芦屋市が今年2月、市内に建設予定だった5階建てマンションについて、景観法に基づき全国で初めて「不認定」とした問題で、不動産会社が建設を断念し土地を売却していたことが、18日までに分かった。建設予定地は一戸建て住宅が並ぶ地域で「周辺の景観と調和しない」などとされ、不動産会社は建物の規模を縮小した場合、採算が合わなくなると判断したとみられる。全国各地で地域の景観を守る取り組みが活発化する中、今回の事例は注目されそうだ。 大手不動産会社「三井不動産レジデンシャル」(東京都)が、JR芦屋駅北の芦屋市大原町に計画していたマンションで、敷地は約1170平方メートル。東西約40メートル、高さ約15メートル規模になる予定だったため、有識者でつくる市景観認定審査会が「規模が大きく(周辺との)調和を欠く」と答申、市が不認定を通知した。 市によると、同社の対応としては、60日以内に不服を申し立てる▽計画を見直し
「成田新高速線(成田スカイアクセス)の開業で運賃が大きく改善されると期待していたのに」。北総線の運賃値下げ問題で十七日、国に値下げ命令などを求める訴訟を東京地裁に起こした原告団らが白井市内で記者会見した。「北総線値下げ裁判の会」の武藤弘代表は、高い運賃を認可した国などをあらためて批判した。 同会によると、北総線は同程度の距離の京成線に比べ二倍近く運賃が高額なため、生活への負担から転居したり、通勤定期代を負担する企業側が沿線住民の採用を敬遠したりすることもあったという。
朝鮮半島や台湾など旧植民地の郵便局に戦時中、預けられた郵便貯金のうち、払い戻しを求めないまま残されている口座数が約1900万に上ることが18日、分かった。残高は利子を含めて約43億円。現地人を含む住民や軍人が預金者で、利用者への催告ができないため時効は停止しているが、預け入れた本人が亡くなるなど年々払い戻しは難しくなっており、大部分がこのまま、ゆうちょ銀行で眠り続ける可能性が高いという。 管理している郵便貯金・簡易生命保険管理機構によると、貯金口座は中国や朝鮮半島、東南アジア、南洋諸島で開かれたもの。内訳は、民間人の外地郵便貯金が約1800万口座、約22億円。また、軍人が野戦郵便局などで預けた軍事郵便貯金が約70万口座、約21億円にのぼる。 払い戻しを求められるのは、貯金した本人か、その相続人や代理人。外地郵便貯金の払い戻しには通帳が必要だが、軍事郵便貯金は通帳がなくても部隊の在籍証明など
監督候補との交渉打ち切りも=サッカー日本代表 監督候補との交渉打ち切りも=サッカー日本代表 日本サッカー協会の小倉純二会長は18日、難航している日本代表次期監督の選考について、現在原博実強化担当技術委員長が海外で行っている交渉を打ち切る可能性があることを明らかにした。 日本協会は岡田武史監督の後任候補を3人に絞り、原技術委員長が5日に日本をたって交渉に当たっている。小倉会長は候補者について「出入りはあります」と、当初の3人から入れ替わりがあったことを認めた。 また、9月4日のパラグアイ戦、同7日のグアテマラ戦は監督代行を立て、10月8日の国際親善試合(対戦相手未定)が新監督の初采配(さいはい)となることも、「選択肢としてあり得る」と話した。 (2010/08/18-17:55)
平成22年度のLibrary Lovers'イベントは終了しました! 今後も各図書館のイベントにご期待ください ブログ「Library Lovers’キャンペーン ~エピローグ編~」更新中! はじめに Library lovers'キャンペーンのホームページへようこそ! 皆さんにとって図書館とはどのような場所でしょうか? 本を借りる場所?自習室?もしかするとお昼寝する場所だという方もいるかもしれません。 でもそれだけではありません。 図書館は本とあなたが出会う場所です。 本を通してあなたは様々なものと触れ合うことができます。 図書館は新しい知識や感動や人との出会いの場所でもあるのです。 Library lovers'キャンペーンは出会いの場としての図書館を皆さんにもっと身近に感じてもらおう!という試みです。 (九州地区の国立大学図書館が中心となって展開しています。) 皆さんもぜひLibra
