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ブックマーク / ibarakinews.jp (180)

  • 【茨城新聞】延伸へ3車両購入 ひたちなか海浜鉄道 JR東から 茨城

    茨城県ひたちなか市の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道は3日、運行する湊線が阿字ケ浦駅から国営ひたち海浜公園南口付近まで先行延伸する計画を見据え、車両3両を購入し、このうち1両を観光列車として運行すると発表した。JR東日と同日までに車両の譲渡契約を締結した。整備終了後、年度から順次運行を始める。2030年度の新駅開業を目指し、段階的に車両を増やしていく考えだ。 JR東から購入するのは「キハ100形気動車」3両。現在は大船渡線(岩手県一ノ関駅-宮城県気仙沼駅)、北上線(岩手県北上駅-秋田県横手駅)で利用されている。海浜鉄道は老朽化した車両の代替として2両を導入し、1両は観光列車とする。同社は「デザイン案は過去の事例を参考に今後検討していく」としている。 購入に当たっては国、県、市の補助制度を活用した。同社とJR東でそれぞれ整備するという。 海浜鉄道は現在、8両を所有。通勤通学などの混雑時を

    【茨城新聞】延伸へ3車両購入 ひたちなか海浜鉄道 JR東から 茨城
  • 【茨城新聞】図書館の本、学校お届け 茨城・神栖市のサービス好評 遠隔地でも読書親しむ

    図書館が学校で借りられる茨城県神栖市の「学校★(ほし)ほんお届けサービス」が好評だ。当初は蔵書数の多い図書館がなかった波崎地区限定の取り組みだったが、現在は対象を市内全域に拡大。学校関係者から「子どもたちが読書に親しむ格好の機会」と歓迎の声が上がっている。 同サービスは専用用紙やインターネットから読みたいを申し込むと、週2回の配送で市内の小中高校に直接届く仕組み。 同市の図書館は、中央図書館(同市大野原)とうずも図書館(同市知手中央)の2カ所。他に公民館図書室が3カ所あるが、蔵書数が多い図書館はいずれも神栖地区だった。同市は南北に長く、南部の波崎地区の児童生徒が図書館を利用しにくい状況が続いていた。 このため、中央図書館は2021年度、波崎地区の11校を対象に同サービスを開始。22年度からは対象を市内全域に拡大し、現在は市内の小中高校25校のうち希望する19校が利用する。対象地域拡大

    【茨城新聞】図書館の本、学校お届け 茨城・神栖市のサービス好評 遠隔地でも読書親しむ
  • 【茨城新聞】残業申請しないよう求める 元課長が不適切指導 茨城・つくば市

    茨城県つくば市は9日、市社会福祉課で2021年1月~23年9月、当時の50代課長が部下に時間外勤務手当などを申請しないよう求める不適切な指導をしていたと発表した。市は精査した上で、未払い分の同手当と特殊業務手当を支払う方針。歴代課長3人の処分を今後検討する。五十嵐立青市長は「市民の信頼を損ね、深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。 市によると、時間外勤務手当と特殊業務手当は職員の申請で支払われる。23年9月に同課職員から「時間外勤務手当の未払いがある」と指摘があり発覚した。少なくとも課長1人から「時間外勤務手当が多いので申請しないよう職員に考えさせる発言などがあった」という。 特殊勤務手当は生活保護業務担当の職員に1日当たり275円が支払われる決まりだが、課長が周知していなかった。同手当の未払い分は20~23年度で21人に計37万425円。時間外勤務手当は今後算定し、確定後に支払

