プロ野球・巨人の高橋由伸監督(43)が成績不振の責任を取り、今季限りで辞任することになった。球団の山口寿一オーナーが3日、明らかにした。就任1年目から3年連続でリーグ優勝を逃した高橋監督が同オーナーに「責任を取りたい」と申し入れ、球団も受け入れた。後任は未定。 高橋監督は同日、遠征先の広島市内で取材に応じ、「チームの勝敗は監督が背負うと思ってやってきた。けじめをつけないといけない」と語った。 高橋監督は今季が契約最終年で、山口オーナーは9月12日に「十分にチームを整えて腕を振るってもらいたいと考えている」と来季の続投を要請する意向を示唆していた。だが、高橋監督と先週、会談した際に、辞意を伝えられたという。