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質守る司書の支え 県立図書館 [2014年03月08日 14:31] メールで記事を紹介する 印刷する (上)購入する絵本について話し合う図書館司書ら=昨年8月、大分市王子西町の県立図書館 県立図書館の本を購入する「資料費」の予算額が激減している。県の財政緊縮などを背景に、荷揚町から現在の王子西町に移転した1995年度の約1億2千万円から2012年度は約4千7百万円へと6割も減った。にもかかわらず12年度の蔵書数は全国10位、貸出冊数は全国3位と健闘する。子どもを引きつける絵本の選書など図書館司書の地道な取り組みが人気を支える要因の一つだという。 絵本選びなど地道に 同館は移転に伴い規模が3倍以上に拡大したため、開館前後は予算に優遇措置が取られたが、その後は資料費が減り続けている。この影響で、利用者からのリクエスト購入の基準が厳しくなったり文学賞受賞作品を複数そろえることができなくな
バチカンで近世豊後のキリシタン文書発見 [2014年01月25日 09:24] メールで記事を紹介する 印刷する (上)バチカン図書館所蔵の近世豊後のキリシタン文書。村の庄屋と五人組が改宗した元キリシタンの子孫の病死と土葬の様子を報告している(下)ガスを入れて密封し保存されている文書(マレガ・プロジェクト提供) カトリックの総本山バチカンのバチカン図書館で2011年に見つかった約1万点の文書が、マリオ・マレガ神父(1902~78年)が大分地区在任期間(32~50年)に収集した近世豊後のキリシタン関係史料だったことが24日までに、人間文化研究機構(東京都港区)などの調査で分かった。マレガ神父は集めた文書を基にして「豊後切支丹史料」を刊行していたが、原本の所在は長い間不明だった。見つかった史料には同史料集未収録の膨大な文書も含まれていて、今後は禁教下の豊後キリシタンの研究が進むと期待される。
【トリニータ】 自滅 [2013年11月11日 10:00] メールで記事を紹介する 印刷する 【大分―新潟】前半40分、大分の松本昌也が同点のゴールを決める=大分銀行ドーム、撮影・椎原新二 J1第31節(10日・日産スタジアムほか=9試合)首位の横浜Mは名古屋に1―2で敗れ、勝ち点を59から伸ばせなかった。2位浦和、3位広島はともに引き分けて、それぞれ勝ち点58、57とした。 磐田は鳥栖に屈し、16位以下が確定して初のJ2降格が決まった。鳥栖は残留が決まった。 大分は大分市の大分銀行ドームで新潟と対戦し、1―3で敗れた。通算成績は2勝7分け22敗(勝ち点13)。順位は最下位のまま。 大分の次の試合は天皇杯4回戦で、16日午後1時から、岡山市のカンコースタジアムでJ1の柏レイソルと対戦する。 【大分1―3新潟評】 大分は単純ミスから失点を重ね、好機をほとんど築くことができず、新
【トリニータ】降格検証(上) [2013年10月09日 10:30] メールで記事を紹介する 印刷する C大阪に敗れてJ2降格が決まり、うなだれる大分イレブン=5日、大銀ドーム 大分トリニータの来季の戦うステージが決まった。5日のC大阪戦に敗れ、昇格1年目で無念の降格となった。J2の6位からプレーオフを勝ち抜き、歓喜の昇格劇でJ1に挑んだ大分だったが、国内最高峰リーグの壁は高かった。苦戦の連続だった今季の戦いぶりを振り返りながら、トリニータを検証した。 想定超す戦力差 故障者の続出も響く 「戦力的に厳しいことは分かっていたが、想定以上だった」。柳田伸明強化・育成部長は4年ぶりのJ1の戦いをこう表した。開幕前に「身の丈にあった予算」でJ1経験者らを補強し、互角に戦える布陣を整えたはずだった。だが思惑通りにいかなかった。 要因はさまざまだが、故障者の続出が痛かった。特に前半戦は最大で1
県立図書館協議会の委員 初めて県民公募 [2013年07月31日 10:06] メールで記事を紹介する 印刷する 県は本年度、初めて県立図書館協議会の委員を県民から公募する。広く県民の意見を取り入れる狙い。募集するのは委員10人のうち2人以内。 協議会は県教委が選任する学識者やPTAなどで構成。図書館の運営方法などを話し合う。 公募の対象は県内在住の成人で、年度内に2回ある協議会に出席できる人。任期は2年間。希望者は県立図書館にある応募申込書と、「県立図書館への提言」をテーマにした800字以内の小論文を8月12日までに同館に持参か郵送で提出する。書類選考の上、面接(8月22日予定)があり、9月上旬に決まる。 問い合わせは県教委社会教育課(TEL097-506-5526)。
