ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (20)

  • 自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記

    まさかと思いますけど、「自分の強みを活かして勝負する」のが「いい作戦だ!」と思ってる人はもういませんよね? この「自分の持っている価値あるものを活かして○○する」という発想法のリスクや限界については、しっかり意識しておいたほうがいいです。 だってこれ、あきらかに「供給者視点」であって「消費者視点」じゃないでしょ。 そこが致命的なんです。 ↓こう書けばわかるかな。 供給者視点=自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発! 消費者視点=消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他社の技術を集めてでも開発! どうですか? 前者と後者の典型的な会社名、すぐに思い浮かぶでしょ? 前者は「差別化が大事」とか思ってるけど、後者は差別化なんて気にもしてない。 「差別化」ってのは対競合の視点であって、対顧客の視点の言葉じゃないから。 競合と顧客、まずはどっちを見るべきなのか、よくよく考えたほうがい

    自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2013/03/13
    自分の強みを活かすというアホらしい発想
  • リバース・イノベーションについて、ようやく理解した - Chikirinの日記

    前回、「これからは車が大きく変わるよん」と書いたけど、それとも絡み、最近読んで非常に示唆深いなと思ったがこちら。 リバース・イノベーションposted with amazlet at 16.08.08ビジャイ・ゴビンダラジャン クリス・トリンブル ダイヤモンド社 売り上げランキング: 14,734 Amazon.co.jpで詳細を見る → キンドル版 → 楽天ブックス 趣旨は、「これからのイノベーションは新興国で起こりますよ」ってこと。 これ、当にそうだと思うんだよね。だって、日て2050年には65才以上が人口の40%みたいな社会になるんですよ。 そんな国で、新興国の20代、30代向け商品の開発ができるわけないじゃん。 日ほどでなくとも、他の先進国も高齢化します。その上これからは、新興国の人も高い教育を受けられるようになります。未来の世界をあっと言わせるイノベーションの半分は、彼ら

    リバース・イノベーションについて、ようやく理解した - Chikirinの日記
    vladimir3232
    vladimir3232 2013/02/14
    リバース・イノベーションについて、ようやく理解した
  • 仕事の超重要スキル その2 - Chikirinの日記

    前回に引き続き、ビジネスパーソンに求められる超大事な仕事のスキル。マルチタスク・マネジメントに続く二番目の重要スキルはコレ↓ 2.生産性の高い伝え方を身につけること 皆やたらとコミュニケーション能力という言葉を使いますが、それって概念が広すぎます。“仕事がデキル”とか、“有能な人”などと同じで漠としすぎ。 コミュ系のスキルの中で、私が最も大事だと思うのは、生産性の高い伝え方を身につけることです。 簡単にいえば、「言いたいことを、ちゃっちゃと相手に伝えるスキル」です。 だいたいね。 「5分も話してるのに、何が言いたいのか全然わからん奴」とか、ビジネスパーソンとして成り立ってないです。 そして、伝え方の生産性を高くするための第一歩は「伝える方法の選択」なのに、これを意識して選んでない人が多すぎます。 伝える方法には 1)会って直接話す 2)電話で話す 3)メールで伝える 4)FB メッセージ、

    仕事の超重要スキル その2 - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2013/02/12
    仕事の超重要スキル その2
  • 来年の抱負) やらないことを3つ決めよう! - Chikirinの日記

    いよいよ年末ですねー。 お正月休みの間に来年の目標を考えよう!という方も多いでしょう。そういう方に、ちきりんからの提案です。 来年の目標は、「今年は○○をやる!」ではなく、「今年は○○をやらない!」という形で決めてみてはいかがでしょう? ビジネスの戦略には「戦略とは、やらないことを決めること」という趣旨の記述がよくあります。 やらないことを明確にしておかないと、結局は「アレも大事、これも大事、おっと、こっちも忘れちゃならない」みたいになり、結局すべてやることになります。その結果、何もかも中途半端になってしまうのです。 やらないことを決めるのは、ビジネスだけでなく、ほぼすべての組織、そして個人にとって有用な目標の立て方です。 だってね。 私たち人間にとって、最も平等に与えられているのは時間です。 お金や能力、容姿の良し悪しはもちろん、環境も、更に言えば健康状態でさえ、かならずしも平等ではあ

