先月、東京 昭島市の飲食店で食べ物をのどに詰まらせた高齢の女性に応急処置をして命を救った女子高校生2人に、東京消防庁から感謝状が贈られました。生徒たちが活用したのは、スマートフォンで現場の映像を消防の指令室に送る「Live119」という映像通報システムでした。 21日の贈呈式で、昭島消防署の及川雄史署長から感謝状を手渡されたのは、武蔵村山市内の高校に通う2年生の宮田めいさん(17)と田中杏奈さん(16)です。 2人は先月、昭島市内の飲食店で、近くの席にいた高齢の女性が食べ物をのどに詰まらせて倒れた際に、119番通報しました。 このとき2人は、スマートフォンで現場の映像をリアルタイムで消防の指令室に送る「Live119」というシステムを使い、指令室からの指示に従って応急処置をしたということです。 女性は一時、意識不明の状態になりましたが、周囲にいた人の助けも借りながら救急車が到着するまで処置