「金色のガッシュ!!」訴訟で表面化 人気コミック『金色(こんじき)のガッシュ!!』(雷句(らいく)誠作、小学館)の原画紛失を巡る訴訟が発端となって、ネットなどでマンガ家と編集者の関係を問い直す議論が広がっている。これまで表に出ることの少なかった製作現場の軋轢(あつれき)が巻き起こした波紋を追った。(佐藤憲一) 『―ガッシュ!!』は、魔物の子と天才中学生の少年が魔界の王を決める戦いに挑む物語。アニメ化もされ、単行本33巻の累計発行部数は2200万部を超える。昨年末、小学館の「週刊少年サンデー」で7年間の連載が終わったが、編集部に預けていたカラー原画5枚を紛失されたとして、今月6日、雷句さんが慰謝料も含め330万円の損害賠償を小学館に求める訴訟を起こした。 さらに雷句さんは自身のブログで、訴状のほか、カラー原画5枚の紛失に対し小学館が提示した総額が50万円と安かったことへの不満や、歴代の編集者
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080625bk01.htm 先日、コメント取材を受けた件です。 係争中の案件ということで、記事自体はとても慎重なトーンになっています。 ぼくのコメントも、記者氏と検討のうえ、いくぶん曖昧なものになっています。 新聞社が配慮をする理由(小学館側が読売新聞を訴えるという展開を避ける/報道の中立性を保持する)は理解しましたので、それに従いましたが、元のコメントとの異同は以下の通りです。 記事をよく読めば、ニュアンスは伝わると思います。ただトーンを慎重にするだけではなく、どうにか意図を伝えるべく記者氏も考えてくれています。 記事「マンガ家が出版社に対して異議を申し立て、反響を呼んだ」 → 元「多くの人々に支持された」 記事「出版社側もさまざまな社会の変化に対応することが求められている」 → 元「出版社側も社会の変化に対応す
6月11日、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(青少年ネット規制法)」が参議院本会議で可決・成立した。同法案に反対してきたインターネット先進ユーザーの会(MIAU)は、その一方で、情報リテラシー教育の重要性を訴えている。MIAUの代表を務める小寺信良氏に、フィルタリングやペアレンタルコントロールのこと、そして今後制作するという“インターネットの教科書”のことを聞いた。 ● フィルタリングへの過剰な依存は危険 小寺氏は、青少年ネット規制法がフィルタリングという技術に過剰に依存しており、教育に関する部分が不十分な点を指摘した上で、「フィルタリングの代案はいろいろあるので、複合的に利用すべき」と言う。 例えば“ペアレンタルコントロール”だ。欧米では主流的な考え方で、ネットは親の立ち会いや許可の元で利用させるというものだ。「日本でも、小学生までなら通用するか
誰しも経験のあることだと思うが、本屋に並んでいる本をふと手に取ったときに「これは面白そうだ!」という戦慄めいた予感が走り胸ときめかせてレジへ持って行ったはいいが、家に帰って袋をあけてみるとどうでもよくなってしまい、そのまま未読本の山の頂上に積んでしまうということがよくあって、そのたびになぜこのような魅力減退現象*1が発生するのかと心悩まされてきた。これがなければ積ん読も多少はましになる*2のだが。 もちろん、魅力減退現象は本に限ったことではなく、およそ衝動買いが発生するすべての商品について起こりうる現象ではある。だが、商品一般にみられる魅力減退現象と本の場合のそれとが全く同じメカニズムで発生するのかどうは慎重な検討を必要とする。もしかしたら、本に固有の事情があって、魅力減退現象の現れ方にも何か違ったところがあるのかもしれない。 一般論はさておき、本の魅力についていえば、書店にあるときにはカ
図書館法など社会教育関連法規改正される(日本) 図書館法及び博物館法の一部改正を含む「社会教育法等の一部を改正する法律」案が,2008年2月29日に国会に提出され,同年6月4日に参議院本会議で可決,成立した(平成20年法律第59号)。同年6月11日に公布され,大学における図書館に関する科目などを規定した図書館法第5条1項1号及び2号に関する条文を除き,即日施行された。 図書館法(以下,改正図書館法を「法」,旧図書館法を「旧法」と記載)の改正点は,主に3つの論点に整理されている。第1に,教育基本法改正を踏まえた規定整備として,図書館奉仕にあたっての留意点に「家庭教育の向上に資する」ことが盛り込まれ(法第3条),図書館協議会委員を任命できる対象者に,「家庭教育の向上に資する活動を行う者」が新たに追加されている(第15条)。また社会教育における「学習の成果を活用して行う教育活動」の機会を提供する
