【パリ=作田総輝】AFP通信は5日、中国出身の孟宏偉・国際刑事警察機構(ICPO)総裁がフランスから中国へ一時帰国した後に行方不明となり、フランスの司法当局が捜査を始めたと報じた。 複数の仏メディアによると、孟氏が9月29日に中国に行ったまま連絡がつかなくなったとして、フランス国内に住む家族が仏当局に届け出た。仏紙ル・モンドは、中国当局が何らかの理由で孟氏の身柄を拘束している可能性があるとする仏当局の見方を伝えた。 孟氏は、中国公安省(警察)の次官だった2016年11月、中国人として初めてICPO総裁(任期4年)に選出された。公安畑が長く、現在も公安省の次官ポストを兼務している。 ICPOはインターポールとも呼ばれ、本部は仏南東部リヨンにある。国際犯罪の捜査連携を目的とし、逃亡犯罪者の手配書を発行するほか、指紋など様々な情報をデータベース化し加盟国に提供している。約190の国・地域の警察機
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