    【茨城新聞】残業申請しないよう求める 元課長が不適切指導 茨城・つくば市
  • 【茨城新聞】5歳児、違法ケシ発見 茨城・東海 草花好き、瞬時に判別

    茨城県東海村舟石川の村道沿いに「あへん法」で栽培が禁止されているアツミゲシが咲いているのを、同村の保育園児、大曽根諒ちゃん(5)が見つけた。草花が大好きで、車窓から見ただけで瞬時に判別。「危険な花が身近に咲いていてびっくりした」と話した。県ひたちなか保健所職員が13日までに全て抜き取った。 アツミゲシは地中海沿岸原産。麻薬の原料となるモルヒネを含有しているため、同法で栽培などが禁止されている。 父親の泰人さん(36)によると、諒ちゃんは保育園帰りの今月8日午後6時ごろ、泰人さん運転の車から外を見ていた際、沿道に咲く薄紫色の花を発見。瞬時に「アツミゲシだ」と叫んだ。 諒ちゃんは「図鑑を見て覚えていたので、すぐに分かった」と話した。泰人さんは「走行中の車内から一瞬で見つけるとは」と驚いた様子で語った。 諒ちゃんは、泰人さんと散歩するたびに見かけた植物を図鑑で調べる大の草花好き。中でも、ヒガンバ

    【茨城新聞】5歳児、違法ケシ発見 茨城・東海 草花好き、瞬時に判別
  • 【茨城新聞】歴史と芸術 発信拠点 結城蔵美館10年 月替わり展や多彩な作家 こだわり企画人気 茨城

    茨城県結城市結城の「結城蔵美館」が今年、開館から10周年を迎える。寄贈された古い見世蔵を市が改装し、歴史資料や地元作家の作品を無料で紹介。毎月展示を変え、近隣地域の作家にも枠を広げるなど工夫を凝らしてきた。これまでに登場した作家は100人を超え、歴史や芸術の身近な発信拠点として市民に親しまれている。 ▽明治期の風情 結城蔵美館のある同市北部の市街地には、今も見世蔵が多く残っている。正面の大きな扉を開けると、室内は白い壁に囲まれ、吹き抜けの天井には重厚な梁(はり)が見える。風情ある内装は、絵画、陶芸、書など、さまざまな展示物を引き立ててきた。4月にちぎり絵の作品を展示した同市出身の須藤幸子さん(76)は「こんな場所で展示させてもらえてありがたい。やりがいがある」と笑顔を見せた。 館内は蔵と袖蔵に分かれ、敷地面積は合わせて278平方メートル。袖蔵は1876(明治9)年、蔵は明治中期ごろに建

    【茨城新聞】歴史と芸術 発信拠点 結城蔵美館10年 月替わり展や多彩な作家 こだわり企画人気 茨城
  • 【茨城新聞】色彩豊か、風景表現 波山の五男 板谷梅樹モザイク展 茨城・筑西

    茨城県筑西市出身の陶芸家、板谷波山の五男でモザイク作家、板谷梅樹(1907~63年)の作品を集めた特別展「昭和モダーン、モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」が20日、筑西市甲の板谷波山記念館で開幕した。タイルなどを組み合わせ、色彩豊かに風景や動植物を表現した壁画や飾皿など74点を紹介している。6月23日まで。 見どころは、高さ約3.5メートルと現存する梅樹作品の中で最大の壁画「三井用水取入所風景」。昭和20年代に横浜市からの注文で制作され、同市水道局に納められた作品で、富士山の麓から水が流れる風景が、木々の緑や花の桃色とともに鮮やかに表現されている。 梅樹は幼少期に波山が砕いた陶片で遊び、モザイク作品制作に興味を持つようになった。26歳で陶片を使い、旧日劇場のモザイク壁画を制作。その後はタイルを中心に使用するようになった。 同日、筑西市丙のしもだて地域交流センター「アルテリオ」で学芸員や

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  • 旧ワンダーグー店舗、市窓口センターに 茨城・かすみがうら市 東京の運営会社が建物寄贈 