生活保護制度の見直しに伴い、70歳以上に支給されていた「老齢加算」を廃止したことは、「生存権」を保障した憲法に違反するとして、東京都内の73〜84歳の高齢者12人が、墨田区や青梅市など居住する自治体7区3市に廃止決定の取り消しを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。大門匡裁判長は、老齢加算廃止を合法と認め、原告の訴えを退けた。 京都や神戸など全国8地裁で係争中の同種訴訟で初めての司法判断で、今後の訴訟に影響を与えそうだ。 老齢加算は、70歳以上の生活保護受給者に一定額を加算支給する制度で、昭和35年に創設。高齢者には消化の良い食品や暖房などが必要として、生活保護費に上乗せして月額約1万8000円が支給されていた。しかし、厚労省は省内の専門委員会の提言を受けて、18年度から廃止した。 裁判は、老齢加算廃止の違憲・違法性が争われた。高齢者側は、廃止によって食費を切りつめるなど節約を強いら
昨夜は、福田首相の夜のぶらさがりインタビューのメモを読んで、久しぶりに激しい怒りを感じるとともに、どこか既視感のようなものを覚えました。それが何かと考えると、ああ、官房長官時代に繰り返し聞かされた、あのいいかげんで中身がなくて冷淡な、それでいて大事なところで他人の神経を逆撫でするイヤミな話し方が戻ってきたのだなと気づきました。それだけ追いつめられているのか開き直ったのか、福田氏の心境は分かりませんが。 首相になってから、福田氏のさまざまな他人事発言が批判されるようになりましたが、以前の福田氏のしゃべりを聞いてきた者からすると「すぐぶち切れない分、官房長官時代よりずっとマシ」(外務省次官経験者)であり、私も、やはり立場を意識してかよく抑えているなあと思っていました。でも、昨夜の北朝鮮のテロ支援国家指定解除問題と、安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会の報告書提出に関する答弁は、昔通りの「
【サンティアゴ=松尾理也】チリのサンティアゴで開かれている第60回国際捕鯨委員会(IWC)総会は24日、各国間の対立が激しく個別には歩み寄りが期待できない重要事項を、包括的かつ少人数で議論するための作業部会設置で合意した。この結果、日本が強く求めながらこれまで承認される見込みはほぼゼロだった沿岸捕鯨の再開などが作業部会での議題に上ることになり、日本代表団は「IWC正常化への第一歩」と前向きに評価している。 近年のIWCは捕鯨支持国と反捕鯨国との勢力がほぼ拮抗し、総会で4分の3の賛成が必要な重要事項については事実上、なにも決められない機能不全の状態が続いている。 今回設置が決まった作業部会は、こうした現状を打破するため、24カ国に参加国を絞り込み、効率的な議論の実現を目指す。同時に、個別に採決していたのではいつまでたっても成立に必要な4分の3の多数が得られない問題を1つの包括的な「パッケージ
チリのサンティアゴで開かれている第60回国際捕鯨委員会(IWC)総会は24日、各国間の対立が激しく個別には歩み寄りが期待できない重要事項を議論するための作業部会設置で合意した。非難決議案の応酬や脱退のほのめかしが日常的な光景となっていた同総会だが、今回は「正常化」の合言葉の下、現在まで決議案や動議が出ないという異例の穏やかさだ。思わぬ「和解ムード」に、これまで強硬に日本を批判してきた代表団や非政府組織(NGO)からはとまどいの声も上がる。(サンティアゴ 松尾理也) 日本の調査捕鯨を批判する一方、環境団体の過激な抗議活動には同情的なオーストラリア代表団。総会にはピーター・ギャレット環境相が自ら乗り込んだ。 つるつるにそり上げたスキンヘッドが印象的なこのギャレット環境相、豪人気ロックバンド「ミッドナイト・オイル」の元ボーカリストで、ファンも多い。環境保護運動に関心が強く、2004年に国会議員に
「京都議定書締結の地」として環境先進都市を自負する京都市の門川大作市長が、温室効果ガス削減策として、コンビニエンスストア深夜営業の自主規制をめぐる議論を仕掛けている。他自治体でも同様の動きが出始めているが、業界側は「削減効果はごくわずか。24時間営業は社会に欠かせないインフラ」と主張し、猛反発している。待ったなしといわれる地球環境対策だが、社会のライフスタイルに根ざした24時間営業だけに、規制の議論は曲折が予想される。(森川潤) ▽夜型社会を昼型に 「市民会議で24時間営業を大胆に見直してもらいたい」 京都市の門川大作市長は24日、コンビニ深夜営業の自主規制の議論を深めるため、市民やコンビニ業界関係者でつくる「市民会議」を設置する方針を明らかにした。 京都市は、二酸化炭素の排出が少ない低炭素社会の実現に先駆的に取り組む自治体を国が認定する「環境モデル都市」に名乗りをあげており、自主規制に伴
25日、サンティアゴで開催中のIWC総会で調査捕鯨の即時中止を訴えるグリーンピース・ジャパンの花岡和佳男氏(松尾理也撮影) 【サンティアゴ=松尾理也】チリのサンティアゴで開催中の第60回国際捕鯨委員会(IWC)で25日、第三者として参加している非政府団体(NGO)の意見表明の機会が認められ、日本からは環境保護団体のグリーンピース・ジャパン(GP)など2団体が意見を述べた。IWC総会でNGOがスピーチを行ったのは今回が初めて。 捕鯨の是非をめぐって続いている対立を反映し、賛否双方の立場から3団体ずつが登場。日本からは賛成の立場で「ウーマンズフォーラム・魚(WFF)」、反対の立場からGPが参加した。 GPの花岡和佳男氏は「持続可能なクジラ資源の利用とは商業捕鯨ではなく、ホエールウォッチング」と主張。調査捕鯨の即時中止を求めた。GPは総会に会わせて会場周辺で開いた集会では、青森県警による活動家2