記事一覧 福井・普門寺に最古アイヌ語集 僧侶・空念、江戸中期記す (2010年8月18日午前7時40分) 越前出身の僧・空念が江戸時代中期に北海道を回り、アイヌ語を記した古文書=福井市南山町の普門寺蔵 江戸中期に全国行脚した越前出身の僧侶・空念が1704(宝永元)年に北海道を訪れアイヌ語をつづった古文書が、福井県福井市南山町の曹洞宗普門(ふもん)寺で保管されていることが分かった。専門家によると、記録年が明らかで、アイヌ語と日本語がまとまった形でつづられた対訳書は国内最古とみられる。 古文書は約150ページ。空念が北海道を歩いた足跡をつづり、後半の26ページにアイヌ語と日本語の対訳が記してあった。「父ハ はんべ」「母ハ はほう」など家族の呼び名や「口をハ ばろう」「あたまハ しやば」といった体を表す言葉、気象、季節、物の数え方など約460語句。「宝永元年」の年号と署名、朱印もあった。末尾に
書店では見掛けない雑誌を集めた展示「必見!とっておきのこだわり雑誌」が11月10日まで、県立図書館(横浜市西区)で開かれている。同館が所蔵する約7千タイトルの雑誌から、現在発行中の専門誌や企業の広報誌など、えりすぐりの21誌を紹介している。 大衆誌では味わえない、作り手のこだわりや熱意が伝わる誌面作りをしている雑誌を「自然」「食」「人と文化」「鉄道」の四つのテーマごとに展示。 みやび出版(川崎市宮前区)が発行する季刊誌「myb(みやびブックレット)」は、ハンディーサイズの小冊子ながらも、中高年向けに「60代の挑戦」「団塊女性のこれまで、今、これから」など、著名な執筆陣による密度の濃い特集記事を詰め込んでいる。 ようかんで有名な虎屋が発行する年刊誌「和菓子」は、室町時代に京都で創業した歴史を持つ同社が、所有する古文書などの資料を基にした研究成果を紹介。和菓子文化にとどまらず、「菓子とま
警視庁は18日、俳優の清水健太郎容疑者(57)=東京都台東区寿4丁目、本名・園田巌=を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕し、発表した。 組織犯罪対策5課と上野署によると、清水容疑者の逮捕容疑は、8月上旬ごろ、都内かその周辺で覚せい剤を使用したとの内容。清水容疑者は「自宅マンションであぶって使った」と供述しているという。 捜査関係者によると、9日午後、台東区の上野駅で清水容疑者を警察官が職務質問。その際、尿の任意提出を受け、鑑定した結果、覚せい剤成分の陽性反応が出たという。 清水容疑者は1983年、86年、94年、2004年に大麻の所持や覚せい剤の所持、使用で逮捕され、うち3回は有罪判決を受けている。08年10月には、台東区で乗用車を運転中、自転車の男性に衝突してけがを負わせ、そのまま逃げたとして、道交法違反(ひき逃げ)容疑などで逮捕され、09年1月に懲役7カ月の実刑判決を受けた。
炎天下で、アルプス席ではかちわり氷が飛ぶように売れていく=阪神甲子園球場、京谷写す 夏の甲子園といえば「かちわり氷」。第92回全国高校野球選手権大会が開かれている阪神甲子園球場はこの夏、球場の全面リニューアルを記念して、かちわり氷の復権に力を入れている。ここ数年はペットボトルの飲料水におされてきたが、猛暑も手伝い、前年の2倍も売れる日がある。 「甲子園名物、かちわり氷いかがですかー」。観客席に売り子の声が響くと、次々に手が挙がった。三重県桑名市から家族4人で観戦に来た会社員の高木学さん(39)は「袋入りなので体や飲み物を冷やし、溶けたら飲める。重宝します」と話していた。 かちわり氷は、約20センチ四方のポリ袋に一口サイズの氷約400グラムが入った商品。水を吸うストローもついている。1957年夏に1袋5円で売り出され、80年代には1日で1万個以上が売れた。92年に今と同じ200円になっ
