大和証券グループ本社と三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、および三井住友銀行(SMBC)は5月19日、大和SMBCキャピタル(DSCAP)の合弁事業を解消すると発表した。 大和証券グループ本社とSMFGグループは、2005年10月に両社のベンチャーキャピタル子会社である旧エヌ・アイ・エフベンチャーズ(NIF)、および旧SMBCキャピタル(SMBCC)を合併してDSCAPを設立し、共同で経営にあたってきた。 しかし、新規上場市場を取巻く環境の厳しさから、DSCAPの業績について厳しい状況が続くと予想。「合弁事業の開始前の関係に立ち返った上で、それぞれが投資事業を展開していく方が、双方のグループ価値を高められる」と判断し、合弁事業の解消に至った。 合弁事業の解消は、7月1日を予定。大和証券グループとSMFGは、DSCAPの事業を両社の出資比率にあわせて60対40で引き継ぐ。DSCAPは