クラウド構築で注目が集まるCloudStackとは?:CloudStackによるプライベートクラウド構築術(1)(1/2 ページ) CloudStackは、オープンソースベースのIaaSクラウド構築・運用ソフトウェア。使いやすく、機能が充実していることなどから、大規模なデータセンター事業者や組織での導入が相次いでいる。本連載では、このソフトウェアをプライベートクラウド構築に活用する方法を紹介する 近年、「クラウド」という言葉がテレビコマーシャルでも流れるようになり、クラウドコンピューティングへの関心と利用が、IT業界のみならずほかのさまざまな業界に広がってきています。 クラウドコンピューティングは、インターネットを介して必要な計算機リソースやアプリケーションを、オンデマンドで利用することができるコンピューティングとサービスの利用モデルです。 クラウドを利用する側のメリットとして、必要な時に
連日のソニーグループを狙ったハッキング事件だけで100万件以上のパスワードが漏えいしているので、そのハッシュ化されてたり、されてなかったりするパスワードの分析や解析などを誰かやるだろうなァと思っていたら公開されていました。 Troy Hunt: A brief Sony password analysis 以下の観点について分析がなされています。 長さ 文字空間(文字の種類) 乱数 一意性 この中で興味深かったのは、パスワード再利用(Password reuse)についてでした。 ソニーグループの異なるデータベースで、同じメールアドレスの場合、同一アカウントと見なして、その2000アカウントでパスワードが異なるかどうかを調べた物です。 その結果、92%がパスワードを使い回しているという結果が出ています。私の想像よりも多いですね。 ソニーとGawkerで比較した場合でも67%が使い回しだと判
インターネットが登場した時もそうであったし、その昔はPCが登場し、分散コンピューティングが広がっていった時も同じ様な懸念が登場したが、いつの間にかそういう議論があまり語られなくなり普及していった、という歴史がある。 楽観的な意見が持つ人たちの間では、クラウドコンピューティングも同じパターンでセキュリティに対する懸念がいつの間にか消えてなくなる、と思う人が多い様である。 US Department of Health and Human Services (HHS)と呼ばれる政府の機関が発行した昨年の医療業界におけるネットワークに対する攻撃の内、情報漏えい等の実被害者が500人以上に及ぶ事件の件数が166件で、合計、4,905,768人の患者が影響を受けている、という内容が報告されている。
ソフトバンクテレコムは7月21日 、企業向けクラウドコンピューティングサービス「ホワイトクラウド」において、セキュアなデスクトップ環境をクラウド型で提供する「ホワイトクラウド デスクトップサービス」の提供を10月より開始すると発表した。 同サービスは、仮想化技術を用いてネットワーク経由でデスクトップの画像を配信するシンクライアント型のサービス。VPN接続や閉域網などのセキュアな環境下から、データセンター内のサーバ上に利用者ごとに割り当てられた仮想マシンにアクセスし、必要なデータはすべてサーバ上に格納されているため、セキュリティが強化される。 PCのほか、iPhoneやiPadなどのモバイルデバイスからも、同サービスにアクセスすることができる。 標準では、1クライアント当たりのハードウェアの容量は1OGBだが、5GB単位で追加することが可能。メモリの容量は購入するデスクトップパックの数量によ
「想定以上に使用するサーバー台数が増加する」 「管理コンソールのユーザーインタフェースがミスを誘発しやすい」 「Amazonの都合で仮想サーバーが再起動したことがあった」 「情報がすべて英語で、米本国との交渉が必要」 「クレジットカード払いなのが不便」 同社は2009年初めから、システム開発にEC2の仮想サーバーの利用を開始し、09年10月からは顧客企業向けのサービスもEC2上で稼働した。すでに80台弱のEC2仮想サーバーを利用し、コスト削減効果は3年間で5000万円を見込む。しかも単なるコスト削減にとどまらない効果がEC2にはあると語る。「当社は、マーケティング調査システムを自社開発しており、システム開発ユニットには委託先も含めておよそ20人のエンジニアが所属する。そのエンジニアの雰囲気が良くなったのは、EC2によって開発やテスト用サーバーを潤沢に使えるようになったためだ。当社は中国やフ
クラウドの最新情報を収集するため、3月23日に秋葉原で開催された「第29回ワークショップ~クラウドを支えるサービスと技術(2)」に参加しました。主催はグリッド協議会です。 全6セッションの中で、特に勉強になったのがオープン・ガバメント・クラウドコンソーシアム(OGC)副代表幹事 中村彰二朗氏の講演でした。以下、講演のメモです。 国内インターネットのトラフィックは年々ピークと平常の差が大きくなっている。ピークに合わせて設備を持つのは非効率。クラウドの利用が選択肢になっている。クラウドは一時的なブームではない。 これまでのIT投資は既存システムの保守運用にコストがかかっていた。 IT投資を利用率をベースに改善しなければならない。利用者から支持されるサービスを開発する事が重要。元請けから仕様書が来るのを待っているのではダメだ。発想が大事。利用者から支持されればビジネスになる。 米国政府には政府C
皆さんは「Hadoop」をご存じでしょうか。Googleの大規模分散処理技術を模したオープンソースソフトウエアで、安価なPCサーバーを連ねて数テラ~数ペタバイトのデータを解析できます。既に米国では、米Visaや米JPMorgan Chaseのような大手金融機関もHadoopを大規模に利用し始めています。2009年11月には日本にも「Hadoopユーザー会」が発足しました。 記者は2009年11月16日に開催された「Hadoop Conference Japan 2009」で、「データセンター視点で考えてみるHadoop」という簡単なスピーチをさせてもらいました。その内容が意外に好評だったので、本欄でスピーチを「誌面再現」してみたいと思います。なお、同イベントの他の発表については、記者が執筆した記事をご覧ください(関連記事:分散処理ソフト「Hadoop」のユーザー会が日本で発足、企業の導入が
2009/11/20 マイクロソフトは米国ロサンゼルスで行われたPDC2009の展示会場で、第4世代にあたる同社の最新のコンテナ型データセンターを披露した。年明けに正式にローンチするクラウドコンピューティングのプラットフォーム「Windows Azure Platform」を支える物理的なユニットの1つだ。 冷却水と電源、ネットワークポートだけを外部から供給すれば稼働するコンテナ型データセンター自体は、サン・マイクロシステムズ、IBM、HP、デルなど各社が取り組んでいて珍しくない。全世界の規格がほぼ統一されているため港湾施設、輸送システムなど既存インフラを活用した運搬で有利なことや、内部の熱設計を完全にコントロールできることなどがコンテナ型が採用される理由だ。 マイクロソフトのデータセンターを支えるハードウェアも、コロケーションによるサーバ設置からスタートし、専用ラック、コンテナ型と進化し
~Amazonとユーカリ、コアラが好きなのはどっち?~ Ubuntuで始めるクラウドコンピューティング Ubuntu 9.10には、EucalyptusをベースにしたAmazon EC2/S3互換の仮想化環境構築ソフトウェア「Ubuntu Enterprise Cloud」(UEC)が含まれています。早速試してみませんか(編集部) Ubuntu Japanese Team/株式会社創夢 吉田 史 2009/11/25 EucalyptusとUEC 10月29日にリリースされたLinuxディストリビューション「Ubuntu 9.10」(開発コードネーム“Karmic Koala”)には、「Ubuntu Enterprise Cloud」(UEC)という、Amazon EC2/S3互換の仮想化環境構築ソフトウェアセットが含まれています。 UECはUbuntu 9.10の主要機能の1つとして開発
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