芦屋学園・大八木理事長を脅迫容疑で書類送検 ラグビー元日本代表 学校法人芦屋学園(兵庫県芦屋市)が運営する中高一貫校の元教頭の60代男性を脅迫したとして、芦屋署が脅迫の疑いで、ラグビー元日本代表で同学園の大八木淳史理事長(54)を書類送検していたことが27日、芦屋署への取材で分かった。 芦屋署は同日までに大八木理事長への名誉毀損容疑で元教頭も書類送検した。いずれも15日付。 大八木理事長の送検容疑は、中高一貫校「芦屋学園中学・高校」の生徒を通わせている外部委託の学習塾に対し、学園が毎年約3千万円を支出していることについて、昨年5月に元教頭が「不透明だ」と指摘した際、「理事長には絶対の権力がある。ちょっとでも不利益を与えたら、とんでもないことになる」などと発言し脅した疑い。 大八木理事長は中高一貫校の校長や、学習塾の理事も兼務していた。元教頭はその後解任され、学校法人が運営する大学・
花火大会の中止要請応じず火事 長崎・対馬市「判断甘かった」 長崎県警が同県対馬市で25日に開かれた花火大会の中止を事前に市に要請していたことが27日、分かった。当日は風が強く、花火の火が周囲に燃え移る恐れがあったためだが、市は応じずに開催したところ、付近の雑木林約1万平方メートルが焼ける火事が発生した。 市は「判断が甘かった」としており、県警は関係者から事情を聴き、失火容疑も視野に入れて調べている。 対馬北署によると、当日は強風波浪注意報が出ており、現場の警備を担当した署の幹部が2度、大会の実行委員会に口頭で中止を要請。聞き入れられず午後7時に花火大会が始まったが、直後に火事が起きて中止となった。 市によると、大会は日韓友好を目的に開かれており、昨年は海上の船から打ち上げたが、波の影響を受けるため、陸からに変更した。担当者は「大会が始まるころは風が弱まるという気象予報を基に判断した
客に野球賭博をさせたとして、大阪府警捜査4課は27日までに、賭博開帳図利などの疑いで、自営業ダルビッシュ翔容疑者(26)ら8人を逮捕した。 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手の実弟。 翔容疑者の逮捕容疑は、5月12~18日に開…
映画「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」や「ゴジラ」シリーズのポスターなどで活躍した画家・イラストレーターの生頼範義(おおらい・のりよし)さんが27日、肺炎で死去した。 79歳だった。告別式は29日午後0時10分、宮崎市花ヶ島町柳ノ丸508の1プリエール宮崎花ヶ島の杜。喪主は妻、康子さん。 兵庫県生まれ。1957年に東京芸大を中退後、イラストレーターの道に進んだ。80年に映画「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」の国際版ポスターを手がけ世界的に注目された。平井和正さんや小松左京さんらSF小説の装画やゲーム「信長の野望」のパッケージ画など幅広く描いた。2014年、文化庁映画賞(映画功労部門)。 1973年から宮崎市にアトリエを移していた。
埼玉県立大宮高校(さいたま市大宮区)で今月行われた「強歩大会」に参加した2年の女子生徒がゴール前で倒れ、その後死亡していたことがわかった。同県警によると、死因は病死。同校は「大会との因果関係は不明」としているが、事故を受けて大会のあり方を見直す方針だ。 同校によると、強歩大会は男子は16・5キロを3時間以内、女子は13キロを2時間半以内で、走ったり歩いたりしながらゴールをめざす恒例行事。今月16日午前10時半にスタートし、女子生徒は同11時45分ごろ、ゴール直前で倒れた。近くにいた教諭が119番通報し、心肺停止の状態で同県川越市内の病院に搬送され、17日夜に死亡が確認された。 雨天中止の行事だが、当日は小雨が降る中で決行したという。浅賀敏行教頭は取材に対し、「大会を中止していれば防げたかもしれない」と答えた。 女子生徒は9月14日の体育の授業で、強歩の練習中に倒れていたが、医師の診断で異常
東京大学大学院情報学環教授 北田暁大〔Kitada Akihiro〕 龍谷大学社会学部准教授 岸政彦〔Kishi Masahiko〕 岸 こないだ僕の大阪の研究会に北田さんが来てくれて、こんな話になりました。たとえば「社会意識」っていうときに、ものすごく全然違う2つのものを一緒に社会意識って呼んでて、1つは見田宗介の『まなざしの地獄』とかが代表です。あれは極端な例から、同時代の集合的な「社会意識」というもののあり方を抽出して、で、こうなる! みたいな。それが社会意識論って言われていた。 でも、じつは社会意識論って、同じ言葉で同じ授業で、ほとんどの大学でされているのは、社会心理学者がゴリゴリの計量でやってるやつだったりします。それも社会意識論って言われていて、たとえば、ケガレ意識が強い人ほど部落差別をする人が多い、みたいな感じのクロス集計、回帰分析をひたすらやっている。じつは量からいえば、そ
