄になる現象があった。南北戦争当時のジェシー・ジェームズや、大恐慌時代のジョン・デリンジャー、
累計出荷・ダウンロード数が6000万本以上の大ヒットゲーム「トゥームレイダー」を原作とした映画の最新作「トゥームレイダー ファースト・ミッション」の予告編第2弾が公開されました。2001年・2003年にアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化されていますが、リブートされた本作ではアリシア・ヴィキャンデルが主演を務めます。 TOMB RAIDER - Official Trailer #2 ララ・クロフトは考古学者でもある貴族リチャード・クロフト伯爵の娘。 幸福な少女時代を送っていましたララでしたが、彼女が10代のときに父は謎の失踪を遂げます。 父の失踪後、ララはイースト・ロンドンでバイク便の仕事をして生計を立てていました。 父の失踪から7年が経過し、21歳になったララは大学生になっていました。そんなとき、父がララに残したパズルを解いたことで、父の隠し部屋を発見します。 そこでララは、父親が残し
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