長野県諏訪郡富士見町の富士見高校養蜂部が飼育していたニホンミツバチの巣箱一つが8月中旬に何者かに盗まれていたことがわかった。 同部では今年1月にも巣箱一つが盗難に遭ったばかり。度重なる心ない行為に11人の部員は「ハチたちは私たちの大切な命。どうか返して」と訴え、同校は茅野署に被害届を出すことを検討している。 同部顧問の北原俊文園芸科教諭(36)によると、夏休み中の先月18日午前8時頃に登校した際、木製の巣箱二つのうち一つが無くなっているのに気付いた、という。前夜の17日午後9時の見回りでは問題なかったといい、17日深夜から18日未明にかけて被害に遭ったらしい。 巣箱の大きさは、高さ60センチ、横30センチ、奥行き80センチ。大人1人で持ち上げられ、入り口を締めればハチは出てこないため刺される心配もないという。 今回盗まれた巣箱は、1月の盗難事件のあとに長野市の養蜂家から寄贈されたもので、こ
都営地下鉄新宿線を本八幡駅(市川市)から新鎌ケ谷駅(鎌ケ谷市)まで延伸する鉄道路線の事業化を検討していた県、市川市、鎌ケ谷市でつくる「東京10号線延伸新線促進検討委員会」が3日解散を決議し、同日付で解散した。 少子高齢化などで沿線の人口増が期待できないことや ・・・ 【残り 72文字】
結婚していない男女間の子(婚外子)の遺産相続分を、結婚した夫婦の子の半分とした民法の規定が「法の下の平等」を保障した憲法に違反するかどうかが争われた裁判で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允(ひろのぶ)長官)は4日、規定を合憲とした1995年の判例を見直し、「違憲」とする決定を出した。 最高裁が法律の規定を違憲と判断するのは、戦後9例目。格差是正のための民法改正が迫られることになる。 大法廷で審理されたのは、ともに2001年に死亡した東京都と和歌山県の男性の遺産相続を巡る2件の家事審判。いずれも1、2審が規定を合憲とし、婚外子側の相続分を結婚した夫婦の子の半分としたため、婚外子側が特別抗告していた。
バレエ漫画の歴史を通覧する「バレエ・マンガ~永遠なる美しさ展」が、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)で開かれている。日本のバレエ文化そのものにも影響を与えた創作ジャンルの、独自の系譜に迫る企画展だ。 1950年代以降の代表的作家12人を中心に、カラー原画、初出誌など約300点を展示。図録も、インタビューや論考、詳細な年表を収録した労作だ。 山岸凉子さんは『アラベスク』(71~75年)で、身体表現としてのバレエの芸術性を描き出し、有吉京子さんの『SWAN―白鳥―』(76~81年)では、ヒロインが世界に通用するバレリーナとして才能を開花させる。曽田正人さん『昴』(2000~02年)が青年誌で連載されるなど、バレエ漫画は少女漫画の枠を超えた発展を遂げている。 客演のため来日し、会場を訪れたパリ・オペラ座バレエ団エトワールのカール・パケットさんは「多彩なバレエ漫画の存在を初めて知った。フラ
9代目中村福助(52)の「7代目中村歌右衛門」襲名発表会見が4日、都内で行われた。戦後歌舞伎をけん引した6代目の没後13年ぶりに女形の最高峰の大名跡が復活するもので、来年3、4月の東京・歌舞伎座を皮切りに、6月博多座、7月大阪・松竹座、12月京都・南座、再来年には地方で襲名興行を行う。 7代目を襲名する福助は「襲名の話をうかがった時は夢だと思った。6代目の叔父にあこがれ、目標にしてきただけに、身の引き締まる思いです」。11年に亡くなった父中村芝翫は松竹に新開場する歌舞伎座での7代目襲名を「遺言」の形で依頼していた。福助は「親子の間で襲名の話は出なかった。ただ、小さいころから歌右衛門の名跡の大事さを聞かされてきたので、その名に追いつけるように頑張るのみです」 福助の襲名を気にかけていた義兄の中村勘三郎も昨年亡くなったが、福助は「歌右衛門と勘三郎の名前が並んだ舞台を見てほしかった。兄も天国から
