ロンドンの大英博物館で、江戸時代に数多く描かれた春画の浮世絵などを集めた特別展が3日から始まりました。 特別展では、江戸時代に数多く描かれ庶民に親しまれた春画の浮世絵など、300点余りが展示されています。 19世紀から浮世絵を収集してきた大英博物館は、4年前から日本やアメリカなどの美術館や研究者と協力して展示する作品を選び、準備してきました。 女性が少しはだけた着物姿で針仕事をする様子を描いた喜多川歌麿の作品や、竜の住む城から宝石を持ち出したという海女の昔話を題材にした葛飾北斎の作品などが、絵のモチーフや、当時の時代背景の説明とともに見られるようになっています。 家族連れなどに配慮して大英博物館は、16歳未満の見学者は、保護者の同伴が必要という条件を付けて開催しました。 大英博物館の日本セクションの責任者ティム・クラークさんは「春画は、性の描写とその美術的な美しさで世界の美術の中でも例の無