ハイテク製品に不可欠なレアアース(希土類)の価格が急落している。液晶パネルの研磨材に使うセリウムの輸入価格は7月に付けた最高値から約5割下落した。光学ガラスに使うランタンも同約3割安い。生産シェアで9割を占める中国の生産・輸出規制を背景に軒並み高騰していたが、日本企業を含む需要家が高値を嫌って使用量を大幅に削減。需給の逼迫感が薄らいできた。レアアースはオーストラリアや北米など中国以外の鉱山開発
東京大学の加藤泰浩准教授と海洋研究開発機構などの研究チームは、太平洋の海底でレアアース(希土類)の巨大鉱床を発見した。推定の埋蔵量は陸上の1000倍に達する。レアアースの生産量は9割以上を中国が占める。発見した鉱床を開発できれば、資源供給の多様化や安定につながる。成果は4日、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンスの電子版に掲載される。新鉱床はハワイの東西に広がる中央太平洋と、タヒチの東側に位置する
九州工業大学の岸根順一郎准教授は、ハードディスクドライブ(HDD)など磁気記録媒体の情報量を無限大に増やせる可能性がある新しい物理現象を発見した。現在の記録媒体は「1」「0」という2種類の信号(ビット)で情報を蓄えるが、複数種類の信号で記録できるようになる。早期の実用化を目指す。ロシアの
ソフトバンクは26日、孫正義社長が提唱している大規模太陽光発電所(メガソーラー)を全国に10カ所程度設置する計画について、専門の事業会社を設立する方針を決めた。計画に賛同する地方自治体から発電所の候補地が挙がっており、一部では今年中に着工、来年にも発電を始めたい考えだ。孫社長は事業会社について「ソフトバンクの子会社にする。2、3カ月以内
【シリコンバレー=奥平和行】半導体世界最大手の米インテルは4日、立体的な構造のトランジスタを使ったMPU(超小型演算処理装置)の量産を年内に始めると発表した。同社従来品に比べて大幅な性能向上や省電力化を実現できるのが特徴で、性能を据え置けば電力消費量を50%以上削減できるという。サーバー向けやパソコン向けに幅広く新技術を活用する。これまで50年以上にわたって半導体チップの上に形成するトランジス
体に備わる免疫の仕組みを使いがんをたたくがん免疫薬「オプジーボ」などの効き目を予測し、過剰な投薬を避けるための研究が相次いでいる。東北大学などは免疫細胞が分泌する特定の分子ががんの…続き 磨いた「確信」 がん克服に光 本庶氏ノーベル賞授賞式 [有料会員限定] がん免疫薬、投与の「やめどき」研究へ 全国40病院 [有料会員限定]
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続き トヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く