9代目中村福助(52)が来春に歌舞伎界の大名跡である「7代目中村歌右衛門」を襲名することが3日、分かった。来年3、4月に東京・歌舞伎座で襲名披露興行を行う予定で、今日4日、都内で会見を行う。先代の6代目中村歌右衛門が01年に亡くなっており、13年ぶりの名跡復活となる。福助の長男6代目中村児太郎(19)も10代目福助を同時襲名する。 歌右衛門は女形として最高峰の大名跡で、江戸時代中期から続いてきた。福助の曽祖父にあたる5代目歌右衛門は大正、昭和の歌舞伎界に君臨し、大叔父の6代目も戦後歌舞伎をけん引し、文化勲章を受章した。 福助は2年前に亡くなった中村芝翫の長男で、幼いころから父の薫陶を受け、本格派女形の道を歩んだ。一方で、義兄の中村勘三郎とともにコクーン歌舞伎や平成中村座でも活動し、映画などにも出演。先代に実子がなく、福助の襲名は既定路線だった。 松竹は4月に新開場した歌舞伎座もこけら落とし
山形県のJR左沢線と山形鉄道フラワー長井線を、道路と線路の両方を走行できる「デュアル・モード・ビークル(DMV)」で結ぼうと、周辺の8市町長らがDMV推進協議会(事務局・朝日町)を設立した。 導入に向けた地域住民の機運を高めるとともに、国や県などへ働きかけを行う。 DMVは、タイヤで道路を走り、格納していた鉄輪を下ろして線路を走行する車両。事務局によると、ルートは未定だが、大江、朝日、白鷹町を通る国道287号が想定されている。左沢―荒砥間はかつて、民間の路線バスが運行されていた時期があり、鉄道未整備地域の足として、現在も一定のニーズはあるという。 観光客も利用する両鉄道路線を、乗り換えなしで接続することで利便性を高め、沿線市町の活性化につなげる狙いもある。 DMVは2004年、JR北海道がマイクロバスを改造して開発。釧網線や石勝線などで試験走行の段階に入っている。新たな公共交通機関として注
JR東日本高崎支社は、「ぐんまワンデーパスSP」「ぐんまツーデーパスSP」の発売を開始した。JR線をはじめ群馬県内を中心とした鉄道路線が自由に乗り降りできる。 自由に乗り降りできるフリーエリアは、JR線が高崎線新町~高崎間と八高線群馬藤岡~倉賀野間、信越本線高崎~横川間、上越線高崎~土合間、両毛線、吾妻線、上越新幹線高崎~上毛高原間、北陸新幹線(長野新幹線)高崎~安中榛名間。このほか、東武鉄道の伊勢崎線川俣~伊勢崎間、小泉線、佐野線館林~佐野間、桐生線、上信電鉄上信線、上毛電気鉄道上毛線、わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線桐生~沢入間も利用できる。 利用できる列車と座席は普通列車の普通車自由席だけだが、新幹線を含む特急列車や指定席なども別に特急券や指定席券などを購入すれば利用できる。ただし、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車は利用できない。 利用できる期間は10月1日から12月31日までで、「ワン
ドイツ北西部ニーダーザクセン(Lower Saxony)州ディープホルツ(Diepholz)の民家の屋根裏で見つかった、ひつぎに入ったミイラ(撮影日不明)。(c)AFP/LUTZ WOLFGANG KETTLER 【9月4日 AFP】ドイツ北西部ニーダーザクセン(Lower Saxony)州の町ディープホルツ(Diepholz)で、祖父母の家に遊びに来ていた10歳の少年が約1か月前に屋根裏で人間のミイラを発見し、同国の警察・検察・検視当局は、このミイラをめぐる数々の謎を解明すべく調査を行っている。 地元紙クライスツァイトゥング(Kreiszeitung)によると、身長149センチのミイラをCTスキャンした結果、頭蓋骨や他の大部分の部位の保存状態は良く、左目のくぼみから矢が突き出していることが分かった。ミイラの性別は分かっていない。 さらに、ひつぎの中からは死者の顔から型取りした仮面も見つか
国立国会図書館では、新聞や週刊誌等も含め、様々な資料を文化的資産として収集し、保存しています。このたび、所蔵するスポーツ新聞やスポーツ専門誌等から、20世紀を彩る「名勝負」を伝える資料を集めた展示会を開催します。 野球、サッカー、相撲、柔道、テニス、ラグビー、ゴルフ、競馬、ボクシング、プロレス等のスポーツ競技やオリンピック、さらに、囲碁、将棋の世界から、約90の「名勝負」を選びました。今では貴重となった、昔のスポーツ新聞や懐かしいスポーツ専門誌等々、珍しい資料約160点が一堂に会する、国立国会図書館ならではの展示をお楽しみください。 お知らせ 2014年2月10日 みなさまからお寄せいただいた「思い出の名勝負」の投票結果(PDF file: 1.38MB)を掲載しました。 2013年11月18日 今週の「思い出の名勝負」:みなさまからお寄せいただいた「思い出の名勝負」から、2011年のなで
