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ブックマーク / tanemaki.iwanami.co.jp (5)

  • 人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって

    このたび、『岩波講座 社会学』が正式に刊行開始となりました。前回の「岩波講座」からほぼ30年経つ。私のほかに、北田暁大、筒井淳也、丸山里美、山根純佳の各氏が全体の監修を務め、テーマごとに編集される全13巻の各巻に、そのテーマに造詣が深い社会学者が編者になります。 前回の「岩波講座」が刊行されたときは、たしか私はまだ院生でした。貪るように読んだことを覚えています。あれから社会も、社会学も、大きく変化しました。 前回は上野千鶴子や吉見俊哉、大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者も社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさんありました。もちろんそれだけではなく、当時の最先端の社会学的な議論をしている論文もたくさんあって、たと

    人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2023/12/15
    “繰り返しますが、社会学はほんとうに変わりました。それも、とても良い方向に変わりました。”うーん。
  • いろいろつながる話|三橋順子【『図書』2022年7月号より】|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」

    今から四〇年以上前、あまりお金がない学生だった私は、無料でもらえる出版社の広報誌を読んで知識を得ていた。『図書』は神田神保町にあった岩波書籍の専門店「信山社」に行くともらえるので、ほとんど毎号欠かさず読んでいた。 そんなお世話になった広報誌に執筆できるなんて……、と喜んだものの、担当編集者氏から見として渡された『図書』の最新号を見ると、実に高尚な文章ばかりが並んでいる。私、そんなこと書けない……。 念のため「ほんとうに、私なんかが書いていいのですか?」と確かめると、「『図書』の編集長がぜひ三橋さんに、とのことです」と編集者氏。よし、これで言質は取った。『図書』にあるまじき卑俗なことを書こう。 二〇一四年、バンコクで開催された国際学会に参加した私たち(女性研究者二人、Trans-woman=男性から女性へのトランスジェンダー三人)は、学会のプログラムが終わった夜、イスラム教徒の商人たちの街

    いろいろつながる話|三橋順子【『図書』2022年7月号より】|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
  • 歴史の「負け組」から見えてくるものとは  佐藤卓己氏×平山昇氏対談(後編)|『負け組のメディア史』刊行記念

    佐藤卓己氏×平山昇氏対談について 見落とされてきた「地方」メディア 平山 書『負け組のメディア史』の特色の一つが、地方への視点です。メディア史は多くの場合、都市が中心になりがちです。書で佐藤さんが描く野依秀市という人物は、自ら刊行する『実業之世界』『帝都日日新聞』といったメディアを自分の道具として使い、大実業家の渋沢栄一や哲人である三宅雪嶺にも気に入られて、東京でメディア人間として名を立てていく。しかし、45歳の1924年に地元の大分から衆院選に出馬するのですが、得意のメディア戦略すらうまくいかず大失敗します。佐藤さんは、「野依は地方の地盤がわかっていなかった」という描き方をしていますが、面白い指摘です。 私は去年の3月まで7年間福岡に住んでいましたが、東京のような大都市ではタコツボで別々になっている民俗学、歴史学、学芸員といった人たちの間の距離が近く、みんな知り合いです。東京中心のジ

    歴史の「負け組」から見えてくるものとは  佐藤卓己氏×平山昇氏対談(後編)|『負け組のメディア史』刊行記念
  • 忘れられた傑物、野依秀市を追う  佐藤卓己氏×平山昇氏対談(前編)|『負け組のメディア史』刊行記念

    忘れられた傑物、野依秀市を追う  佐藤卓己氏×平山昇氏対談(前編)|『負け組のメディア史』刊行記念
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2021/10/23
    “新しいメディアが出てくると、旧来型の教養を身に着けた人々がバカにする”イノヴェーションもそう。技術の進展に、ひとの意識と社会の構造が追いつかない。
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