保守執権勢力は金大中とは反対のことをする。日本と解決すべきことは解決しなければならないと主張しながら、決定的瞬間には原理主義から背を向ける。任期が半年しか残っていない大統領が突然独島を訪れて平地風波を起こし、その後任の大統領は執権2年で日本の首相に一度も会わなかったことを政治功績としている。 首脳同士が会いにくいならば、外交長官だけでも会うふりをしなければならない。だが尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は名節(お盆や正月)の前日に横になって寝ている嫁のように日本の岸田文雄外相との面談を避けてきた。これだから政府がいくら過去の歴史と経済・安保は分離対応すると叫んでも、韓国が日本と「離婚」したという誤解を解消する方法がない。 朴大統領には対日外交の戦略が最初から不在しているように見える。過去2年間、政府がせっかく「静かな外交」から脱却して日本に声を出したことは意味が少なくない。しかし相手方が全
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