6月17日から18日にかけて、韓国・ソウルで「OECDインターネット経済の将来に関する閣僚会合」が開催された。そこで、Information and Communication Technology(ICT)の活用による、地球環境問題等のグローバルな社会課題への対応などを盛り込んだ「ソウル宣言」が採択された。 同会合には、通信・放送等の融合を議題とする閣僚ラウンドテーブル「融合からの便益」に、増田寛也総務大臣が議長として出席。増田大臣は、日本における取り組みを紹介し、ブロードバンドの普及に伴いサービスの融合が進むにつれ、従来の規制・政策枠組みの見直しが必要となっているとの認識を発表。今後の情報通信政策や包括的な消費者保護のあり方について提言を行った。 また、今回採択された「ソウル宣言」は、ICTが現在の経済社会活動にとって不可欠な基盤となっていることを踏まえた上で発案されたもの。ICT政策
「学校裏サイト」問題が昨年ごろからクローズアップされている。「いじめの温床」とも報じられ、6月11日に成立したいわゆる「青少年ネット規制法」の議論の発端になった。学校裏サイトとはどんなサイトで、誰が管理しているのだろうか―― 「裏サイト」はネガティブなイメージで語られるが、実態は、同じ学校の仲間たちが集まる掲示板に過ぎない。学生・生徒が一般の掲示板サービスを使い、自分の学校の専用掲示板を作成。学校でのおしゃべりと同様、宿題や授業、部活などについて話し合ったり、時に悪口をささやいたりする。 学校の公式サイトではないという意味で「裏」サイトと呼ばれ始め、マスコミを通じてその呼び名が広がったが、「公式ではない学校掲示板」と呼ぶ方が正確かもしれない。 そういったサイトの多くは、無料掲示板サービスを使って作られている。携帯電話専用掲示板が利用されるケースが多いようだが、PC・携帯電話兼用サービスが利
オープンソースのWebブラウザFirefoxの普及推進サイトSpreadFirefoxは2008年6月18日(現地時間),Firefox 3の公開後24時間のダウンロード数が800万件を超え,目標としていた世界記録を達成した達成したと発表した。 Firefoxを公開している米Mozillaは,Firefox 3の公開日6月17日を「Download Day」と定め,公開後24時間のダウンロード件数で世界記録樹立を目指していた(関連記事)。 SpreadFirefoxによれば,今後Guiness Bookの審査員によるダウンロード・ログのレビューが行われ,数日後には審査結果が出る予定という。 Mozillaが公開しているダウンロード・カウンターによれば,日本時間6月19日午前8時30時点でダウンロード件数は940万件を超えており,日本からのダウンロード数は42万件以上となっている。 また日本
「ネット関連技術の進歩に対応した著作権法制度を整える必要がある」。NPO法人エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワークが開催した第5回シンポジウム(2008年5月31日開催)で角川グループホールディングス代表取締役会長の角川歴彦氏が指摘した。コンテンツ産業の振興に尽力してきた同氏は,コンテンツ・ビジネスの広がりを総括した上で,ネットでのコンテンツ流通やネット・ベンチャーの振興を後押しする法律である「ネット法」新設の意義を述べた。以下は同氏の基調講演の要約である。 デジタル・ネットワークが新しいコンテンツ・ビジネスを生む 著作物を利用したビジネスにはいくつかの形態がある。映画業界を例に取ると,映画館で映画を上映するのが1次利用である。これに続き,映画をDVDなどのパッケージ形態で販売やレンタルするのが2次利用である。DVDの販売やレンタルは,すでに映画会社にとって大きな収益源の1つに
米国時間6月17日に正式リリースされた「Firefox 3」だが、それから24時間も経たないうちに脆弱性が発見された。 Tipping Pointの「Zero Day Initiative」によると、今回発見された脆弱性は危険度が高く、正式リリース後5時間以内に報告されたという。 「この脆弱性はTippingPointのDVLabsで確認され、研究者から情報を入手した時点で、直ちにMozillaのセキュリティ担当チームに報告された」と、関係者は述べている。 ベンダーが対策を取るまでZero Day Initiativeチームは脆弱性の詳細を明らかにしない。だが、ブログへの投稿によると、今回の脆弱性は「Firefox 2」にも影響し、ユーザーの操作を必要とするもので、悪用されると攻撃者に任意のコードを実行される恐れがあるという。 Mozillaは現在、修正版の作成に取り組んでいると報じられて
特集:セキュリティトレンド-秋- つながる世界で問われる対応 サプライチェーンセキュリティを考える サーバースペシャリストへの道 PCサポートとサーバ管理の共通項 ひとり情シスのためのスキル向上のコツ オラクルスペシャリストが語る! 多くの企業で利用されるオラクルDBの課題 アセスメントの重要性とコスト最適化 デジタル時代のITインフラ構築術 仮想化統合、クラウドを経て今「マルチ」へ ITインフラの最適化と継続的進化への道筋 高まるゼロトラストの気運 妥協のない安全のために適材適所で組合せ トップ4社によるゼロトラストセキュリティ 身近な改善の第一歩! ニューノーマルな働き方を前提にした これからの時代のWi-Fi環境構築のポイント さあ、その想いをカタチにしよう。 Google Cloud が企業の未来に向けた生産性 向上とコラボレーション実現のヒントを解説 アプリケーションモダナイズ
『Firefox 3』ダウンロード数、目標を余裕で突破:脆弱性も発覚 2008年6月19日 IT コメント: トラックバック (0) Scott Loganbill Mozilla Corporationによるオープンソース・ウェブブラウザー『Firefox 3』の「ダウンロードデー」が、18日の太平洋夏時間11時18分に終了した。驚異的ともいえる820万ダウンロードを達成し、『ギネスブック』の世界記録認定をほぼ確実にした。この数字は、このイベントを企画したときにModillaが立てた予想を大きく上回っている。 ダウンロードデーに関するよくある質問によると、Mozillaはこの記録に挑戦する最初の企業なので、1日(24時間)のダウンロード数に基準を設けたという。 記録達成の最低条件は、『Firefox 2』の初日ダウンロード数を超えること、つまり160万ダウンロード以上だった。だがMozi
リリースされたばかりのMozillaブラウザの最新版Firefox 3に、早くも深刻な脆弱性が見つかった。 TippingPointは6月17日付で、Firefoxのゼロデイの脆弱性に関するアドバイザリー予告をサイトに掲載した。深刻度は「高」となっている。パッチ公開まで脆弱性の詳しい内容は公開しない方針。 TippingPointはFirefox 3.0の正式リリースから約5時間後に、この脆弱性に関する情報を研究者から入手し、確認したという。 脆弱性はFirefox 3.0と2.0.xに存在する。悪用された場合、ユーザーがメールに記載されたリンクをクリックしたり、悪質なWebページを閲覧したりすると、攻撃者が任意のコードを実行できるようになる。 Mozillaには既に通報済みで、現在対応に当たっているという。 過去のセキュリティニュース一覧はこちら
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