安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会の費用を補填(ほてん)した問題をめぐり、安倍氏が25日に国会で一連の経緯を説明する方向で与党が最終調整していることが23日、分かった。与党は衆参両院の議院運営委員会で公開で質疑を行い、テレビ中継も検討している。 国会関係者によると、安倍氏は23日、自身のこれまでの答弁について国会で説明したいとの意向を伝えた。安倍氏は秘書から補填を聞かされていなかったと説明し、首相在任中に「補填した事実は全くない」などと答弁していたことを訂正する見通しだ。安倍氏は18日、記者団に「国会に対しても誠実に対応していきたい」と語っていた。 立憲民主党の安住淳国対委員長は23日、安倍氏による国会での説明が早期に実現するならば、野党が求める予算委員会への招致にこだわらない姿勢を示した。 東京地検特捜部は21日に安倍氏を任意で事情聴取していた。特捜部は24日にも
![安倍前首相、25日に国会説明で最終調整 秘書、24日にも刑事処分](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/706b4dbd591d79328052e52c14909659a7e650b3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2F39u3vtQqQvbTHQz-34jkPxE4c8s%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F3PUOUP2MAZMBJPU2U4KFLQWPFY.jpg)