“蒸しながら焼く”魚焼き器、「スチームロースター」が注目を集めている。特徴は、波型プレートの両脇に水を入れるスチームポケットが付いていること。蒸気で蒸しながら焼きあげることができる。IHにも使えるのが便利だ。発売元のオークス(新潟県三条市)によると、7月1日の発売以来約2カ月で当初見込みの3倍近い数を売り上げ、好評だという。 内食や健康志向が高まっており、夕食に焼き魚を食べる比率が10年前に比べ増加していることや、タジン鍋やレンジなどを使った蒸し料理が話題になっていることに同社は着目。“蒸しながら焼く”新しいタイプの魚焼き器を開発したという。肉や野菜、しゅうまいなどの調理が可能。新潟医療福祉大学の実験では、鮭の切り身を蒸し焼きにすると、焼いたときに比べ、2倍の柔らかさに仕上がるという結果が出ている。また、調理時間も短縮でき、例えば鶏肉を焼いた場合、焼くだけだと14分かかるのに対し、蒸しなが