日本高野連は29日、大阪市内で理事会を開き「投手の障害予防に関する有識者会議」の答申を全会一致で承認した。 来春のセンバツ(3月19日開幕)から「1人の投手の1週間での総投球数を500球以内にする」投球制限を導入する。 ◇ ◇ ◇ ▽明徳義塾・馬淵史郎監督 1週間で500球というのは、一番妥当な線だと思う。1試合で制限すれば、(戦力面で)県立校が不利になる。これだけ選手の体調面が問題になれば、対策を出さないといけないだろう。1人の投手では勝てない時代になったということ。勝ち負けというにおいては、投手起用で監督の手腕も問われる ▽帝京・前田三夫監督 当然、今までより多数の投手をそろえ、対戦カードなどで戦略も練らないといけない。自チームの投手だけでなく、相手投手の状態、球数も把握しないと。より事前の準備、情報が必要になる。ただ、やりくりは難しくなるが、やっていくうちに慣れるだろうし、不