大阪大学大学院医学系研究科の元教授(64)の研究室が、文部科学省や科学技術振興機構(JST)からの研究費のうち、過去3年間で少なくとも550万円分を流用していたことが、朝日新聞の調べで分かった。研究費で雇った研究員の給与の一部を研究室に戻させていたほか、カラ出張もしていた。関係者によると、流用は少なくとも10年近く前から続いており、金額はさらに膨らむとみられる。 この研究室は6月に不正経理疑惑が浮上。大阪大が副学長をトップとする委員会を設けて調査し、中間報告を近く公表することを検討中だ。 関係者の証言や内部資料などによると、流用されていたのは文部科学省の科学研究費補助金やJSTから研究委託を受けた研究費などの一部。 研究室では2007〜09年度の3年間、少なくとも研究員4人と雇用契約を結び給与を支給。うち3人が給与の全額または一部を研究室に返還させられていた。判明分だけで計約330万
全国の高校球児の聖地・阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)のグラウンド整備を担っている阪神園芸(同)が球場と同じ配合の土を個人向けに販売したところ、注文が相次ぎ、わずか10日で中止することになった。試合に敗れた球児たちが持ち帰る「甲子園の土」。販売されたのは実際に球場で使われた土ではないが、ファンの愛着は格別なようで、今後も野球関係者にはグラウンド整備用としての販売は続けるという。 甲子園球場の土は鹿児島や鳥取県産の黒土と白砂を配合し、水はけがよいのが特徴。日差しが強い夏はボールが見えにくくなることを考慮して黒土の割合を増やすなど、季節によって配合を変えている。 同社はこれまで、同じ配合の土を全国の野球関係者を対象にトン単位で販売。昨年は静岡県の私立高校野球部が約48トン(4万リットル)、高知県内の市営球場は約30トン(2万5千リットル)を購入するなど、約20件の注文があったという。 しかし小口
甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれている第92回全国高校野球選手権大会で、準々決勝進出を果たした興南高校(沖縄)のアルプススタンド応援席から、沖縄代表の定番応援歌「ハイサイおじさん」が、ピタリと消えた。理由は、酔っぱらいおじさんを扱った歌詞が高校野球にふさわしくないという“教育的指導”。興南高校は18日の準々決勝第2試合に登場するが、おなじみのメロディー復活を求める声は根強い。 「ハイサイおじさん」は、約30年前に沖縄で生まれた歌謡曲。25年ほど前、沖縄出身で兵庫県尼崎市内の中学校で音楽教諭をしていた羽地靖隆さん(62)が、甲子園に出場した沖縄勢を応援するため、生徒たちと演奏したのが始まり。独特のリズムが人気となり、沖縄県勢共通の応援曲となった。 ところが今年7月、地元紙に、「遊郭を遊び歩く酒飲みおじさんをからかう原曲の歌詞が、高校野球にそぐわない」という内容の投書が掲載されたことから、興
食費に困っている学生を対象に、定食代金を食後30分の皿洗いで無料にするサービスが、京都市上京区の「餃子の王将出町店」で行われている。景気が低迷したり、売り上げが落ちたりしても変わらない。学生街にあり、1日約200人訪れる客の9割は学生。店長の井上定博さん(60)は「学生さんに食べ物の心配させたらあかん。おなかいっぱい食べて、勉強にスポーツに頑張ってほしいんや」と話している。 井上さんは昭和40年代に「餃子の王将」に入社し、平成8年に同社のフランチャイズ店として出町店を開業。同社の直営店の店長時代も含め、28年間にわたって皿洗いで無料サービスを続けてきた。その理由は、その日の食べ物にも困った若いころの経験がある。 20歳のころ、結婚を反対された井上さんは駆け落ち同然で家を飛び出した。お金がなく、食費を切りつめる苦しい生活。見かねた知人が井上さん夫婦を食卓に招き、すき焼きをごちそうしてくれ
