2016年3月8日、長岡市は、長岡市立中央図書館文書資料室が図録『新潟県中越地震・東日本大震災と災害史研究・史料保存-長岡市災害復興文庫を中心に-』を刊行したことを発表しました。 同館の長岡市災害復興文庫の資料を掲載した図録で、災害で被災した歴史資料や復興関連資料の保存の重要性を伝えることを目的に、長岡市立中央図書館文書資料室と新潟大学人文学部の矢田俊文氏によって共同で編集されたものです。 長岡市長記者会見の概要(平成28年3月8日)(長岡市, 2016/3/9) http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shityo/kaiken/16-0308.html 被災経験を次世代に伝える催し等 http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shityo/kaiken/file/20160308-1-2.pdf ※記者会見の資料です。 「新潟県
特集 : 「震災アーカイブ」の編集にあたって 「震災アーカイブ」という活動をご存じでしょうか。 東日本大震災から3年半が経過しました。発生直後から,東日本大震災の記憶や教訓を後世へ継承すべく,東日本大震災に関する文書や写真,映像等の記録を収集し公開する取組みがあらゆる機関によって行われています。現在も続けられているものの「記録をどのように収集するか」,「どのようなメタデータを付与するか」,「権利処理をどのように進めるか」等,技術面,制度面,運用面等で多くの課題に直面しながら,試行錯誤の中取り組んでいるのが実情です。また,東日本大震災の記憶が風化していく中で「記録を誰に・どのように活用してもらうのか」という活用面も大きな課題となっています。せっかく記録を収集し保存したとしても,活用されていかなければ,東日本大震災の記憶を次世代へ継承していくことが難しくなります。 本特集は,東日本大震災から3
2014年10月17日から11月27日まで、新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」にて、新潟大学災害・復興科学研究所と新潟大学附属図書館が主催の展示会「歴史地震展~中越地震10年~」が開催されているようです。 中越地震関係のパネル、新潟大学であらたに発見された新潟地震の調査地図(西蒲原付近など)、新潟市立白山小学校の新潟地震の記録などが展示されているようです。 展示会「歴史地震展 ~中越地震10年~」:10/17(金)~11/27(木)(新潟大学附属図書館、2014/10/1) http://www.lib.niigata-u.ac.jp/news/20141001.html 参考: 人と防災未来センター、企画展「震災復興PRキャラバン 新潟県中越大震災 復興の奇跡展~わたしたちが伝えたいこと、残したいこと~」を開催 Posted 2014年10月10日 http://current.ndl
2004年10月23日、新潟県中越地方が震度7の大地震に見舞われました。 この「中越地震」では、土砂崩れや地すべり等により、多くの孤立集落が発生し、全村避難も実施されました。また、本震直後から何度も震度6強から5弱の強い余震が繰り返され、多くの人々が不安な日々を過ごしました。 死者・重軽傷者はおよそ5千人にのぼり、1万2千棟を超える住家が被害を受けました。 しかし、悲惨な爪あとを残した震災も時が過ぎれば、次第に風化されていきます。 このホームページは、中越地震で被災した人々の体験談や記録写真、各団体によってまとめられた体験談集をインターネット上で公開するものです。 これまでも、多くの震災資料がインターネット上で公開されてきました。しかし、ほとんどは研究資料であり、被災者たちの目線でとらえた体験談などの情報は少なかったように感じます。 また、貴重な被災者の声を集めた体験談集も、その地域の図書
震災遺構保存、課題探る 被災者ら意見交換 仙台でシンポ 津波の被害や教訓を伝える震災遺構の保存の意義や課題を議論するシンポジウム「震災遺構の保存に向けて」が23日、仙台市青葉区の東北学院大であった。研究者らでつくる3.11震災伝承研究会の主催で、市民ら約100人が来場した。 パネル討論で、元広島平和記念資料館長の原田浩さんは、戦後20年たって原爆ドーム(広島市)の存続に向けた市民運動が起こった経過を説明した。「震災の教訓を子孫にどのような方法で伝えることができるのか考えてから、遺構の保存の賛否を検討してほしい」と訴えた。 長岡市山古志支所長を務めた斎藤隆さんは、新潟県中越地震(2004年)で水没した家屋について「住民が保存を議論するようになったのは、仮設住宅の生活が解消してからだった」と指摘。「住宅を見るのがつらいと話した女性たちが今は『被災した家があるから震災のことや支援のお礼が伝え