日田市で猛暑日 図書館、涼しくて快適 [2013年07月16日 10:20] メールで記事を紹介する 印刷する 涼しい館内で読書を楽しむ子どもや親子連れ=15日午後、大分市の県立図書館 県内は15日、太平洋高気圧に覆われて全域で晴れ、日田市で猛暑日を記録するなど厳しい暑さとなった。3連休の最終日。大分市の県立図書館では、涼しい館内で読書を楽しむ親子の姿も見られた。 会社員の岡部文博さん(60)=大分市森町=は「異常な暑さで外に出る気がしない」と苦笑い。初めて訪れたという小田江理子さん(37)=別府市野口=は長女の彌陽路(みひろ)ちゃん(5)と絵本選び。「座って読めるスペースがあっていいですね」 県立図書館サービス課のまとめでは、7月1~14日の利用者数は1万9481人。昨年に比べ588人増えている。 大分地方気象台によると、この日は日田35.2度(平年32.0度)のほか杵築34.6
大分市職員、飲食店で夜のバイト [2013年06月12日 10:43] メールで記事を紹介する 印刷する 女性職員が都町の飲食店でアルバイトしていたことが発覚した大分市役所=11日午後8時 大分市役所に勤務する女性職員(19)が、同市都町の飲食店で接客のアルバイトをしていたことが11日、分かった。地方公務員法では公務員のアルバイトは原則禁止されている。取材に対し、職員は「やってはいけないとは分かっていたが、実家に生活費を入れていたためお金のやりくりが苦しかった。反省している」と話している。 職員によると、昨年4月、同市に正規職員として採用された。仕事帰りに飲食店関係者からスカウトを受けたことをきっかけに、昨年9月から飲食店で働き始めた。週1回程度、午後8時から翌午前2時ごろまで勤務、今年2月に1度働いたのを最後に辞めた。 その間、毎月6万円程度の収入を得ていた。「全額貯金し、3月から
アフリカを知ろう 県立図書館で企画展示 [2013年05月23日 10:30] メールで記事を紹介する 印刷する アフリカや国際協力に関する本などを展示 アフリカや国際協力に関する本、アフリカで活動したJICA(国際協力機構)の青年海外協力隊員が推薦する本約100冊を紹介する企画展示「アフリカを知ろう!」が大分市の県立図書館で開かれている。6月9日まで。 6月1日から横浜市である「第5回アフリカ開発会議」に合わせて、同館とJICA九州が共催。アフリカの現状や国際協力についての理解を深めてもらうのが目的で、展示本は借りることができる。 5月26日午後1時から同館視聴覚ホールで、“世界最年長の小学生”のギネス記録を持つキマニ・マルゲ(ケニア)の実話を映画化した作品「おじいさんと草原の小学校」を上映。午後3時からは県内の青年海外協力隊経験者の話やアフリカミニ講座がある。定員150人で、申し
来館者3万人超す 豊後高田市立図書館 [2013年04月22日 08:47] メールで記事を紹介する 印刷する 3万人目の来館者になった河野マサ子さん(中央後方)=21日、豊後高田市立図書館 豊後高田市御玉の市立図書館が21日、来館者3万人を超えた。3万人目となった河野マサ子さん(56)=市内払田=に、記念品の図書館バッグや図書カードなどが贈られた。 栗屋文世館長が「おめでとうございます。たくさん利用していただいてうれしいです」とあいさつし、記念品を手渡した。 河野さんは孫の田中美那ちゃん(7)と遙絆(はるき)ちゃん(4)を連れて来館。「1週間に1度、娘や孫と一緒に利用しており、千冊借りるのが目標」と話した。 図書館は今年2月14日にオープン。来館者3万人は年間目標だったが、約2カ月で達成した。予想を大幅に上回るペースに、栗屋館長は「こんなに早く達成できてうれしい。来年2月までに来