東京大学大学院情報学環教授 北田暁大〔Kitada Akihiro〕 龍谷大学社会学部准教授 岸政彦〔Kishi Masahiko〕 岸 この対談は、「社会学はどこからきて、どこへ行くのか?」というテーマで進めたいと思います。社会学の現状を、研究環境や研究動向から、おおまかに捉えて、もういちど考えようと思っています。まず簡単に自己紹介から始めます。僕は2年前に、戦後の沖縄のことを論じた『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013年)という本を出版して、そのあと『街の人生』(勁草書房、2014年)という、生活史のインタビューをそのまま載せた本を書いていますが、本を書くようになったのはこの2年くらいです。このあとも何冊か、順次出ることになっています。北田さんは、僕から見ると若いときから世に出ていた方で、1970年前後生まれの同世代のなかでは、燦然と輝くスターです(笑)
「うまい日本酒の選び方」の著者・葉石かおりさんが許可なく「構成、写真全く同じで、語尾だけ変えたパクリ本が本日セブン-イレブン限定で『日本酒入門』として発売」されたと自身のTwitterとブログで報告。出版社に対して「著作権に対する倫理観を疑います」と憤りをあらわにしています。 「うまい日本酒の選び方」は酒ジャーナリストの葉石さんがナビゲーターとして「お気に入りの一本に必ず出あえる」をテーマに、酒造りの現場や基本的な種類や選び方、お酒に合う料理などを紹介しています。今年3月にエイ出版社から発売されたのですが、同出版社からほぼ同じ内容で「日本酒入門」と名を改めてコンビニの書棚に並ぶことになりました。葉石さんは契約と異なるし著作権も侵害しているとして、出版社に回収を含めて提案しましたがそのまま発売されることになったそうです。 「うまい日本酒の選び方」 「日本酒入門」の発売前日に担当者から連絡を受
Tokyo Biblio @TokyoBiblio 昨日のSFビブリオバトルin神田古本まつり、大変賑わいました!SF作家の山本弘先生もビブリオバトルに参戦。トークでは著者『BISビブリオバトル部』に登場した本をご披露していただきました!! pic.twitter.com/BOpxo1cQHV ばなな @booksbanana 本日のSFビブリオバトルin神田古本まつり発表本、えんじさんは『MEAD GUNDAM』、中島はるなさんはロバート・F・ヤング『時が新しかったころ』u-kiさんは秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』、岡野晋弥さんは丸川トモヒロ『成恵の世界』山本弘さんは新井素子『ひとめあなたに…』。
10月23日、図書館流通センター(TRC)の石井昭社長は本紙に対し、神奈川県海老名市図書館(中央・有馬)で共同事業体として、指定管理者となっているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との提携解消を検討していると語った。海老名市立中央図書館のリニューアル段階では、選書や分類などに関するTRC側の意見が通らず、TRCの石井社長は『こちらの考えを受け入れようとしない。また、図書館に対する考え方で大きな食い違いがある。今後、共同事業体ではやらない』と断言した。海老名市立図書館の運営は当面継続する意向だが、同市、CCC、TRCの三者で協議する方針。CCCの広報では「これまでと変わりなく、両社で運営していくと認識している」とコメント。また、両社がアドバイザリー契約を結んでいた愛知県小牧市の新図書館についても、TRC側では共同事業体を解消する意向を示している。