スポーツ アルプス、消えた「ハイサイおじさん」 夏の甲子園2010年8月18日 興南の8強進出が決まり、喜びを爆発させる一塁側アルプス席=17日、阪神甲子園球場 【甲子園取材班】甲子園の応援歌として定番だった「ハイサイおじさん」がことしはアルプス席で流れず、観客から「聞きたい」という声が相次いでいる。チャンスにアルプス席を一層盛り上げる曲だったが、興南の春夏連覇を願って関係者が制作した新応援歌の登場で、姿を消しつつある。 興南の試合では「ヒヤミカチ節」を基に作った新応援歌が演奏され、野球部員らも「ヒヤ、ヒヤ、ヒヤヒヤヒヤ」と左右にメガホンを振って踊り、板についてきた様子。 2回戦で敗退した元沖尚の金城孝夫監督が率いる長崎日大の試合では、県出身の島袋翔輝選手らが活躍し、何度も演奏された。長崎日大の応援団の中には沖縄勢の応援さながらにカチャーシーを踊る観客もいた。 35年以上にわたり県
盗まれる前の新田義貞像=群馬県太田市提供所々で石像が無くなっていた地蔵安置所=08年5月、大津市奈良県山添村の自作寺から盗まれた、文化財未指定の千手観音像=奈良県警提供奈良県山添村の自作寺から盗まれた、文化財未指定の不動明王二童子像=奈良県警提供盗難後に戻ってきた、滋賀県近江八幡市の報恩寺にある木造善導大師坐像=滋賀県教委提供 全国各地の寺社に安置された仏像や地蔵、狛犬(こまいぬ)などが次々に盗まれていることが、文化庁の初めての調査で分かった。2007〜09年度の3年間で盗難被害は少なくとも計105件にのぼり、件数は年々増加。被害の多くは、国や自治体の文化財指定を受けていない、いわば「市井の文化財」で、同庁は都道府県教育委員会に注意を呼びかけている。 今年3月、大阪府能勢町の今養寺で国指定の重要文化財(重文)の木造大日如来坐像(ざぞう)が盗まれたことなどを機に、文化庁が調査に乗り出した
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2010年3月3日教育委員会に要望書を提出しました その全文と教育委員会からの回答を公開します。 墨田区図書館運営等に関する要望 私達は、一昨年来、あずま図書館、寺島図書館の統合・廃館問題、統合新図書館建設問題を契機に墨田区の図書館運営について、利用者として要望書の提出、請願などを行ってきました。そこでの事項が解決されないままになっているなかで、昨年12月、突然今度は、八広図書館が民間委託され、正規職員、非常勤職員が、一人もいなくなるという利用者にとって無視できない話を聞きました。この話を機会に改めて墨田区の図書館運営について以下の質問、要望をしたいと思います。 1.図書館基本計画の作成について 2008年12月1日の教育委員会において統合図書館のことが議論された際、高木委員長から「これ(統合新図書館建設)が報告事項だというのが非常に気にかかります」「この教育委員会で、まだ、図書
>ネット上で他人の本を不特定多数の人に公開したら違法 これは、書いた人の著作権を尊重するための法律「著作権法」に基づいています。著作権法は日本だけの法律ではなく国際条約に基づいてできた法律です。条約というのは、内容をどうするか世界中の人が話し合って決めるものです。話し合いの中で、「昔から学問や文化の発展に貢献してきた図書館は残そう、本は誰でも無料で借りられる制度を残そう」という案に大勢が賛成したから、図書館が存続しています。 私は日本のことしか知りませんが、本とCDは再販制度という、原則として割引販売しないという決まりに守られています。ですから、書いた人(作った人)には十分なお金が支払われます。だから、図書館やレンタルCDが無料や安い料金で貸しても文句を言わないということだとも思います。 作った人が文句を言わなければ、著作権に関する条約や法律は変わりません。CDはいろいろあって録音メディア
世界遺産・熊野古道のシンボルとして知られ、平成20年に切断されているのが見つかった和歌山県田辺市の石像「牛馬童子」の頭部とみられる部分が発見されたことが18日、田辺署への取材で分かった。 田辺署は本物かどうかを調べ、器物損壊などの疑いで捜査している。 同署や田辺市によると、16日、田辺市鮎川のバス停で、ベンチの上に頭部の形をした石の塊が置いてあるのを通行人が見つけた。 頭部は20年6月に切断されてなくなっていることが分かり、その後、頭部の複製を胴体とつなげて修復された。童子像は高さ56センチ。平安中期に熊野古道を訪れた花山天皇が牛馬に乗る姿を模して1891年ごろに作ったとされる。「心ないことを…」 牛馬童子壊され観光客らあぜん
