大阪府が、教育問題をテーマに橋下徹知事と親子や教師らが語り合う集会の参加者を募ったところ、教師の応募がわずか3人にとどまっている。歯に衣(きぬ)着せぬ発言で教育分野に切り込む知事に対し、「何を言っても無駄」とあきらめ気味の教師もおり、活発な議論を期待していた府は肩すかしを食わされた格好だ。 知事との対話集会は4回目。9月の「若手企業家と語る!」は定員の6・1倍が応募するなど人気が高かった。今回は「教育日本一を目指せ!」をテーマに11月8日に府公館で開き、知事自身も「子どもと保護者、先生でバトルをやる。先生にも文句を言ってもらう」とPRしていた。ところが、保護者10人、小学5・6年生5人、教師5人の募集定員に対し、保護者の応募は34人、児童も20人(24日現在)あるが、教師は定員に満たず、わずか3人だけ。26日の締め切りを控え、府は市町村教委を通じ参加を呼びかけたが、反応はないという。 「橋
ケータイ小説を読んだ経験のある生徒の割合は、中学女子の75%、高校女子の86%に上ることが、毎日新聞社が全国学校図書館協議会の協力を得てまとめた「第54回学校読書調査」で分かった。ケータイ小説本の売り上げは、出版界を席巻した昨年より沈静化してきたものの、女子生徒にはすっかり浸透しているようだ。男子では中学生の23%、高校生の46%が読んだことがあると答えた。 ケータイ小説は、昨年の調査で女子中高生が5月の1カ月間に読んだ本でもトップ10の大半を占めたが、今回、高校生では各学年とも半数前後に落ち着いた。中学生では依然7~9冊に上り、今年出版された新作も登場している。 携帯電話で小説を読むことをどう思うか、七つの選択肢から選んでもらったところ、小学4年を除く全学年で「便利だ」がトップ。最も少なかったのは「かっこいい」で、利便性が評価されていた。 また、小学生が1カ月間に読んだ本の平均冊数は、昨
時々世代によって、「場所」の概念が異なることで戸惑うことがある。ジジくさいことを言うようだが、最初にそれを感じたのはまだ筆者が22歳の時であった。 当時2歳年下の彼女と付き合っていたのだが、僕が考える遊びとあまりにも違っていて、戸惑ったことがある。僕の場合遊びと言えば、どこかに行ってスポーツしたり遊園地に行ったりと、自分で楽しみ自体を「PLAYする」ことを意味したのだが、彼女の言うところの遊びとは、ショーパブのようなところにいって、「お金を払って誰かに楽しませてもらうこと」を意味した。 どの場所で何をすべきというのは、誰かが規定するものではないが、そこに世代差を感じてしまう。 比較的卑近な例では、よく行くイトーヨーカドーのフードコートで、ノートを広げて一人で勉強する中学生の姿をよく見る。我々のころは、家で勉強できない事情があるのは、うるさかったり落ち着かなかったりするからで、そういうときは
読売新聞社が4〜5日に行った全国世論調査(面接方式)によると、この1か月間に本を1冊以上読んだ人は54%だった。 昨年の48%を6ポイント上回り、本に親しむ人の割合は高まった。 本を読む理由(複数回答)は「知識や教養を深めるため」47%(昨年比8ポイント増)、「面白いから」32%(同1ポイント減)、「趣味を生かすため」27%(同3ポイント増)――などの順で多かった。知識や教養を身につけることを目的に本を読む人が増えたことは、最近の教養新書ブームを反映したものともいえそうだ。 本の選び方(複数回答)は「書店の店頭で見て」49%が最も多く、「ベストセラーなどの話題をきっかけに」「新聞の書評を読んで」各25%などとなった。 「子供のころに本を読む習慣を身につけることは大切だと思う」と答えた人は97%に達した。本を読むことの良い点(複数回答)では「知識が豊かになる」65%、「想像力が豊かになる」5
ノーベル賞の物理と化学あわせて受賞者が4人出たことは慶賀すべきことであるが、いずれも20年30年前の業績についてのものであることの重大性を指摘する人が多い。 中村桂子さん(JT生命誌研究館館長)もその一人である。 今の日本の研究体制であれば、20年後30年後にノーベル賞を受賞するような研究は出てこないだろうと中村さんは言っている。 「現在、ちょっと変わった新しいことを考える雰囲気がない。大学が法人化され、競争的資金と言われ、すぐに成果の出ることばかりに追われ、自由度がなくなっている。会議と書類づくりの毎日はいつか軌道修正されると思っているが。」(毎日新聞10月26日) 役人が研究をコントロールしようとすれば、必ずそうなる。 役人が教育研究活動に容喙すれば、教育研究の質は不可避的に下がる。 私の大学では「シラバスに成績評価基準を明記していない教師がいる」という理由で先般助成金が削られた。 シ
