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2009年1月13日のブックマーク (6件)

  • グラフェン使う2端子構造の新型メモリー素子、フラッシュの2倍超の高密度を目指す ― EE Times Japan

    グラフェン使う2端子構造の新型メモリー素子、フラッシュの2倍超の高密度を目指す(2009/01/06) グラフェン(graphene)を使う2端子構造の新型メモリー素子によって、フラッシュ・メモリーに比べて少なくとも2倍の記録密度を実現する――そんな研究に米Rice Universityが取り組んでいる。 グラフェンは、カーボン・ナノチューブと同様に、炭素原子が六角形のハニカム(蜂の巣)格子状に並んだ炭素材料の一種である。ただしグラフェンは炭素の単原子層によるシート状の材料であり、カーボン・ナノチューブのようにチューブ(円筒)状に形成する必要がなく、比較的容易に製造できる。すでに米IBM社などが、グラフェンを利用した超高速トランジスタの試作を進めている。これに対し今回、Rive UniversityのJames Tour教授率いる研究グループは、グラフェンによる2端子型のシンプルな構造

  • Linux用次世代ファイルシステム「btrfs」が統合へ - @IT

    2009/01/13 Linux向けの次世代ファイルシステム「btrfs」(バターファイルシステム)を開発する米オラクルのクリス・メイソン(Chris Mason)氏は1月12日、最新版のバージョン0.17をリリースした。btrfsはこのバージョンで、初めてリーナス・トーバルス(Linus Torvalds)氏が管理する開発版のカーネル2.6.29-rc1に取り込まれた。 btrfsはコピー・オン・ライトと呼ばれるテクニックを使った新しいファイルシステムで、2007年8月にオラクルが発表。大規模なストレージ管理に必要な機能を備えたファイルシステムを目指し、GPLで開発が進められている。コピー・オン・ライトにより、内容が同じである限り、実データの複製をディスク上に作らずにファイルやディレクトリを作成することができる。 例えばシステム全体のスナップショットを作成し、そのスナップショットに対して

  • 重複ファイルや不要なファイルを簡単に削除する「FileHammer」

    デジタルカメラで撮影した画像ファイルを,コンピュータのハードディスクに保存しているユーザーは多いだろう。気軽に保存できるだけに,いつの間にか大量の画像ファイルがハードディスクを占有していて,しかも重複しているファイルがかなり存在していることに気付くことがある。また,ハードディスクの増設などで,データのコピーや移動を繰り返しているうちに,複数のハードディスクに同じファイルが多数存在し,どれが不要なのかを整理するのにてまどうことも多いだろう。今回紹介する「FileHammer」は,こうした不要なファイルを効率よく整理するために役に立つツールだ。 FileHammerは,一定の条件を設定した上で不要なファイルを検索し,検索結果に基づいてファイルを削除(デフォルトでゴミ箱に移動)することができるツールである。設定できる条件の種類が多く(現在9種類),これらの条件を単独で,あるいは組み合わせて使うこ

    重複ファイルや不要なファイルを簡単に削除する「FileHammer」
  • 「国連」という錯覚

    国連の一部門であり,無線通信や電気通信分野における国際標準化の総山であるITU。そのITUにて1999年から2期8年にわたって事務総局長を務めた著者の回想録である。 国際的にも権威のあるITU事務総局長という役職ゆえに,書で語られるのは成功体験と思っていると肩透かしをらう。読み進めていくにつれて,行間から浮かび上がってくるのは著者の深いペシミズム(悲観主義)だ。それは著者が体験した,善意や良識が通用しない国際社会の非情さを示しているにほかならない。元郵政省のやり手官僚であり,橋龍太郎元総理からも「ワル」と呼ばれた著者をもってしても,このようなペシミズムに突き落とされる国際社会の現実にまず驚く。 著者は事務総局長に就任早々,第3世代携帯電話の標準化交渉に立ち会う。米クアルコムとスウェーデンのエリクソンの間の特許交渉に関して米国高官の政治圧力を受けるなど,政治と表裏一体の国際ルールの中

    「国連」という錯覚
  • [CES2009]米Cloud EnginesがNASアダプタを“クラウド”化,iPhoneアプリも用意

    2009年1月8日から米国ラスベガスで開催されている家電展示会「2009 International CES」において,ベンチャー企業の米Cloud EnginesがUSBストレージをNASにするアダプタ「Pogoplug」(写真1)を参考展示している。同種の製品は珍しくないが,社名が示す通りPogoplugはユーザー・インタフェースをCloud Enginesのサーバーに用意。内部的には,Pogoplugが持つWebサービスAPIを通じてファイルにアクセスする。これにより機能追加をWebアプリとして逐次実施できるなど,“クラウド”型のNASアダプタに仕上がっている。 Pogoplugは,ギガビット・イーサネット×1,USB 2.0ポート×1を装備するUSBストレージ用のNASヘッド。使い方は単純で,まずUSBポートにUSB接続の外付けハードディスクやUSBフラッシュ・メモリーなどを接続。

    [CES2009]米Cloud EnginesがNASアダプタを“クラウド”化,iPhoneアプリも用意
  • 清水理史の「イニシャルB」バッファローの無線LAN搭載フォトフレーム「PF-50WG/BK」

    第325回:バッファローの無線LAN搭載フォトフレーム「PF-50WG/BK」 DLNAサーバーやオンラインアルバムにも対応 バッファローから発売された「PF-50WG/BK」は、無線LANを搭載したデジタルフォトフレームだ。DLNAサーバーだけでなく、オンラインフォトアルバムの写真も表示できるなど、同製品の多機能な特徴に迫ってみよう。 ■ オンラインへの出入口が充実 昨年末、個人的にEye-Fi Shareカードを購入した。無線LANを内蔵したSDメモリカードで、デジタルカメラに装着することで、撮影した写真を無線LAN経由でPCやオンラインアルバムサービスに自動転送できる製品だ(詳細はこちらを参照)。 カメラによっては省電力設定をしないときちんと転送されなかったり、転送のタイミングがバラつくなど、少々クセのある製品ではあるのだが、こういった製品が登場してくると、オンラインのサービスが、そ