    行政機能移転を予定している旧ワンダーグー千代田店=かすみがうら市下稲吉 宮嶋謙市長(中央)から感謝状を贈られた佐々木憲一執行役員(左)ら=かすみがうら市役所 茨城県かすみがうら市下稲吉にあるソフト専門店「ワンダーグー」の旧店舗が同市に寄贈された。行政機能移転計画を進める同市は店舗を改修し、2025年度にも市の窓口機能を「市民窓口センター(仮称)」として移転する予定。 寄付は企業版ふるさと納税制度を使って昨年12月19日付で行われた。旧店舗は、スーパーやホームセンターが集積する千代田ショッピングモール(同市)で昨年12月30日まで営業していた「ワンダーグー千代田店」。平屋建て約1500平方メートル。 市は今後、旧店舗の改修に着手し、千代田庁舎(同市上土田)にある市民課や国保年金課、納税課など市民が直接訪れる機会が多い窓口機能を移設する。移転後はキッズスペースや中高生の学習スペースのほか、庁舎

    旧ワンダーグー店舗、市窓口センターに 茨城・かすみがうら市 東京の運営会社が建物寄贈 
  • 能登半島地震 避難者の健康支援へ 茨城県や市町村 保健師チーム派遣

    能登半島地震の被災地支援のため、茨城県と県内市町村の保健師らで構成するチームの第1班4人が8日、水戸市笠原町の県庁から派遣先の石川県に向けて出発した。2月末まで13班計52人が交代で活動し、被害の大きかった輪島市で避難者の健康支援などに当たる予定。 今回の派遣は厚生労働省からの要請に基づく。これまでも1995年の阪神淡路大震災、2016年の熊地震など大規模な災害時に支援を行ってきた。 各班は県や市町村の保健師3人と、連絡調整などを担う県職員1人の計4人で構成。避難者への声かけによる健康状態把握や相談対応、在宅の要支援者の健康管理、避難所の衛生環境を確保するための手伝いなどに取り組む。 県庁では同日朝、第1班のメンバーが乗用車に活動用資材を積み込み、同僚らに見送られ出発した。リーダーを務める保健師で県感染症対策課技佐の石川裕子さん(58)は「避難生活は1週間以上が経過し、感染症の発生など健

    能登半島地震 避難者の健康支援へ 茨城県や市町村 保健師チーム派遣
  • 県市町村職員、能登半島被災地へ 支援チーム、第1班20人出発 茨城

    能登半島地震の被災地支援のため、茨城県と市町村の職員による支援チームが7日、派遣先の石川県能登町に出発した。計160人を8班に分け、交代で約1カ月間、主に避難所運営や罹災(りさい)証明書の発行に当たる。6日出発の医師や保健師らによる災害時健康危機管理支援チームは7日、活動拠点の能登町に到着した。 行政支援チームは、全国知事会からの要請で、滋賀、和歌山県チームとともに、能登町の避難所で避難者の受け付けや物資の搬入、配布などを行う。第1班は20人で、内訳は県職員11人と水戸市、北茨城市、笠間市各2人、茨城町、境町、美浦村各1人。 県庁では7日朝、出発式が行われた。衛星電話や料、水、寝袋などを車5台に積み込んだ後、関係者に見送られながら宿泊地の富山県高岡市へ出発した。 第1班代表の渡辺達彦県グローバルビジネス支援チームリーダー(52)は「被災者が前向きに復旧復興の第一歩を踏み出せるよう、基盤を

