ペルー・トルヒーヨにあるワンチャコの発掘現場(2018年6月8日提供)。(c) AFP PHOTO / ANDINA 【6月11日 AFP】ペルー北部の沿岸部で5月上旬、クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)の米大陸到着以前に栄えたチムー王国での儀式でいけにえにされたとみられる子どもの遺骨50体あまりが見つかった。考古学者のグループが発見した。 遺骨が見つかった場所の近くではこれまでにも、約550年前のものとみられる、子ども140体のいけにえの痕跡が発見されている。だが、今回の発見はこれを上回る規模になる可能性があるという。 考古学者ガブリエル・プリエト(Gabriel Prieto)氏はAFPの取材に「これまでに、チムー王国でいけにえにされた子どもの遺体を56体見つけた」と説明。「私たちが以前、ウアンチャキート(Huanchaquito)で発見した数の倍以