東京電力福島第1原発の汚染水漏洩(ろうえい)問題は3日、政府が総合的対策を決め、自らが前面に出る姿勢を明確にしたが、自民党から民主党政権の責任を問う声が出ている。事故発生時の菅直人首相が「東電任せ」に終始したことが、問題の背景にあるという論法だ。 原子力損害賠償法は「異常に巨大な天災地変」による損害に対し電力会社を免責し、国が責任を負うと定めているが、菅政権はこの規定を適用しなかった。 自民党の脇雅史参院幹事長は3日、党役員会で「本来はこの規定でやるべきだったが、民主党政権は該当しないと判断をした」と民主党を非難した。石破茂幹事長も、役員会後の記者会見で脇氏の発言を紹介し、国が前面に出て対応を取りやすくするための法整備の必要性を強調した。 実際、汚染水問題は民主党政権時代からの懸案。2日の同問題に関する党会合でも「民主党政権と東電の対策は絵に描いたモチだった」との声が上がった。 ただ、自民
2期目に入った横浜市の林文子市長が3日、産経新聞の取材に応じ、8月の市長選で公約に掲げた「LRT(次世代型路面電車)導入の検討」について、実現可能性の調査に着手する費用を来年度にも予算に盛り込む考えを示した。「課題は多いが、横浜都心部のまちづくりで重要な要素。費用面もふまえつつ、導入の可能性について早期に検討を始めたい」と意欲を見せた。(小野晋史) 林市長は、LRTを走らせる地域として横浜ベイブリッジよりも内陸側の横浜都心臨海部を想定。「(都心臨海部は)横浜の成長エンジンで、LRTは地域全体の回遊性や連携強化に寄与する。市民や観光客の利便性を高め、環境にやさしい次世代交通システムとして重要だ」と強調した。 背景には、市が平成26年度中の策定を目指している都心臨海部の再生計画がある。同計画は30~40年ほど先を見越した長期的なもので、計画の対象となる都心臨海部は北から順に、東神奈川臨海部周辺
気がつけば8月も終わり、世の中は新学期ムードですね。 しかして我らが大学人の夏休みはまだまだ終わりませんぜ! ビバ夏休み! ・・・学生さんは夏休み・・・だというのに、どうも教員の方は学期期間中より忙しい気がしているのですが気のせいでしょうか(汗) 学期中はせめて土日は休んでいたんだけどなあ。 それでいて、これで新学期になったら忙しくなくなるビジョンもまるで見えてこないので厄介な話です。 そんなわけで色々立てこんでおり、夏休み中にあったSPARC Japanセミナーのイベント記録もアップが大変遅れてしまいました。 出張報告等へのご利用を目論んでいた方の中には期待が外れてしまった、という方もいらっしゃるかも知れません、ごめんなさい(汗) すでにカレントアウェアネス-E*1や月刊DRF*2でも取り上げられていて、そちらの方が短くまとまっているのでもういいのでは、とも思いますが。 せっかく記録も取
◇寄贈の1809冊所在不明、未整理のまま放置1万9377冊 青森公立大は3日、1993年の開学以来、市民らから寄贈された図書1809冊の所在が不明になっていると発表した。未整理のまま放置されていた図書1万9377冊も見つかり、同大は「市民の善意を裏切るもので深くおわびする。人員削減などで対応できなかった」と陳謝。寄贈者に謝罪するという。 同大によると、開学以降、市民や企業などから4113冊の寄贈を受けた。このうち2304冊は所在が確認できたが、残りの1809冊は行方が分かっていない。同大は「誤って破棄された可能性が高い」としている。 内部調査の過程で、図書館内に段ボール箱に入った状態で未整理の寄贈図書など1万9377冊があることも発覚した。同大は市民から寄贈の申し出があった場合、専門書以外は受け入れない方針だったが、担当職員が日常業務に追われ、整理作業を後回しにしたまま積み上げられていった
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