◎残す意図、細かく説明 <当初は国が反対> 献花台の向こうで、信濃川に崩れ落ちた巨石が荒々しい姿をさらす。 2004年10月23日に発生した新潟県中越地震。新潟県長岡市のこの場所で、川沿いの道路を走行中の乗用車が土砂崩れに巻き込まれた。92時間後、土砂に埋もれた車内から、当時2歳の男児が奇跡的に救出された。 68人が犠牲になった地震から7年たった11年10月、長岡、小千谷の両市にある6カ所の被災現場や公園が、地震の記録や教訓を伝える「中越メモリアル回廊」としてオープンした。 崩落現場の「妙見メモリアルパーク」もその一つ。近くに浄水場の取水口などがあるため、川を管理する国は当初、残すことに反対した。保存に中心的な役割を果たしたのは、行政でも住民でもない第三者機関だった。 「初めは長岡市が保存を提唱したが、国が取水への影響を指摘したため、積極的に残そうと言えなくなった。専門的な見地か
令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。 日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。 被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。 saigai★jla.or.jp (★を半角@に換えてください。) ======================================================<2004/10/27発信> JLAメールマガジン 第227号 =============================================================
当館所蔵資料の中から、阪神淡路大震災・中越地震・東日本大震災に関して、各地方新聞社が出版した資料をご紹介します。[2012年4月1日作成] 「資料名」をクリックすると、資料の詳細と現在の貸出状況を確認する事ができます。(新しいウィンドウで開きます) 阪神・淡路大震災(1995) 資料名著者等発行者出版年請求記号 神戸新聞
岩手県立図書館が、同館所蔵資料のなかから、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、新潟県中越沖地震、東日本大震災に関して各地方新聞社が出版した資料をまとめたブックリスト「震災の輪郭 各地方紙地震災害関連図書リスト」を公開しました。また、同館では2012年4月1日から26日にかけて、壁面展示「震災の輪郭―地域・地方・全国それぞれの視点から―」を開催しています。これは、2011年3月12日から18日における新聞各紙を展示したもので、紙面の変化を一覧することができるもののようです。 ブックリスト「震災の輪郭 各地方紙地震災害関連図書リスト」 http://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/booklist/booklist_shinsainorinkaku.html 壁面展示「震災の輪郭―地域・地方・全国それぞれの視点から―」 http://www.library
2011年10月22日、新潟県長岡市に長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」が開館したそうです。これは、2004年10月23日に発生した新潟県中越地震の被災地である中越地域をそのまま情報の保管庫にする「中越メモリアル回廊」という試みの一部で、合わせて、23日には「おぢや震災ミュージアムそなえ館」と「川口きずな館」も開館したとのことです。 きおくみらい 長岡震災アーカイブセンター(中越メモリアル回廊) http://c-marugoto.jp/facility/nagaoka.html 中越メモリアル回廊の3施設・3メモリアルパークが地域と共に、いよいよスタートします!10/22(土)・23(日)オープニングセレモニーのご案内(中越メモリアル回廊 2011/10/19付けプレスリリース) http://c-marugoto.jp/news/2011/10/19/post_23.html
思い思いに色をつけて完成させたキャンドルを手に取る中林さん(左から2人目)ら=新潟県長岡市東川口 離ればなれになっても、忘れない――。68人が犠牲となった新潟県中越地震から6年を迎える23日、震源地の旧川口町(長岡市)の高校3年生が、支えてくれた人たちへの感謝と犠牲になった同級生への思いを込めて手作りのキャンドルに火をともす。町の復興と共に成長し、来春それぞれの進路に進む。町を離れても心は一つ。そう誓う炎でもある。 当日は、同級生49人の大半が旧川口町の運動公園で開かれる追悼式典に集う。キャンドル作家Candle JUNE(キャンドル・ジュン)さんの作品のかたわらで地震発生時刻の午後5時56分、キャンドルに点火する。 49人は小学6年で被災。町で唯一の川口中学校に通い、近隣の高校に散った。卒業すると多くが町を離れる。今年はみんなで何かをしようと話し合った時、誰からともなく「もう一度、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く