スポーツナビ | サッカー｜Jリーグ｜コラム｜長谷部、プロ初先発で味わったほろ苦さを糧にプロ初先発にして退場処分というほろ苦い思い出を糧に、長谷部はその後、日本を代表するＭＦへと駆け上がった【WEEKLY SOCCER DIGEST】 今年で１９回目を数えるＪリーグヤマザキナビスコカップ。 同大会にまつわる、それぞれの「初めて」を語らう「My First Story」。第７回は、浦和レッズ時代にＪリーグヤマザキナビスコカップの試合でプロ初先発を飾りながらも、退場処分となったほろ苦い思い出を持つ長谷部誠（ボルフスブルク／ドイツ）に話を聞いた。 ■「オフトから『長谷部、お前が行け』と指名されて……」 ２００２年に藤枝東高から浦和に加入した長谷部誠は、当時まったくの無名選手だった。 加入当時に浦和の監督を務めていたハンス・オフトは長谷部の才能をいち早く見抜いて、ルーキーイヤーからリーグ戦に全試合帯同させた。しかし、あくまでも“控えの控え”の扱いで、一度もベンチ入りすらさせなかった
