中国東部・浙江省にオープンした「円明園」のレプリカを訪れた観光客(2015年5月10日撮影)。(c)AFP 【5月11日 AFP】11日の中国国営メディアの報道によると、同国の首都北京(Beijing)にある清朝時代の離宮「円明園(Old Summer Palace)」を実物大で模したレプリカが、北京から1000キロ離れた東部・浙江(Zhejiang)省にオープンした。円明園側は、知的所有権侵害の可能性もあるとして、法的措置も辞さない姿勢を示している。 19世紀に清朝の皇帝が使用した円明園は、広大な庭園、離宮、池などからなっている。1860年、清朝が英国とフランスの使節団を捕虜とし拷問・殺害した報復として、両国軍によって破壊され、大半が廃虚と化したことから、中国では「国家的屈辱」の象徴とされている。 京報網(Beijing News)によると、レプリカは300億元(約5800億円)をかけて
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