50歳代男性。ここ数年、たばこが大嫌いになり、煙を吸うと気分が悪くなります。バス停で吸う人がいると風上に移動しますし、レストランで近くの人が吸い始めたら、吸わないようお願いします。これまでは、こんな方法でなんとか済んでいました。しかし、最近は感情が抑えられなくなりそうな時があります。 例えば、火のついたたばこを車から投げ捨てるのを見た時は、拾って車内に投げ込みたくなります。歩きたばこの人を見ると、後ろからゲンコツを食らわしたくなります。もちろん、そんなことはしませんが、いつかやってしまわないか怖いです。自分の感情をどうやってコントロールしたらいいでしょう。ちなみに父はヘビースモーカーでがんで死にました。私は一度も吸ったことがありません。(宮崎・A男) 嫌煙は間違いなく世の趨勢(すうせい)。あなたがたばこを毛嫌いするのも全く当然のことです。したがって、「たばこに少しは寛大になっては?」などと
介護事業者倒産が最悪ペースとなり、人手不足や事業者報酬の引き下げが経営に大打撃を与えている実態が明確になった。重労働に見合う給与を払えないことや、他業種に人を奪われ、介護職の確保はますます難しくなっている。 介護業界の中では給与水準が比較的高い大手に人が流れる傾向もあり、中小はサービスの提供自体ができずに、行き詰まるケースが少なくないという。 現行制度では、需要がいくら増えても、報酬単価は国が決めるため、需要増に伴う収入増が見込めるかどうかは政府の方針に左右される。過去2回の報酬改定では全体の水準はいずれも引き下げられ、利益を上げるのは困難で、人を雇うための人件費アップもままならない状況にある。 来年4月の次回改定で、報酬がまた下がれば状況はさらに悪化。介護職の待遇改善につながる引き上げがなければ、“介護崩壊”に突入しかねない。
グッドウィル・グループは、子会社で日雇い派遣最大手の「グッドウィル」を廃業し、日雇い派遣事業からの完全撤退を決めた。二重派遣など相次ぐ法令違反で厚生労働省から事業許可が取り消される方向となり、事業継続が困難となった。 労働者の安全な就業環境を無視する違法な行為に対して厳罰で臨むのは当然である。今回、法令違反があれば、業界最大手でさえ廃業を余儀なくされることが示された。派遣業界全体に対する重い警告として受け止めるべきだ。 この廃業の背景には、日雇い派遣に対する社会的な厳しい批判がある。派遣労働者は、携帯電話やメールで派遣会社から連絡を受けて、毎日異なる会社に派遣される。ピンハネに近い搾取を受けたり、派遣先から差別的にあつかわれる例も数え切れない。 禁止されている建設や港湾労働の現場に行かされて、けがをしても労災の適用を受けられないケースも多い。 こうした労働環境は「ワーキングプアの温床」と指
お付き合いを始めて1ヶ月程度の彼(31歳)がいます。 私は28歳、彼とは同じ会社(他部署)で知り合いました。 何度かデートを重ね、先日、初めて彼のおうちに遊びに行くまでは、順調でした。 その日、彼の家でのんびりした後、私はのどが渇いたので、彼に了承を得て、冷蔵庫を開けました。 が、間違えてあけてしまったのは冷凍庫でした。 そして、目に飛び込んできたのが、タイトルにもあった無数の小瓶だったんです。 一瞬わけがわからず、キョトンとしていましたが、それから全身に鳥肌が立ちました。 小瓶ひとつひとつに「愛」「感謝」「友情」「怒り」「死」などの言葉が書かれてあったんです。 霜が降りていて、中はみえませんでしたが、ヤクルトくらいの大きさのガラス?のビンが10個程度は見えました。 きれいに整列していて、異様な光景だったんです。 彼の「お茶あったー?」の声でわれに返り、平静を装うのに必死で、ふざけて聞いて
はてなブックマークのブックマーク数が多い順に記事を紹介する「はてなブックマーク数ランキング」。2月26日(月)~3月3日(日)〔2024年3月第1週〕のトップ30です*1。 順位 タイトル 1位 メルカリ 小泉さんからのエグい学び|Shota Horii 2位 行動をチャンク化して「1日に1ターンしか行動できない」から脱却する | Piyopanman 3位 「それって陰謀論じゃないですか?」闇の国家「ディープステート」を信じる著名人一人一人に会ってみたら…どうなった? | 47NEWS 4位 いつか起業したいエンジニアへ #キャリア - Qiita 5位 日本人はなぜ「生産性の高い社会」を理解できないふりをし続けるのか 6位 「情報セキュリティの敗北史」が面白すぎる。だめだこれは寝れない、なんだこの死ぬほどワクワクする本は→賢者は歴史に学ぶ - Togetter 7位 味付け塩だけ、放置
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