九重町図書館がレシピ本発刊 [2013年03月30日 10:33] メールで記事を紹介する 印刷する 「おいしいここのえいただきま~す!」を作った九重町図書司書の麻生夕子さん(右)と井上華寿美さん 九重町図書館は、郷土料理や食に関わる活動をしている団体などを紹介するレシピ本「おいしいここのえいただきま~す!」(A4判・41ページ)を作った。図書館が本を発刊するのは初めて。図書司書の麻生夕子さん(52)と井上華寿美さん(44)が「昔ながらの地域の伝統食や家庭料理が受け継がれていってほしい」と企画した。 1章は食を伝える活動をする子ども料理教室や赤ちゃんサロンなどの活動を、2章では「タラおさの煮付け」「イモのつるの炒め煮」といった地元に伝わる料理を紹介している。 3章は図書館が利用者に呼び掛け、寄せられた15の家庭料理を掲載。いずれも町の食材を使ったもので、シイタケやタケノコを入れた「九
大分市民図書館 3月は1カ月間休み [2013年01月30日 14:35] メールで記事を紹介する 印刷する 本の冊数は減るが、4月以降もこれまで通り利用できる=30日午前、大分市府内町の大分市民図書館 大分市府内町のコンパルホール内にある大分市民図書館が、3月1日から31日までの1カ月間、休館する。JR大分駅南側に建設中で、7月にオープンする予定の「ホルトホール大分」に移転する準備のため。移転後は規模が縮小され、「大分市民図書館コンパルホール分館」となる。 4月以降もこれまで通り利用できるが、本棚の冊数は約半分に減る。33万冊の蔵書のうち、18万冊をホルトホールに移動し、コンパルホールには15万冊を残す。安部光館長は「本が減る分、書棚を低く、ゆとりをもって陳列するなどして利便性を高めたい」としている。 休館中は市民図書館ホームページから本の検索、予約ができなくなる。本の返却は同図書
小学生の利用者アップ 別府市の移動図書館 [2012年12月18日 09:44] メールで記事を紹介する 印刷する 移動図書館で本を選ぶ子どもたち=別府市石垣西の「桐の木児童公園」 別府市立図書館が実施している「移動図書館」の利用者が増加している。近年は利用者数が低迷していたが、小学生が放課後に立ち寄りやすいよう、時間を従来より繰り下げるとともに運行ルートを一部変更した結果、小学生の利用が大幅に増えた。 移動図書館は、蔵書を専用のバスに積んで巡回するサービスで、市内を11のエリアに区切って運行。各エリアを毎月1回訪問する。1エリア当たり2、3カ所の停車スポットを設定しており、30分間とどまって本の貸し出しを行う。一般書から児童書まで幅広いジャンルの約3千冊を載せている。 これまでお年寄り中心だった利用者層を広げるため、本年度から運行時間を約1時間遅らせ、最終スポットでの停車を午後4時
東九州新幹線実現へ 県が調査研究に着手 [2012年11月06日 09:09] メールで記事を紹介する 印刷する 九州地方知事会が東九州新幹線(福岡市―鹿児島市)の実現を国に求める方針を決めたことを受け、広瀬勝貞知事は5日の定例会見で、沿線の自治体と実現に向けた調査研究を進める考えを示した。 沿線になる予定の福岡、大分、宮崎、鹿児島各県と北九州市は1971年に東九州新幹線鉄道建設促進期成会を設置した。国への要望以外は活動しておらず、毎年の総会は書面で済ませているという。 広瀬知事は「採算性や工事費、投資効果を勉強しないと前には進まない」とし、ルートの調査研究を進める必要性を強調した。具体的な内容や組織の在り方は今後詰める。 東九州ルートは73年に基本計画路線となったが、その後は事実上、凍結されている。知事会は10月31日に事業認可の条件となる整備計画路線への格上げを求める特別決議を採
県立図書館の貸し出し、1700万冊を突破 [2012年07月23日 14:47] メールで記事を紹介する 印刷する 1700万冊目を借りた渡辺弥々さん(左)に認定証を贈呈=23日午前、県立図書館 県立図書館(大分市駄原)の個人貸出冊数が23日、1700万冊を突破した。 1700万冊目を借りた大分市政所、渡辺弥々さん(9)=大在小4年=に、小矢文則館長が「これからも大いに図書館を活用し、勉強もたくさんして」と認定証を贈呈した。渡辺さんは夏休みの宿題で書く読書感想文の題材になる本を探しに家族と来館。「探偵ものが好き。いっぱい本を読みたい」と話した。 個人貸出冊数は同館が現在地に移った1995年2月からカウントを始めた。同館の蔵書は約110万冊(今年3月末時点)で、九州の県立図書館の中で最大。年間貸出冊数は約105万~110万冊で推移しているが、2009年の約110万冊をピークにその後は毎
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