年齢にかかわらず、人や動物とのスキンシップが不安やうつ、さらには痛みを軽減するのに役立つことが、行動科学専門オンラインジャーナル『ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビアー』にこのほど掲載された研究論文で示された。 同研究は212の研究のメタ分析とレビューを行ったもの。筆頭著者で独ルール大学ボーフムのジュリアン・パックハイザーらは論文に「触覚は生活のさまざまな面において非常に重要なもの。新生児が最初に発達させる感覚であり、どの感覚よりも物理的・社会的環境に直に接するものだ。自身の触覚体験を補完するものとして、例えば、同意の上でのハグやキス、マッサージなどを通じて、私たちは周りの人から定期的に触覚体験を受けている」と記している。 「マッサージや母親が出産した赤ちゃんを抱くカンガルーケアといった最も一般的なスキンシップは生涯を通じて成長や発達を促したり、不安やストレスを和らげたりと、心身に幅広く好影
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