    来年の抱負) やらないことを3つ決めよう! - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2012/12/30
    来年の抱負) やらないことを3つ決めよう!
  • アメリカは普通の先進国になるのかしら? - Chikirinの日記

    オバマ大統領の再選が決まりました。初の黒人大統領を生み出した 4年前の熱狂と比べると、なんとも渋い勝利でした。 んでもって気の早いちきりんとしては、既に4年後の大統領選が大変に楽しみです。 なぜかというと・・・ ご存じのようにアメリカでは二大政党が政権を取り合っています。その違いは、ざっくり言うとこんな感じです↓ <共和党・Republican> ・保守層が支持 (神が人を作った、中絶反対、家庭教育や道徳教育が大事など) ・小さな政府志向 (減税、規制緩和賛成、社会福祉の充実反対、銃規制反対など) ・支持産業 (農業・畜産業、資源系、軍需産業、その他、歴史の長い産業) ・“アメリカは世界の盟主”的外交姿勢 (中国と世界を分け合うなんてありえない。国連なんてゴミ、他国を助ける必要はない) ・富裕層の支持が大きい ・南部・中央寄りの州で支持が高い(red states 赤い州) ・今回の候補者

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    vladimir3232 2012/11/08
    アメリカは普通の先進国になるのかしら?
  • 家電業界が誇る経営軽視の歴史 - Chikirinの日記

    シャープ、パナソニック、ソニーと、今は亡き三洋電機に続き、日を代表する家電メーカーが揃って大変な状況に陥っています。今日は、彼らがここまで落ちてきた歴史について、まとめておきましょう。 1.流通に価格決定権を明け渡し、その状態を放置した 振り返れば家電各社の凋落は、20年以上前、いわゆる量販店に価格決定権を握られ、その状況を長らく放置してきたことから始まっています。 その昔、家電製品の大幅な値引き販売をするダイエーに怒ったパナソニック(当時は松下)が、ダイエーへの商品供給をストップするという事件もありました。けれど全体としては、メーカーは量販店の販売力の巨大さにひれ伏し、主力商品の価格決定権を易々と流通に明け渡してしまいました。 この時から、商品が飛ぶように売れても、そこから厚い利益を得て、次の画期的商品の開発原資とする、というサイクルが回らなくなったのです。 流通に価格決定権を握られな

    家電業界が誇る経営軽視の歴史 - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2012/11/05
    家電業界が誇る経営軽視の歴史
  • 技術立国ニッポン!に関するちきりんのツイートまとめ  - Chikirinの日記

    山中伸弥先生のノーベル医学生理学賞受賞が決まりました。スゴイですね! 業績から言えば“受賞して当然”なのでしょうが、ノーベル賞はタイミングもあり、今年絶対とは誰にも言えません。毎年発表前にあわあわしながら待っていた関係者の方は、心からほっとされたことでしょう。当におめでとうございます。 そして今日は、シャープの株価が41年振りの安値を付けています。象徴的だなと思います。ふたつのニュースを併せてみながら、「これから日は、技術べていける国になるんだろうか?」ということについて、しばし考えてしまいました。 昨日、今日とこの件についてたくさんつぶやいたので、まとめて掲示しておきます。 追記) iPS細胞分野におけるアムジェンみたいな企業が、日からでると、みんな思ってる? ツイート中にでてきたのも含め、過去関連エントリをまとめておきます ・ES細胞論文捏造事件 ・企業内分業のススメ ・先進

    技術立国ニッポン!に関するちきりんのツイートまとめ  - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2012/10/10
    技術立国ニッポン!に関するちきりんのツイートまとめ
  • 市場を創るということ PART 2 - Chikirinの日記

    先日、クックパッドのやさい便の話に絡めて、「市場を創ると言うこと」というエントリを書きましたが、ちきりんはこの「市場」という概念が大好きです。 やさい便に限らず、現代社会では基的なトレンドとして、すべてのものは「市場化」する方向に向かっています。 金融でいえば、銀行が資金の仲介をする間接金融(専門家による仲介)から、株式市場やベンチャーキャピタルを通じて資金調達をする直接金融(専門家による市場取引)へ、さらには、資金の出し手と受取り手、双方の資格制限が外されたクラウドファンディング(全員参加型の市場取引)へ、といった具合です。 雇用に関しても、昔は「時代と共に幸せに」に書いたように、学校の先生の紹介で就職先が決まることも多かったし、大学生でさえ理系はつい最近までそれが主流だったと思います。それが今や、新卒採用は「全学生」と「全企業」が直接、需要者、供給者として総当たり戦を行っています。

