ハーバードの授業の成績評価は、およそ半分がケーススタディを議論する「授業への貢献度」で決まる。 学生はアメリカ等の競争の激しい大学でいわゆる「全優」に近い成績を修めてきたような者が多いので、レポートの提出や筆記試験で大きく差をつけることは難しく、結果成績を大きく左右するファクターは「授業への貢献度」ということになる。ネイティブがひしめく教室で、大声で自分の意見を主張し、教授からの反論や、クラスメートからの批判に的確に答えていくことは、非常に精神的苦痛を伴う加圧トレーニングのように感じる。また、全ての発言は教授の横に座っているTA(ティーチングアシスタントと呼ばれる博士課程の学生)によって都度評価され、回数とその質に応じてシビアな点数付けがなされていく。 そもそもケースメソッドは、ネイティブであったとしても苦戦するぐらいなので、ノンネイティブはとても苦労することになる。取り組み始めた当初は、
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