    県市町村職員、能登半島被災地へ 支援チーム、第1班20人出発 茨城
  • 【台風13号】通勤通学や物流打撃 茨城・日立の渋滞、休校も

    日立南太田ICと国道6号の合流地点から石名坂(写真右奥)まで延々と連なる車列=11日午前7時25分、日立市大和田町 大雨被害から初めての平日となった11日朝、茨城県日立市では各地で渋滞が発生し、通勤通学や物流に大きな影響が出た。山間部の土砂崩れにより、同県常陸太田市と東西を結ぶ結ぶ複数の幹線道路や常磐道の通行止めが直撃。一部の学校では臨時休校、出勤できない会社員も。路線バスは軒並み大幅に遅れた。 市中心部から山を越えて中里地区へ向かう県道36号日立山方線は開通のめどが立たず、市立中里小中学校は11、12両日を臨時休校とした。同線は児童生徒約35人が利用するスクールバスの運行経路。市教委は「別ルートで運行できないか検討中」とし、バス会社との調整に追われた。 市北部の十王ダム周辺から西に延びる県道60号十王里美線も土砂崩れで通行止め。同市十王町高原地区からは約10人の小中学生が路線バスで山の麓

    【台風13号】通勤通学や物流打撃 茨城・日立の渋滞、休校も
  • TX土浦延伸を強力に推進 「実現する会」報告会 茨城・土浦で

    延伸の早期実現に向けて頑張ろう三唱する「TX土浦延伸を実現する会」の活動報告会=土浦市東真鍋町のクラフトシビックホール土浦 つくばエクスプレス(TX)の茨城県土浦市への延伸を目指す「TX土浦延伸を実現する会」は2日、土浦市内で活動報告会を開いた。延伸先として県が6月、JR常磐線土浦駅への接続を目指すと決定した後、初めての開催。延伸の早期実現を「一致団結して強力に働きかける」とした宣言を採択したほか、今後の活動として国への陳情や市民などへのPRに当たることを確認した。ルートや途中駅の設定など沿線開発の方向性についても理解を深めた。 地元関係者や国会議員、県議ら約300人が参加。延伸実現に向け、2028年に見直しが予想される国土交通省の交通政策審議会に土浦延伸を盛り込むことを目標に、同省への陳情やPR活動で機運醸成を図ることを確認した。 会長の安藤真理子土浦市長は「皆さんの熱意が実を結んだ。思

    TX土浦延伸を強力に推進 「実現する会」報告会 茨城・土浦で
  • 基腐病 防除へ順守事項 全国初 茨城県がサツマイモ農家に 計画策定 家庭菜園も対象

    サツマイモ基腐病にかかり色が赤く変わった葉(下)茎は黒っぽく変色し、しおれる(県提供) サツマイモ基腐病になると、茎が黒っぽくなり、しおれる症状が出る(県提供) 茨城県はサツマイモ基腐(もとぐされ)病のまん延防止のため、生産者に定めた順守事項を柱とする「県総合防除計画」を策定した。サツマイモの同県産出額は全国1位で、まん延すれば大きな打撃となるため、防除の徹底を農家に求める。全国で初めて。基腐病が発生した畑は原則2年間、サツマイモを作付けできず、種芋を採取できない。家庭菜園も含む。順守しない場合、罰則もある。計画では140種超の病害虫について、化学農薬だけに依存しない防除方法を示している。 同防除計画は、4月に施行された改正植物防疫法に基づき、策定した。 サツマイモ基腐病は、カビの一種が原因となる。感染すると、根が黒っぽく変色したり、茎が腐って葉が枯れたりする。症状が出ない場合もあるという

    基腐病 防除へ順守事項 全国初 茨城県がサツマイモ農家に 計画策定 家庭菜園も対象
  • 茨城・神栖のシーサイド道路 7月10日全面開通へ

    市道の途中に私有地があり、2006年から地権者によって一部通行止めとなっていた茨城県神栖市波崎の市道(通称・シーサイド道路)について、市が7月10日の全面開通を目指し整備を進めていることが15日、分かった。同日開会した市議会定例会で、石田進市長が報告した。 地権者は旧波崎町を相手とする境界画定を求めた裁判で勝訴。合併後は神栖市が解決を図るため交渉を継続、今年に入って地権者側が和解に応じ、3月に売買契約を締結した。その後、路面標示などの修復を行っている。 石田市長は「当該路線には、市も含めた複数名で所有する用地もあるが、道路法に基づき供用開始された市道なので、法律に基づいた管理をしていく」と述べた。 「大手総合デベロッパー」新築注文住宅のモデルハウス営業 【住友不動産株式会社】 エリア:茨城県 雇用形態: 給与: 【仕事内容】<職種>営業>個人営業 <業種>建設>住宅設備・ハウスメーカー 会