京都府京田辺市の市立田辺中学校で、人権教育担当の男性教諭(55)が顧問を務めるソフトボール部の活動中、3年の女子生徒に「死ね」と発言していたことが18日、同校への取材で分かった。 教諭は同校の聞き取り調査に「叱咤激励のつもりだった」と説明。府教育委員会は事実関係を確認し、処分を検討する。 同校によると、教諭は今年4〜7月上旬、試合や練習で生徒がミスをした際に、複数回にわたり「死ね」などと発言。額を握りこぶしで小突いたり、ヘルメットの上から頭をたたいたりした。 生徒は7月上旬に退部。生徒の保護者は同校に「教諭の言葉が厳しい」などと相談していたという。山下芳一教頭は「不適切な言動で、教諭には気を付けるよう指導した」と話している。
照りつける太陽の下で、朱色の祭殿前にじっと座って祈るおばあさんがいた。那覇市若狭の至聖廟(びょう)(孔子廟)は、約340年の歴史を重ねる。至聖廟を管理する久米崇聖会の古謝昇理事長は「こういう人が今もよく来る。信仰は生きている」と記者に説明した。 年中行事や墓、食事など沖縄では今も中国の影響は強い。琉球王国に渡来した中国人の子孫は久米村(現那覇市久米)に戦前まで集住しており、「久米村人」と呼ばれた。久米崇聖会は渡来中国人の子孫の団体だ。会によると現在、把握できるだけで9020人いる。仲井真弘多知事もその一人。知事は年1回9月、至聖廟での祭礼に参加する。 久米は沖縄戦の前に空襲で全焼したが、ここに92年、市営中国式庭園、福州園ができた。約8500平方メートルの園内に、中国福建省福州から来た職人が福州の建材を使って建てた建物や池が点在する観光名所だ。 福州園ガイドで、久米村人系の松永麗子さん(7
◇「琉球併合に国際法上の根拠はない」 学者ら論文、06年以降20本 沖縄に対する中国の権利が今もある--。こんな刺激的な主張が最近、中国の歴史学者の間で有力になりつつある。沖縄がかつて琉球王国時代に中国との交易で栄え、中国に従属する地位にあったことを根拠にしている。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で日米同盟が揺らぎ、沖縄と日本政府の関係もぎくしゃくする中、中国では「沖縄を返せ」の声が強まっている。【「安保」取材班】 昨年12月、北京。中国人歴史研究者らによるシンポジウムが開かれ、「明治政府による琉球併合(1879年)も、戦後の沖縄返還(1972年)も国際法上の根拠はない」との主張が繰り返された。主催者の一人、徐勇・北京大教授は、日中関係史が専門で、日中歴史共同研究の中国側委員も務めた有力研究者だ。 沖縄の「日本帰属」を支持するこれまでの中国の公式見解を覆す主張だ。上里賢一・琉球
今はまったく遠いところで生活しているので、リンク先の内容については特に言い添えることもないし情報を加えることもできないのだけれど、いちおうまったく縁もゆかりもない土地というでもないし、親しい知り合いのなかには現地で事態の最前線に身を置いているひともいる。なので私自身書きづらいこともあるし書けないことも多い。完全に雑感として自分の立場でいま書けそうなことを書きつけておいても無駄ではないだろう、という程度のことである。 ヤフーの「みんなの政治」などに事の次第はだいたいまとめられている(と思う)ので参考にしていただければいいと思うのだが、鹿児島県阿久根市の一件どうも各種メディアからもたらされる情報が少ない。地元紙・M日本新聞が件の市長からゴミ扱いされていて、M日本新聞が猛烈に逆ギレ&ガチ勝負というウラ構図がかぶさって余計にややこしい。経済的にかなり追い詰められた一地方の市町村で市議会や市役所の関