今日は、文字・活字文化の日だ。読書週間も始まった。本との出会いを求め、図書館を訪ねてみてはいかがだろう。 「死ぬほどつらい子は学校を休んで図書館へいらっしゃい」。神奈川県の鎌倉市中央図書館勤務の女性司書が、8月末に発信したツイッターの文面だ。「改めて図書館の役割を教えられた」などと大きな反響を呼んだ。 いじめを受けるなどして、学校生活になじめない子も、図書館で本の中の様々な世界に触れることによって、自分の居場所を見つけられるかもしれない。図書館は、誰でも気軽に足を踏み入れられる貴重な空間である。 全国には約3200の公立図書館がある。10年間で400館増えた。本の貸し出し数は、年7億1000万冊に達する。 各自治体は、住民が利用しやすい「知の基盤」とするため、創意工夫に一層努めてもらいたい。 蔵書の質やサービスの低下が指摘される点は気がかりだ。この10年間で、書籍代などの資料費は年352億
全国各地で民間企業による公立図書館への参入の在り方が議論になるなか、公立図書館の運営を手がける東京の会社が、DVDなどのレンタル事業大手「TSUTAYA」を展開する会社に対し、図書館の運営を巡って考え方に違いがあるとして、今後、共同では新たに事業を行わない方針を伝えていたことが分かりました。 この会社によりますと、本の分類や検索の方針など図書館の運営を巡って「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と考え方に違いがあり、27日までに、今後共同では新たに図書館の事業を行わない方針を伝えたということです。また、海老名市の図書館の今後の運営については、見直しも含めて協議していきたいとしています。 「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」は「今後の方針については現時点ではコメントできない。海老名市の図書館についてはまだ説明を受けたという認識はないが、引き続きしっかりと運営していきたい」としています。 民
400館以上の公共図書館の運営を手がける民間企業、図書館流通センター(TRC)が、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に、図書館事業で今後新たに組むことはないと5日に申し入れていたことがわかった。図書館に対する考え方の違いが原因で、共同運営する神奈川県海老名市の図書館事業も見直す意向という。 TRCとCCCは共同事業体として海老名市から図書館運営を任され、1日に同市の中央図書館を改装オープン。愛知県小牧市でも新しい図書館計画の契約を交わしていたが、住民投票で建設計画が反対多数となり、契約解消を決めた。 TRC広報部は「CCCの独自の図書分類は司書が本を探すのも非常に困難。図書館のあり方として、考え方に折り合いがつかなかった。海老名については、市も含め3者で今後協議していく」としている。一方、CCCは「申し入れがあったのは事実だが、始まったばかりの海老
「ふくしま本の森図書館」は会津坂下町に開設して1カ月が過ぎた。貸し出しカードは不要、返却期限はなし。借りた本を第三者に又貸ししてもよいなど常識を覆す取り組みが注目を浴びている。 本(知)は独占するものでなく、分け与え、共有するもの-という考え方が根っこにある。図書館が少なく、書店が減るなど本に触れる機会が奪われつつある地方にこそふさわしい発想と言えよう。定着、発展させるには共鳴・協力者の拡大が欠かせない。 東日本大震災の復興支援で全国から岩手県に寄せられた約30万冊のうち約4万冊を活用した。被災学校に本を贈る同県の活動を主導した赤坂憲雄福島県立博物館長が仲立ちした。読書環境を身近につくろうとの趣旨に賛同したボランティアが、ふくしま本の森プロジェクト実行委員会を組織。5月、旧八幡幼稚園を会津坂下町から借りて、本を搬入した。 実行委員会の蔵書印を押し、日本十進分類法に基づいて本棚に収納し
第69回読書週間(27日から11月9日まで)が始まる。今年の標語は「いつだって、読書日和」だが、近年は本を読まない人が増えている。特に若い世代の書籍離れは深刻だ。読書は知識を深め、思考力を鍛えてくれる。読書教育を専門に担う学校司書の充実を図るなど、県内の環境整備を急ぐべきだ。 県教委が平成26年度に行った読書に関する調査によると、「1カ月間に1冊も読まない」と答えた高校生の割合は51.5%で前年度を2.5ポイント上回った。中学生は16.1%、小学生は1.6%で、学年が上がるに連れて、本を読まなくなっている。高校生の場合、部活動や受験などで「忙しい」のが主な理由だが、「どんな本を読んだらいいか分からない」という生徒も多い。その手助けをしてくれるのが、学校司書だ。 高校には学校司書のほかに、教科の授業をしながら図書業務を兼務する司書教諭がいるが、生徒一人一人の興味や関心に応じて本を選び、ア
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