成果発表会では、50mの距離を目標に歩行を披露。途中休憩を挟みつつも無事ゴールした他、さらに20~30mほど離れた会場の端まで完走した。報道陣から感想を尋ねられた乙武さんは「最高です。僕一人でここまで来たわけではなくて、チームで試行錯誤を重ねた。それがこの距離に表れたので胸がいっぱいです」とコメントした。 「車椅子より二足歩行が上」ではなく、あくまで選択肢 乙武さんは、二足歩行について「あくまで選択肢」と語る。「車椅子よりも二足歩行が上というイメージはなく、オプションを増やしたい。多くの方が二足歩行で生活する中で、車椅子であったり歩き方が違うとつい視線を向けてしまう。仕方のないことだが向けられる方はストレスになる」と述べ、「街の中に溶け込みたいニーズがある。そのためのオプションを実現していく」とプロジェクトの意義をアピールした。 同プロジェクトは成果発表会をもってミッションを完了する予定だ