「下村脩です」―。山形県鶴岡市の加茂水族館に24日正午ごろ、ノーベル化学賞を受賞する米国の下村脩さんから電話が入り、職員を驚かせた。オワンクラゲの光らせ方を伝授されたという。 下村さんはオワンクラゲから緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見し、受賞が決まった。オワンクラゲを飼育する数少ない国内施設の同館は急きょ、展示スペースを拡大。お祝いの電報、手紙、村上龍男館長(68)が執筆した写真集「加茂海岸のクラゲ」を下村さんに送っていた。それに対するお礼の電話だった。 「ご本人ですかと聞き返した。本当に驚いた」と電話に出た村上館長。手紙には館の経営危機をクラゲ展示で脱したことや、人工繁殖のオワンクラゲが緑色に光らないことなどをつづった。「光らないんだって? (薬品の)セレンテラジンを餌に混ぜれば、2週間で光る」とアドバイスを受けたという。 クラゲに関する会話は十分間に及び、「写真集はきれいですね
(04/21)HVUdayブログが本になります! 今度はマジ!! (07/03)緊急! ハーバード日記が本になりま(←もういい) (05/12)あ、すみません (03/22)弱音ハク (03/18)速報! HVUdayブログが本になりました!! (02/23)居並ぶ論文を解体新書、の巻 (02/18)この企画、失敗だったかも。 (02/18)サイズから構成へ (02/14)アトモスフィア・ハンティング、とでも言おうか。 (02/14)要件を確認するよ。 (02/14)新企画「JKG2009への道」 (01/14)予告 (11/26)ARGカフェ再録--ネットとリアルの境界線 (11/06)HVUday・目録編まとめ--マンガのカタロギング(オハイオ州立大学) (11/06)HVUday・目録編まとめ--OCLCにおける日本語対応の経緯 2012年04月(1) 2009年07月(1) 200
授業の関係で、北海道大学の機関リポジトリ:HUSCAPの10月の利用統計を見る機会があったのですが*1。 http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/es?action=show_date&month 普通に上からさらーっと眺めて行って読み飛ばしそうになったのですが、よく見るとこの上位11件目!(2008.10.24 20:00現在) 資料名 ダウンロード アニメ聖地における巡礼者の動向把握方法の検討 : 聖地巡礼ノート分析の有効性と課題について 138 ・・・ちょ、なんだこれ?! 聖地巡礼て・・・え、ええ?? で、よくよくランキングを見ればそのちょっと上にも。 資料名 ダウンロード 「オタク・ツーリズム」の研究 172 これはいったい・・・と思い、詳細画面に飛んでみたところ、まず後者の「オタク・ツーリズムの研究」というのは新聞に掲載された北海道大学観光
まだ引っ張るOpen Access Dayネタ。 国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベント情報 │ H20 │ SPARC Japanセミナー【Open Access Day特別セミナー】「日本における最適なオ-プンアクセスとは何か?」 そういや動画も公開されていました。 ・・・自分の発表、端的に言ってマジでうるさい・・・ 疲れてきている後半の方が静かで聴きやすいってのは問題なので今後気をつけようと思います。 で、それは本題ではなく。 質疑応答の詳細については上記サイトで公開されていないのですが、質疑の中でOpen Accessからだんだん話が脱線して、司会の日本化学会の林さんから「論文の評価方法としてのはてなブックマーク(SBM)やはてなスターのようなサービスは考えられないか?」というような質問をされ。 当日は(少なくともはてブやはてなスターでは)難しそうだ、という風に答えたのですが、
橋下が朝日は廃業しろと公の場でどなったのに呼応するかのように、東国原がブログにて朝日批判をするという出来事がありましたが、前にも似たようなことがあったなと思い返せば、今年の二月に橋下と東国原がタッグを組んでNHKを攻撃したことがあったのですね。 政治家とNHK - 一人でお茶を 橋下が直線的に攻めたあと、東国原が寝技で絡むというのが得意な試合運びなんでしょうかね。 この二人、息は合うようで、よくいっしょに人前で漫才風に並んでおしゃべりするところがテレビのニュースで流れたりします。中山成彬に代わって東国原が宮崎県から衆院選出馬かと噂された頃にもお二人の漫才もどきのおしゃべりが流され、東国原がなにかボケをかましたら、それを受けて橋下が「将来国政を担う方なんですから、もうそんなこと」云々とちょっとふざけた口調で応えていましたけれども、そのとき東国原の顔は笑ってはいませんでした。 おふたりとも知事
