黒い煙を上げて炎上する機体=2023年8月23日、Ostorozhno Novosti提供の動画から・ロイター(透かしが入っています) タス通信は23日、ロシア西部トベリ州で自家用ジェット機が墜落して乗客ら10人が死亡し、乗客名簿にロシア政府に対して反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏(62)が含まれていると伝えた。ワグネル関係者が管理しているとみられる通信アプリ・テレグラムのアカウント「プリゴジン2023」は、プリゴジン氏の遺体が確認されたと伝えた。 ワグネルが関与するメディアは、具体的な根拠は示していないが、ジェット機は地対空ミサイルで「ロシア軍に撃墜された」と指摘した。米シンクタンク「戦争研究所」は23日、ワグネルを排除するための最終段階として、プリゴジン氏が暗殺されたとした上で、「プーチン大統領がほぼ確実に軍にプリゴジン氏のジェット機の撃墜を命令し