JR西日本の大阪環状線や関西線、阪和線を走る車両24両の運転台に設置された自動列車停止装置(ATS―P)の警報スピーカー部分にビニールテープなどがはられていたことがわかった。複数の運転士が「音がうるさく、調節のために以前からはられていた」と話しているという。JR西は「安全にかかわる装置の音量を、運転士の判断で調節したことは不適切」として、乗務員がかかわる全部署に注意を促した。 装置は、カーブ手前やポイントの手前で「ピンポン、ピンポン」と警報音で減速を促すほか、停車駅手前で「停車です」と合図する。 JR西によると、テープがはられたのは、いずれも旧国鉄時代に製造された車両。音量調節機能はあるが、最小にしてもかなりの音がするという。 6月23日、「音量が小さい」との運転士の通報で調査を始め、同27日、テープの存在を確認した。 JR西は「警報音が全く聞こえない状態ではなかった。事故にはつながらなか
りそなホールディングス(HD)傘下の3銀行が、大学などと提携して、通常の教育ローンより低い金利で入学金や学費などの資金を貸す「提携教育ローン」の新規取り扱いをやめたことが18日、明らかになった。 昨年12月に施行された改正割賦販売法が、銀行の提携ローンも規制対象としたことで、新たなシステム投資などの負担を迫られたためだ。悪質商法の抜け道を防ぐための規制強化が、思わぬ形で、大学生らに影響を及ぼしている。 大手行による提携ローンからの撤退が明らかになるのは初めて。 提携ローンは、学校が利子補給や債務保証などをするため、金利を低く抑えることができる仕組みだ。大学側も、入学時などに経済的な不安についての相談があれば、奨学金などのほか、金利が低い提携ローンを紹介するケースが多い。 りそなHD傘下のりそな銀行は、早稲田大、慶応大など約80の大学や、専門学校などと提携し、年3・5%程度と通常より1〜1・
検索・ポータル関係の話題 国立国会図書館サーチ(開発版) どうやらPORTA及びゆにかねっとの後継システムになるらしい。 早い話が、現在国会図書館が抱えているシステムとデータのほとんど全部を統合したうえで、外部とも連携しまくるぜといったところか。 初見の感想と要望を下記にざっと列挙。 最初からAPI公開というのは好評価。PORTAでの経験を生かしたといったところか。 カーリルとの連携は非常によし。 検索結果詳細画面の右カラム下の「オンライン書店等で探す」は「Database Linker」へのリンクではなく、各サイトへのリンクを直接列挙してしまった方がいい。 今後の機能増強においては、何につけてもサーバー増強と、効率的なデータ処理が欠かせない。あとはAJAXの過剰使用の抑止か(初期のPORTAはひどかった)。やはり、検索はさくっとできてなんぼのもの。 できれば、Webcatのデータは
北総線の運賃問題で、沿線住民らが17日、国を相手取り、北総線を運行する北総鉄道(千葉県鎌ヶ谷市)への運賃値下げ命令などを求める訴えを東京地裁に起こした。 原告は「北総線値下げ裁判の会」のメンバーらで、16個人と1企業。訴状によると、前原国土交通相は今年2月19日、北総線の線路を使う京成電鉄の成田スカイアクセス線の上限運賃設定、京成電鉄が北総鉄道に支払う線路使用料などの協定を申請通り認可した。原告側は、「京成電鉄は、北総線区間で生じる運賃や特急料金収入の全額を北総鉄道に線路使用料として支払うべきところ、運賃収入の一部だけを払う協定を結んだのは不合理」と主張し、「北総鉄道は増収分を横取りされるという不利益が継続し、沿線住民は高額な運賃負担を強いられる」と訴えている。 この協定について、「(北総鉄道が京成電鉄の子会社であるという)資本の支配関係による結果、利用者の利益が著しく侵害される場合には認
■那覇経由で宮古入りも 石垣~宮古便に不満が出ている。それまでJTA(日本トランスオーシャン)の150人乗りのジェット機2便あるいはジェット機1便にRAC(琉球エアコミューター)の39人乗りDHC8型機2便が就航していたのが、先月16日からはRACの39人乗り小型機2便に縮小変更されたため、従来に比べて乗りにくくなっているためだ。 利用者によってはどうしてもその日に間に合わせなければならない用事があって、那覇経由で宮古入りしたという話まで聞こえている。 JTAによると、このダイヤは今月いっぱいまでの措置で、9月からは7月中旬までのジェット1便、RAC2便のダイヤに戻るという。そのため今のところこの機材・ダイヤを変えることは考えていないようだ。 しかし、いくら規制緩和の時代とはいえ、利用者の意見も聞かずに一方的に機材を変更縮小して乗りづらくしているやり方には、八重山在の各宮古郷友会の方々には