    市場を創るということ PART 2 - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2012/10/04
    市場を創るということ PART 2
  • 会社が倒産したらどうなるのか、知っておきたい・・・ - Chikirinの日記

    時々、「こういうがあったら読みたいなー」というの企画を思いつく。最近、これはイケるんじゃないかと思ってるのはこんな↓ <タイトル> 『まさか、うちの会社が潰れるなんて!』 〜その時、一般社員が体験したこと〜 <内容> まさかと思っていた自分の会社が潰れた。まだ入社3年目なのに! もう40代半ばなのに! ローンも教育費も残っているのに! 一流企業に勤めて順風満帆だった会社員生活が一気に暗転したその日、社員達は何を見、何を感じ、どう行動したのか? バブル崩壊後の大型破綻企業の中から22社と1団体を厳選、当時在職していた、若手、中堅社員たち、各社各5名へのインタビューを通して、「会社が潰れたとき、社員にはどんな影響が及ぶのか、生活はどう変わったのか」を赤裸々に明らかにするインタビュー集。 「他人事じゃない・・・」、「うちの会社が潰れたらどうなるんだ?」と気が気ではない日全国の会社員の方、

    会社が倒産したらどうなるのか、知っておきたい・・・ - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2012/09/07
    会社が倒産したらどうなるのか、知っておきたい・・・
  • 医療を基幹産業にする、という発想 - Chikirinの日記

    少し前のことになりますが、医師である北原茂実先生の講演を聴きにいきました。合計5時間、ひとりで話しまくられ、その勢いに圧倒されました。話の内容も刺激的で、メモが10ページにもなりました。 北原先生は八王子の医療法人社団KNIの理事長、つまり医療法人の経営者です。マスコミで取り上げられることも多いので、ご存じの方もあるでしょう。病院システムの抜的な改革や、医療制度の改革案などにつき、積極的な提言をされています。 その主張は極めてユニークで、加えて、実際にそれらを実践されている姿勢にもとても感銘を受けました。今日はその内容の一部をご紹介したいと思います。 <主張その1:医療を産業として認知せよ> 厚生労働省は医療費総額が28兆円であった1997年に、「このままいけば、医療費は2006年までに59兆円に達する」と発表しました。しかし2006年から4年も後である2010年現在、日の総医療費は3

    医療を基幹産業にする、という発想 - Chikirinの日記
  • ビバ道州制 - Chikirinの日記

    ちきりんは2年前に「日が採用すべき10個の政策」について書いていて、その中で道州制を支持をしています。今日は「道州制」についての、ちきりんの考え方をまとめておきます。 <道州制のマイ定義> いろんな方が提案しており、「どれが正しい定義か」というのはありません。ちきりんがイメージしているのは、下記のようなものです。 ・国は外交、国防、憲法、天皇制に関することのみを業務として担当。 ・現在、国が担当しているそれ以外のことはすべて「道州」が担当する。(例:税制&税率、教育、社会福祉、雇用規制、移民規制、公用語の設定、医療制度、その他) ・全国は5〜8個くらいの道州に分かれる ・その下に、住民サービスを手がける基礎自治体(今の市のレベル、大都市では区のレベル)が存在する ・結果として、国会議員の数は100名以下でいいし、霞ヶ関もほぼ解体。道州の長は直接選挙がいいと思います。 <道州制支持の理由>

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    vladimir3232 2012/04/19
    ビバ道州制
  • 間欠泉的キャリアの薦め - Chikirinの日記

    10日間ほどセブ島の英語学校に滞在していました。日から来ている生徒さんは、春休み中の大学生と、30代、40代の社会人が半々程度。 そのうち社会人の方と話していて「なるほど!」と思ったのは、その多くが転職の合間の留学であり、かつ、次の仕事を見つけることにほとんど不安のない人たちだと気づいた時でした。 今の日で、退職して語学留学するなどインターバルをあけても再就職に困らないのは、どんな職業でしょう? ひとつは、医療・介護系です。看護士や薬剤師はもちろん、介護士、保健士、医療関係の技師、理学療法士、言語聴覚士などのリハビリエキスパート。この分野は圧倒的な需給ギャップがあり、どこもかしこも常に求人がかかっています。 なので、いったん会社を辞めてブランクをつくっても、次の仕事には困らない。海外英語を勉強しにいったり、旅行をしたり、リフレッシュしてから次の仕事転職する、ということが可能になるの

