昼寝効果が見直されている。安全性や社員の健康維持、仕事の効率を高める観点から、勤務時間内に積極的に取り入れる企業も出てきた。 【1日10〜30分】昼寝の効果 能率向上、認知症予防にも さいたま市のリフォーム会社「OKUTA」は、仕事中に眠気を感じた時に15〜20分間の仮眠を推奨する「パワーナップ(短い仮眠)」制度を設けている。 午後3時、オフィスの一角で、男性社員が机に伏して寝始めた。周囲の社員は気にせず仕事を続けている。受注業務担当の大竹明日香さん(29)は、「眠くて限界という時に15分仮眠します。効果は絶大で、驚くほど仕事効率が上がります」。 2012年から導入し、内勤社員の3分の1が日常的に利用する。同社担当者は「パワーナップは働きやすい環境作りのために導入したもので、業績向上が目的ではありません。社員には仕事効率が上がると好評で、関連は不明ですが、業績も伸びています」。 昼
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