大阪・橋下知事、私学助成金削減めぐり高校生と意見交換会 「日本は自己責任が原則」 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00142918.html 大阪府の橋下 徹知事が23日、地元高校生と私学への助成金削減プランをめぐり、意見交換会を行った。 橋下知事と高校生の意見交換会は大激論となった。 激論のきっかけは、財政再建を進める橋下知事が決めた私学への助成金28億円の削減プランだった。 23日夕方、これに反対する「大阪の高校生に笑顔を下さいの会」の12人が府庁を訪れ、橋下知事に直談判した。 意見交換会は、橋下知事の「単なる子どもたちのたわ言みたいにならないように、僕もかなり厳しくそこは反論していくので、そこはしっかり、きょうは議論したいと思いますので、よろしくお願いします」という宣戦布告で始まった。 高校生は「私立にしか行けな
図書館のあり方や活字離れの問題について意見交換をする「時代を変える 図書館サミット」(東京都豊島区など主催)が11月12、13の両日、同区の「あうるすぽっと」で開かれる。実行委員長の粕谷一希さん(元中央公論編集長、豊島区図書館行政政策顧問)は、「文字や活字の危機の中で、まず声をあげることから始めたい」と話している。 図書館関係者だけでなく、出版社や作家、書店、大学など、活字にかかわる幅広いメンバーが議論に加わる今回の企画。きっかけとなったのは、図書館や出版業界などに共通する、活字離れに対する危機意識だった。 出版業界は長い不況下にあり、出版文化の一翼を担う図書館も、自治体の財政難のあおりを受けている。日本図書館協会の調べによると、07年度の全国の公立図書館の当初予算は315億円と、最多だった1999年度に比べ53億円減少。職員の正規雇用も4割余りに過ぎない。 「教育にお金をかけないのは問題
橋下知事、高校生相手にマジ反論。“自己責任”に女子高生号泣…私学助成削減めぐる意見交換会 橋下知事、女子高生を泣かす…意見交換でマジ反論 大阪・橋下知事、私学助成金削減めぐり高校生と意見交換会 「日本は自己責任が原則」 高校生を使って私学助成金をごり押し これらを読んで。 大阪は公立>私立 誤解を恐れずに言うと、大阪の高校受験界で人気があるのは公立なんです。学校の進路指導でも塾でも「公立高校を第一志望とし、私立高校を滑り止めとする」ように薦められます。基本的に、学力の高い生徒ほど公立高校を第一志望とします。ちなみに成績最上位層・経済的に余裕がある層はすでに中学から私立に通っているので高校受験には参入しません。 公立人気のワケ 公立高校でも十分 関東の方にはイメージしづらいと思いますが、関西では「東大≧京大」という考えが一般的です。人によると東大<京大です。僕の周りにも居ましたが、模試で東大
高校生は、音楽CDのことをなんと呼ぶか?:小鳥ピヨピヨ http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20081022/1224686880 それに関連して この、バカ共がっ その2(今度は相手が違いますけれども): 松浦晋也のL/D いつまで音楽はCDにこだわり続けるのだろう? - 北の大地から送る物欲日記 この辺の話の感想は、 数字と自分の経験だけで判断するのも危険ではあるけれど、我々が思い描く『デジタルエイジの申し子』というイメージに沿って、そのデジタル環境に最適化された『今どきの子』像を作り出しちゃうのもアレだなぁと思ったり。 今どきの高校生もCDを購入するし、レンタルするし、友だちからも借りてるよというだけの話 - P2Pとかその辺のお話@はてな と同じく、『音楽のデジタル化最高!』という単純なストーリーだけがピックアップされているようで、「ヘビーユーザー」としては凄
ほんとこの国のネオリベ(新自由主義者)達は頭がおかしいんじゃないかと思う。特にこの橋下知事とかね。この人って、学校現場への圧力や格差助長に繋がるおそれのある市町村への予算配分とテスト結果公表の有無を絡めた暴言を平気でしてしまうトンデモ改革者なんだけど、今度は私学への助成金を削減して母子家庭で家計の苦しい高校生を泣かせたようです。 10/24 橋下知事、女子高生を泣かす…意見交換でマジ反論 - ZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/top/200810/t2008102403_all.html 大阪府の橋下徹知事は23日、府の財政再建の一環で断行した私学助成削減をめぐる意見交換で女子高生らにマジで反論して、泣かせてしまった。先日、麻生太郎首相もホテル豪遊に関する女性記者の質問にマジ切れしたばかりだが、最近の日本のリーダーたちは余裕がないのか…。 府庁内での意見交換会。
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