徳島市の阿波おどりで提供された1人20万円の「プレミアム桟敷席」。階段の幅や段の高さなどが建築基準法に違反していた問題で、実行委員会は会合を開き、購入した人や関係者に謝罪しました。 なぜ違法な状態のまま、席を提供してしまったのでしょうか。 桟敷席が建築基準満たさず 先月開かれた徳島市の阿波おどりでは、「プレミアム桟敷席」と呼ばれる1人20万円の席が初めて設けられました。ところが階段の幅や段の高さなどが建築基準法の基準を満たしておらず、検査済証の交付を受けない違法な状態で運営されました。 実行委員会は4日に会合を開き、弘田昌紀委員長代行は「プレミアム桟敷席を購入した人をはじめ、関係者に心配と迷惑をかけたことを深くおわびする。誠に申し訳ない」と述べて謝罪しました。