国交省が3役による「検討会議」と3省による「調整会議」もスタート 国土交通省は、整備新幹線の整備に関する基本方針を決定するとともに、自治体やJRなど関係者との調整を行う会議を設置して具体化に向けた検討に着手した。同省は政権交代後、政務3役を中心に成長戦略会議などを通じてハブ港湾、空港の重点化対策など事業の見直しを行っており、その一環。整備新幹線の整備については、新幹線の整備・開業に伴う並行在来線や貨物鉄道維持のあり方などどのような支援策を打ち出すのか、関係者は注意深く見守っている。 ●整備新幹線問題検討会議と調整会議 国交省は昨年12月の政務3役会議(大臣、副大臣、大臣政務官)で「整備新幹線問題検討会議」と、関係省を含めた「整備新幹線問題調整会議」の設置を決めた。 「検討会議」は、整備新幹線の整備に関する基本方針や当面の整備方針を決定するもので、前原誠司大臣など6人の政務3役をメンバーとす