今回の「事件」については、さらにあえて書く必要はないと思われるくらい、短時間に語り尽くされたという気もします。それでもなおあえて書いておきたいと思います。 今回の「事件」で感じたことは、強力なテレビの力とあまりにもひ弱な科学者の力の差です。そして、そのテレビの力をうち負かしたのが週刊朝日という中規模「マスコミ」の取材力でした。テレビに踊らされる大多数の人々は、たとえ正しいことだとしても一介の科学者が言うことなどに耳を貸してはくれません。 今回も科学論争が行われて納豆ダイエットが否定されたわけではありません。テレビ局がニセの翻訳やデータねつ造を行っていたことを週刊誌が暴いたことで、簡単に悪人が特定されたというのが騒ぎの概要です。 もしも、それほど露骨に不正を行っていなかった場合には、これほどまでにすっきりと納豆ダイエットが追放されることはなかったと思われます。そういう意味では、テレビ関係者は
日本では現在アニメ版が放映中らしいけれど、実写ドラマ版の『のだめカンタービレ』*1をDVDで視た*2。因みに原作のコミック本は読んでいない。 まあ、いいんじゃないでしょうか。竹中直人とか伊武雅刀といった脇役がいいし、一部では賛否が分かれているらしい「わざとらしさ」も全然OK。夏目房之介氏のblog*3から引用すれば、「基本的に竹中直人のシュトレーゼマンが出た時点で何でもアリだよ」ということになる。また、私としては秋吉久美子が見られたのも嬉しかった。それから、「のだめ」=上野樹里というのも、『スウィングガールズ』を観たときから上野樹里はお気に入りなので、問題なし*4。 ストーリーとしては、所謂〈学園物〉の定型を外していないというか、そのまんま東(とオヤジ・ギャグ)。それに子ども時代のPTSDの克服という趣向も加えられているというのは今の時代らしいか。ただ、視聴者に〈クラシック音楽〉について啓
まず、以下の小学校国語の問題を読んでみてくださいな。 問題:次の( )にあてはまるものをア〜エの中から選びなさい。 その問題の解決には( )が折れた。 彼は( )が広い男だ。 ( )があいたら、手伝ってください。 ( )を割って話し合おう。 選択肢:ア.腹 イ.顔 ウ.骨 エ.手 塾でこういう問題を小学生にやらせてみると、これはもう壊滅的にできません*1。「手が折れた」だの、「顔を割って話し合おう」だの、おそろしい文章を作りますよ、彼らは。おまけに、慣用句を知らないだけならまだしも、「そんな(『骨が折れる』とか『顔が広い』とか)言い方誰もしないよ!」と文句を言う子がかなりいます。誰もって誰だよ、アンタのクラスの小学生連中か? 小学生はしなくてもおとなはこういう言い方するんだよ。幼稚な表現力の人ばっかりに囲まれて「これが当たり前」と思い込んでいたら、アンタの言語表現は一生幼稚なまま
武蔵野市議 川名ゆうじ blog 議会や市政のニュースや気になる情報を書いています。 誤字脱字はご容赦を。 ご意見はメールでお願いします。kawana●ba2.so-net.ne.jp まで (●を@に修正してください) 「理想の図書館はない」の記事で参照した浦安市と武蔵野市の図書館データを掲載します。 ・年間書籍購入費 浦安市 =9870万円(これは千葉県とほぼ同額) 武蔵野市=7162万3000円。 ・05年一般会計当初予算額 浦安市 =556億1000万円 武蔵野市=548億円 ・市の面積 浦安市 =16.98平方キロメートル 武蔵野市=10.73平方キロメートル ・図書館数 浦安市 =7館+自動車図書館1台 武蔵野市=3館 ・図書館総床面積 浦安市 = 6617平米 武蔵野市=10184平米 ・図書館職員数 浦安市 =83名。 正規職員(すべて司書)38名、嘱託・臨時が45名。 武
武蔵野市議 川名ゆうじ blog 議会や市政のニュースや気になる情報を書いています。 誤字脱字はご容赦を。 ご意見はメールでお願いします。kawana●ba2.so-net.ne.jp まで (●を@に修正してください) 1月6日に元浦安図書館館長で現在は日本図書館協会常務理事の常世田 良さんの話を再び伺うことができました。 興味深い話が今回も多かったのですが、もっとも印象に残っているのは「理想的な図書館はない」ということでした。また、サラリーマンを経験してから図書館員となった経験から「大人へのサービスが図書館にはなかった」「大人の生活支援であるべきと思っていたらショックだった」という体験から浦安図書館の姿が創り上げられていったことも分かりました。 多くの図書館がそうであるように、子どもへの貸し出しやお話会、ブックスタートなどは力を入れていますが、大人への力の入れ方は確かに疑問です。単なる
東京新聞: 新聞切り抜き寄贈 武蔵野市図書交流センターへ 本紙紙面40年分 上記の記事は東京新聞社で保管していたスクラップブックをとあるセンターに寄贈したという話で,資料保管の観点からするとわりと興味深い話なのだけれど,どっちかというと気になったのはこの寄贈されたセンター側。 武蔵野市図書交流センター 武蔵野市図書交流センターは、持ち主の手を離れた蔵書コレクションの有効活用を図ります。 大切に集められた本が、新しい読み手に出会って、生き返る− 先人の知恵や知識が、失われることなく受け継がれていく− 市の財産である貴重な情報遺産が消え去ってしまわないように、武蔵野市の新しい挑戦です。 具体的には,武蔵野市在住の人の個人蔵書の寄贈を引き受け,公共図書館や大学・学校等に寄贈し,ものによっては保管し,あるいは安価に販売したりする事業とのこと。要は,育てられなくなった子猫を預かって里親を探すようなサ
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