サッカー・ワールドカップブラジル大会の取材報告をする賀川浩さん=8月2日、神戸市立中央図書館(中央区) 今年、ブラジルで開催されたサッカー・ワールドカップ(W杯)を現役最年長記者として取材したサッカーライターの賀川浩さん(89)が2日、神戸市中央区の市立中央図書館で、大会での体験や日本代表の戦いを分析する「報告会」を開いた。 報告会はサッカーのゲームスタイルにあわせて「前半」「ハーフタイム(休憩)」「後半」、質疑応答のための「延長」という構成で行われた。 報告会は写真をまじえた「取材の旅」の話題から“キックオフ”。世界中から集まった記者のなかで最高齢だったことが各国のメディアから注目され「取材をしに行ったのに取材された」といい「日本ではただの後期高齢者なんですが、年を取ることも悪くないと思いました」と笑った。 現地取材の意義 サッカー・W杯ブラジル大会の記者証を持つ賀川浩さん。「“おのぼり