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    vladimir3232 2012/04/16
    間欠泉的キャリアの薦め
  • キャリアのVSOP - Chikirinの日記

    誰に聞いたか、何で読んだのか、覚えてないのですが、ずっと昔に聞いて「なるほどその通りかも。おもしろい!」と思ったのが「キャリアのVSOP」という話。 VSOPはブランデーの等級を表す言葉ですが、それにひっかけ、各年代でどうキャリアを積んでいくべきか、アドバイスする話です。 <V:20代はバラエティ> 20代で大事なことは、とにかく多彩な経験を積むこと。 自分が何に向いているか、やってみないとわからない。 あまり頑なに「自分はこれが向いているはず」と思い込み、それ以外のコトは見ない、触れない、みたいな生活をしないこと。 小さい頃から憧れてた職業に就くこと以外なにも試さない人がいるけど、世間をまったく知らない子供の頃の夢に固執しすぎるのもどうかと思う。 それは天職かもしれないが、単なる子供っぽい思い込みかも知れないのだから。 20代にあれこれやってみるのは、決してリスクなんかじゃない。 多彩な

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    vladimir3232 2012/04/15
    キャリアのVSOP
  • エンジニア人生のリアル - Chikirinの日記

    セブ島のビーチで読んだ『世界で勝負する仕事術』〜最先端ITに挑むエンジニアの激走記〜がおもしろかった。 著者の竹内健氏は、1967年生まれ、東大工学部から「誰もやっていないことをやりたい」と研究者を目指して修士課程に進学。 「企業への就職など考えてもいなかった」のに、東芝の企業訪問に誘われ、ちょっと行ってみたら舛岡富士雄氏の熱いトークに感激し、一転、就職することを決めます。 しかし「入社したら話が全然違った!」、理想と現実はかけ離れており、入社後は延々と誰でもできる単純作業をやらされるはめに・・。 ・・超ありがちな話ですね。 少々優秀でも、学生なんて社会人の熱い言葉にはコロッとだまされるし感動するし、志高く入社してみたらすべてが嘘ばっかりだし。今でも竹内氏と同じ思いをしている学生さんは、毎年 3000人くらい、いそうです。 その後、氏は「執念で雑用からはい上がる」と決め、「突然の研究所閉鎖

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    vladimir3232 2012/04/13
    エンジニア人生のリアル
  • Opportunity, Tool or Duty - Chikirinの日記

    縁あってセブ島で、英語学校に体験留学しています。寒くて花粉が舞う冬の東京から、明るく暖かいセブに移り、「やっぱり冬は南の島ですごすに限る」と実感。いろいろ「ひえー」なことはありつつも、楽しくすごしています。 今日、初めてのレッスンで先生が“ What is English to you ? ”という質問を投げかけてきました。 皆さんなら、この問いになんと答えるでしょう? 私はなにげなく“ It's a tool to communicate with people in other countries. ”と答えました。日人としてはきわめて一般的な答えだと思います。 でもその後で、「今、世界中の人が、必死で英語の勉強を始めている」という内容について先生とディスカッションをしながら、ちきりんは「そうか、だから日人はなかなか英語が巧くならないんだ」と理解しました。 今、中国でもインドでも、

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    vladimir3232 2012/04/12
    Opportunity, Tool or Duty
  • どの常識の世界で生きるか - Chikirinの日記

    以前、知り合いの起業家から聞いた話がとても印象深く、記憶に残っています。 彼は若い頃から起業を志しており、その思いはブレることなく 20代で起業、今も順調に会社を育てています。今は IPOも実現し、上場企業の社長になっています。 この会社、最近は海外展開も始めているのですが、そのきっかけとなったのが、「海外起業家との交流」だったそうです。 彼が初めてアジアの起業家が集まるカンファレンスに出席した時、交流会での起業家間の会話において、 最初の質問は常に「あなたの会社のビジネスモデルは?」というもの、 そして、二番目の質問が「で、その事業は何カ国で展開してるの?」だったというのです。 彼が最初の質問に答えて自分の事業の説明をすると、みんな「おー、それはユニークなビジネスモデルだ。おもしろいね!」と言ってくれる。 ところが二番目の質問に彼が「今は日だけでやってる」と答えると、みんなが「へっ!