一部のマスメディアが、参院で野党が過半数を占める「ねじれ国会」を“異常事態”と断定し、打開を求めるキャンペーンを行っています。 例えば「読売」社説(7日付)は、“政治は何も決められない”“日本政治の停滞を避けるには、衆参ねじれ国会の難局を打開すべきだ”と主張。民放のテレビ番組(8日放送)でも「ねじれ国会」打開を名目に、増税反対の政党を国会から締め出せと言わんばかりの意見が出ています。 とくに、「読売」社説は、「ねじれ国会」打開と絡めて「首相が消費税問題で逃げの姿勢を取ることは許されない」(3日付)と、消費税問題での与野党の合意形成も視野に入れた危険な主張を展開しています。 しかし、一部のマスメディアが騒ぎたてるほど、「ねじれ国会」は“異常”なのでしょうか。戦後、参院で野党が過半数を占める「ねじれ」状態は、過去4回あります。 竹中治堅(はるかた)著『参議院とは何か』(中央公論新社)によると、
高額の運賃が問題となっている北総線(東京都葛飾区―千葉県印西市)の沿線住民が17日、国土交通省に運賃値下げを命令することや京成電鉄が支払う安い線路使用料の認可取り消しなどを求め東京地裁に提訴しました。国に私鉄運賃の値下げ命令を求める訴訟は初めてです。沿線住民16人と1法人が原告となりました。「北総線値下げ裁判の会」(武藤弘代表)が裁判闘争の主体となります。 北総線は首都圏の主要私鉄に比べ普通運賃・通勤定期で2~3倍、通学定期で4~5倍高く住民の重い負担となっています。スカイアクセス開業にともなって京成が支払う線路使用料は、北総線から京成に乗り換えた乗客の減収を補てんするだけで事実上ゼロの「ただ乗り」状態です。 訴訟は▽2月認可の線路使用条件を取り消し、北総線営業区間の運賃・特急料金収入相当額の線路使用料を京成が支払うよう変更する▽高い北総線運賃の無効を確認し運賃の変更を命令する―などを求め
公務員削減は、未来の社会をつくる子どもの教育にも影響をおよぼしています。 今、学校現場では正規教員が減り、非正規教員が急増。公立の小中学校では9人に1人(2009年度)が非正規の教員となっています(グラフ上)。都道府県ではなく、市町村が独自に採用している教員を含めると、さらに非正規率は高まります。 全日本教職員組合によると、埼玉県では、4割の先生が非正規で働いている小学校もあるといいます。 東京都や埼玉県で20年、臨時教員をしているAさんは、基本的には1年で学校を替わるか、任用が終了します。「子どもの成長を長いスパンで考えられない」と悔しがります。 埼玉県で、特別支援学級で正規教員を務める教員は、臨時教員が増えると「1年生の時はどうだった、2年生の時はここが成長した、だから今はこういう指導が必要という話をすることが、教員同士で困難になる。教育に臨時はない。正規職員にすべきです」といいます。
立山連峰をバックに走る「富山ライトレール」。郊外では、市街地にない景観を堪能できる(富山ライトレール提供) 路面電車の発展型として脚光を浴びるLRT(次世代型路面電車)。国内では4年前に富山市で初めて本格導入され、まちづくりの核となっている。全国的にも認知度が高まり、新交通システムとして期待が高まるが、「市民の足」として定着する欧州でも鉄道だけでは赤字路線というケースが少なくない。採算性では語り尽くせない「スローライフの精神」がLRT普及の鍵になるという声もある。(日出間和貴) 車社会からの脱却 地方都市の衰退の構図を解き明かした『地域再生の罠(わな)』(ちくま新書)の著者、地域再生プランナーの久繁哲之介(ひさしげてつのすけ)さんは「車依存のライフスタイルから脱却しない限り、LRTは浸透していかない」と予測する。 久繁さんによると、欧州では赤字覚悟でLRTを存続。人と交流することを好み、
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