    茨城・神栖のシーサイド道路 7月10日全面開通へ
  • 《リポート》TX「土浦」延伸案 幻の新交通システム、教訓に 沿線波及効果に期待 茨城

    つくばエクスプレス(TX)の「土浦方面」延伸案が茨城県の第三者委員会で提言され、沿線発展の波及効果に期待が高まっている。TXつくば駅(つくば市)とJR常磐線土浦駅(土浦市)間では、過去に「新交通システム」導入による沿線開発の構想があり、その名残は、土浦駅からつくば方面に延びる土浦高架道として今も残る。幻に終わった構想を知る人は少なく、TX延伸で構想の教訓が生かされるかどうかは不透明だ。 ▽科学博で浮上 同システム浮上のきっかけは1985年のつくば科学博だった。現在のつくば市で開かれた万博会場まで、来場者の輸送手段として高架橋を建設。同駅東口から県道土浦学園線を通るシャトルバスが運行された。 当時の資料などによると、高架道の整備は土浦市の箱根宏市長(当時)の肝いりで、計画からわずか3年余りで完成にこぎ着けた。建設期間の短さや市街地上空を通る姿から「土浦の首都高」とも呼ばれた。万博に間に合わせ

    《リポート》TX「土浦」延伸案 幻の新交通システム、教訓に 沿線波及効果に期待 茨城
  • ゲリラ投棄、水戸で続発 地域住民「怒り覚える」 解体ごみ、道路に散乱

    ごみやがれきを道路上に捨てる「ゲリラ的不法投棄」が、水戸市内で相次いでいる。昨年10月から今年2月までの間に10件が発生し、今月12日にも同市郊外で被害が発生。いずれも残土にコンクリートや木くずが交じった解体ごみが道路をふさぐように散乱しており、地域住民は「怒りを覚える」と憤る。県や市は、パトロールを強化したり、被害地域の一部に防犯カメラを設置したりして、被害拡大をい止めたい考えだ。 ゲリラ的不法投棄は、トラック1、2台程度で散発的に捨てていく手口。 市廃棄物対策課によると、市内では2020年度に7件、21年度は9件発生しており、投棄された場所はいずれも山林や田畑などの民有地だった。しかし、22年度以降は狙われる場所が道路に変わり、全てのケースが市道や県道をふさぐ形で発見された。投棄物は解体ごみがほとんどで、中には外壁などに使われる大谷石も置かれていたという。 同市田谷町では12日朝、通

    ゲリラ投棄、水戸で続発 地域住民「怒り覚える」 解体ごみ、道路に散乱
  • 茨城・土浦の保育園、保育士離職で休園へ 配置基準満たせず

    茨城県土浦市中村南の認可保育園「愛(かな)保育園」で保育士の離職が相次ぎ、4月から休園することが29日、分かった。配置基準を満たせず運営が難しくなったためとみられる。同園は在籍する0~2歳児の保護者14人に事情を説明。市は代替の預け先を確保したとしている。 市や関係者によると、保育園は社会福祉法人「土浦愛隣会」(同市)が運営。2008年4月に開設し、21年に同法人が運営する別の保育園の分園になった。0~2歳児を預かり、定員は20人。 昨年11~12月、同法人の保育士が相次いで9人ほど離職や離職の意向を示した。市は今年1月下旬、同法人から連絡を受けて事態を把握。市保育課が保育士や保護者らに聞き取り調査した。同園は保育士配置基準(5人)を満たせなくなり、保護者に対し2月に状況を説明した。 市の聞き取りに対し保護者からは、「預け先がなくなるのは困る」などと困惑や不安の声が寄せられた。市と県は同園