    どの常識の世界で生きるか - Chikirinの日記
    vladimir3232
    vladimir3232 2012/02/20
    どの常識の世界で生きるか
  • 今年のキーワードは「見限る」 - Chikirinの日記

    年末に取材を受けたプレジデント誌 2012年 1/2号 で「今年のキーワード」を教えてくださいと言われ、ちきりんは「見限る」と答えました。 昨年来、多くの人がいろんなものを“見限り始めた”と感じたからです。 日人は世界で稀なほど“お上”や“権威あるメディア”への信頼度が高い国民ですが、昨年起こった福島の原発事故を経て、いよいよそれらを「見限った」人も多いでしょう。 将来、他の原発で何か起こった時、政府やNHKが「爆発はしません!」「メルトダウンなんてありえません!」、「直ちに健康に影響はありません!」と連呼しても、それを素直に信じる人は相当少なくなりそうです。 原発事故は、霞ヶ関、永田町、そして経団連を含めた既存の政治体制、日の権力当事者に対する不信感も大きく増幅させました。 それにしても、原発事故が起こった時、リーダーシップの“リの字”も見せなかった監督官庁、経済産業省にはあきれまし

    vladimir3232
    vladimir3232 2012/01/17
    見限るその1
  • 中途半端に変わる必要はないです。そのままどうぞ! - Chikirinの日記

    一つ前のエントリで、今年のキーワードは「見限る」だと書きました。今日はその続きです。 何かの問題を解決する方法には、状況を「改善する」アプローチと、状況を「見限る」アプローチがあります。ちきりんは、後者の方が、圧倒的に早くよい結果につながると考えています。 たとえばグローバル化の進展を見越し、海外大学への進学を目指す高校生が出始めています。この状況において東大など日の一流大学がチマチマと改善を進めるよりは、「改革が全く進まず、結局何も変わらない」状況に陥ったほうが、日のためになります。 なぜならその方が、より多くの高校生が「こりゃアカン!」と理解して、海外の大学を目指すようになるからです。東大が9月入学を始めたり、ほんのちょっと英語の授業を増やしても、そこで得られるものは、MITやスタンフォード大学への進学で得られるものにはほど遠いです。 だったらしょうもない改善が行われるより、「東大

    中途半端に変わる必要はないです。そのままどうぞ! - Chikirinの日記
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    vladimir3232 2012/01/17
    見限る。
  • スポンサード・シティ(新型企業城下町)のススメ - Chikirinの日記

    最近、コンパクト・シティとかスマート・シティという言葉をよく聞きます。高齢化や過疎地対策として、エネルギー問題解決の手法として、さらに最近はゼロから街を設計する必要がある地域がでてきたりで注目度があがっています。 コンパクト・シティとは徒歩や自転車、バスなどで生活できる(つまり“マイカー”に依存しないでやっていける)街のこと、スマート・シティとはITや高速通信網を利用して、エネルギー、交通、生活支援システム等が最適化される街、といったイメージでしょうか。 これらは高度成長&人口増加時代の“ダム、空港、高速道路、埋め立て”などに替わる“新型公共事業”ともいえ、新法ができてモデル都市にでも指定されれば大型予算が付くかも!?なので、みんな虎視眈々と狙っているわけです。 しかも昔型の公共事業だと「儲かるのはゼネコンと重電メーカーばかりなり」だったけど、コンパクトシティやスマートシティで儲けられる業

    スポンサード・シティ(新型企業城下町)のススメ - Chikirinの日記
    vladimir3232
    vladimir3232 2012/01/12
    面白い発想。
  • ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記

    会社で働いていた頃、「この人、すごいっ!」と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、「超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち」です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には「作る」+「整える」という二段階の作業が必要です。 最初の「作る」は「中心的な価値」を生み出す作業で、 後半の「整える」は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この「作る」から「整える」に移行するタイミングを「まとめに入る」と呼びます。 たとえば 10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の 9日間は「まとめ」についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは「まとめ」を意識して「落としどころ」を探りに入る人もいます。これ

    ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記
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