12日に施行される改正道路交通法を受け、新たな運転免許の区分に「準中型」が導入される。宅配便の配送などで主流となっている小型トラックが対象で、普通免許の保有実績がなくても18歳から取得できるのが特徴だ。若手ドライバーの就業を増やし、物流業界の人手不足緩和につながる効果が期待される。 準中型免許は総重量3・5トン以上7・5トン未満の車両が対象で、普通免許と中型免許の間に位置づけられる。準中型免許の創設に伴い、新たな普通免許で運転できる車両総重量は5トン未満から3・5トン未満に変更される。 免許取得には、従来の普通免許保有者が教習所や試験場で審査を受ける方法のほか、初めての免許取得者でも普通免許のように教習所の教習を受ければ取得が可能だ。 宅配便やコンビニ配送のトラックは保冷設備などの重量化が進み、総重量が5トンを超える車両が増加。普通免許では運転できないケースが多くなった。 だが、5
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