    茨城・土浦の保育園、保育士離職で休園へ 配置基準満たせず
  • 雇調金不正受給 水戸京成百貨店を捜索 茨城県警が強制捜査

    家宅捜索のため水戸京成百貨店に入る捜査員=午前10時2分ごろ、水戸市泉町 家宅捜索のため水戸京成百貨店に入る捜査員=午前10時2分ごろ、水戸市泉町 水戸京成百貨店(水戸市泉町)が新型コロナウイルス対策の国の雇用調整助成金(雇調金)など3億円余りを不正受給していた問題で、茨城県警は7日、詐欺の疑いで、同社と元取締役総務部長の自宅を家宅捜索した。県警は従業員の勤務実態や不正の経緯などを調べる。 捜査関係者によると、家宅捜索したのは、同社のほか、不正を指示したとされる元総務部長の自宅など。同社の捜索は午前中に始まり、夜まで続いた。雇調金に関わる書類や従業員の勤務記録などを押収したとみられる。元総務部長にも任意で事情を聞いたという。 同社の担当者は「捜査に協力していく」とコメントした。 同社は2020年4月から22年10月まで、従業員の勤務データを改ざんし、出勤日を休業日扱いにするなどして、雇調金

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  • 茨城・ひたちなか海浜鉄道湊線、延伸工事申請に暗雲 コロナ禍、物価高響き延期検討

    茨城県ひたちなか市を走る市出資の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道湊線(勝田-阿字ケ浦駅、14・3キロ)の延伸について、詳細な工事計画をまとめた「工事施工認可」の申請延期も含めて検討していることが22日、市関係者への取材で分かった。申請期限は3月末。延期になれば2024年春の開業予定はずれ込む見通しとなる。 延伸計画は、終着の阿字ケ浦駅から国営ひたち海浜公園西口付近まで約3・1キロ延ばし、新駅二つを設置する。事業費は約78億円。ひたちなか海浜鉄道は20年8月に延伸事業許可を国土交通省に申請し、21年1月に許可された。 その後、22年1月までの同認可申請を目指していたが、新型コロナウイルスの影響で関係者との協議が遅れたため、同月に国へ期限の延長を申請。今年3月末が新たな期限だった。 市企画調整課によると、その後も新型コロナウイルスの影響が続き、関係者との協議が予定通りに進まなかった。 関係者に

    茨城・ひたちなか海浜鉄道湊線、延伸工事申請に暗雲 コロナ禍、物価高響き延期検討
  • 茨城新聞社、デジタル業務提携 北関東2紙と覚書

    デジタル事業の発展へ協力することで合意した茨城新聞社の沼田安広社長(中央)、上毛新聞社の内山充社長(左)、下野新聞社の若菜英晴社長=15日、東京都内 茨城新聞社は15日、下野(宇都宮市)、上毛(前橋市)の北関東の新聞2社とデジタル事業の業務提携に向けて協力することで合意し、覚書を締結した。デジタル媒体の共同開発など具体的な業務提携内容や役割に関する協議が調い次第、業務ごとに正式な契約を結ぶ。 デジタル事業の多様化に伴い、人材確保や技術開発の効率化などが求められる中、連携を強化する。 業務提携の協議事項は、①インターネットで読まれる記事の傾向など知見・データの共有②県境周辺の情報を発信するサイト制作などコンテンツ・技術の共有③デジタル広告の最適化④来年度から人事交流や研修⑤デジタル媒体の共同開発-など。 都内で開いた締結式では各社長が出席。記者会見で茨城新聞社の沼田安広社長は「デジタル分野で

    茨城新聞社、デジタル業務提携 北関東2紙と覚書
  • 「ペーパーティーチャー」再挑戦促す 茨城県教委、人員不足解消へ研修会 水戸