私は、Jiemamy Projectというオープンソースプロジェクトを運営している。 ある意味、一人で作っている頃は楽だった。Javaにおけるpublicというキーワードの重みも知らず、複数人によるコミュニケーションのオーバーヘッドも気にすることなく、それはそれは勝手気ままにひたすらコードを書くだけだった。 当初、Jiemamyは「そんなに難しいモンじゃないだろw さっさと作って便利にしようぜww」くらいのノリで作っていたのだが、作れば作るほど色々な問題点も浮上し、勉強すればするほど新しい機能も欲しくなった。人の欲とは恐ろしいものだ。一人じゃ、もう作れない、限界がすぐに訪れた。 Jiemamyは、(私の知る限り)今までにあまり無い考え方を打ち出したプロジェクトだ。ただ語られていなかっただけかもしれないが、「私はこうあるべきだと思う」という理想(Jiemamy開発プロセス)を打ち出し、それを