タグ

ブックマーク / takagi-hiromitsu.jp (10)

  • Winnyサイトブラウザ "Nyzilla" - Download

    発行元: Hiromitsu Takagi, Toshima-ku, Tokyo, JP (期限切れ中) 脆弱性対応期限: 2012年12月23日まで 重要なお知らせ 現在、インストーラ(Nyzilla_Setup.exe)のコード署名の証明書の有効期限が切れています。(2011年12月30日) 最新情報 インストーラ(Nyzilla_Setup.exe)のコード署名の証明書の有効期限が切れました。(2011年12月30日) 脆弱性対応期限を延長しました。(2011年12月23日) Nyzillaとは Nyzillaは、Winnyのサイトを閲覧するブラウザです。ファイル共有・交換ソフトではないので、ファイルのアップロード機能はありませんし、ダウンロード機能もありません(※1)。WebブラウザやFTPソフトと同じように、1つのサイトとだけ接続して、そのサイトがどんなファイルを公開しているか(

  • 高木浩光@自宅の日記 - Bluetooth探査、定点観測の場合

    Bluetooth探査、定点観測の場合 駅のホーム 3月の日記に掲載した図のように、電車内でBluetooth機器を観測すると、駅に出入りするごとに、ホームにいる人の携帯電話がたくさんすれ違い様に検出されるパターンが見られた。 では、それとは逆に、駅のホームの側から出入りする電車の方を観測するとどうなるだろうか。図2は、山手線の新大久保駅*2のホーム(中央あたり)で観測した場合のデータである。なお、このときは、class 1のBluetoothアダプタを外付けして使用した*3。電車が出入りするごとに数十個の機器が検出されている。点線で繋がれているのは、どこかで用を済ませて戻ってきた人のものと思われる。

  • 高木浩光@自宅の日記 - WinnyのDownフォルダをインターネットゾーンにする

    ■ WinnyのDownフォルダをインターネットゾーンにする いくつかの国々では、貧困層に薬物乱用が蔓延し、注射器の回し打ちで悪性の感染症が広がっているとき、無料で注射セットを配布するのが正義なのだという。 ニートにWinny乱用が蔓延し、Downフォルダのダブルクリックで悪性のトロイの被害が広がっているとき、私達にできることといえば、せめて安全なファイルの開き方だけは伝えていくことではないだろうか。どうしてもWinnyを使いたいならDownフォルダをインターネットゾーンにして使え、と。 Vector Softライブラリに、「ZoneFolder.VBS」というVBスクリプトのパッケージがある。 この中にある「インターネットフォルダ.VBS」を実行すると、作成するフォルダ名を入力するよう求められるので、できるだけランダムな名前を入力する。

  • 高木浩光@自宅の日記 - Bluetoothで山手線の乗降パターンを追跡してみた , ユビキタス社会の歩き方(6) Bluetoothの「デバイスの公開」「検出可能にする」..

    Bluetoothで山手線の乗降パターンを追跡してみた この日記を書き始めてからもう6年になろうとしている。書き始めたきっかけは、RFIDタグのプライバシー問題が理解されないことに焦りを感じたからだった。当時の空気では、RFIDタグは5年後くらいに普及し、しだいにRFIDの埋め込まれた日用品で溢れかえるようになり、10年後くらいにプライバシー問題が顕在化すると目されていた。しかし、6年経った現在、私のにRFIDタグは埋め込まれていない。 当時の議論で描かれていたRFIDタグの問題は、無線LANやBluetoothにも共通することであり(MACアドレスがユニークIDとなる)、それらの方が先に普及するかもしれないという予感はあったが、現時点でも、無線LAN機器を持ち歩いている人はごく一部の人に限られている。しかし、Bluetoothはどうだろうか。これまでにも何度か、最近のBluetoo

  • 高木浩光@自宅の日記 - ターゲット公共広告「AC4ny」を開始

    ■ ターゲット公共広告「AC4ny」を開始 先月25日の日記で書いた「行動ニーゲティング広告」のひとつとして、Winny利用者に向けたメッセージを表示する公共広告「AC4ny」を実験的に設置してみた。Winnyを使用中のIPアドレスからこの日記にアクセスした際に、図1のメッセージを表示する。 ただし、最大約2時間遅れで反映される*1ので、その間にIPアドレスが変わっていた場合、自分は使っていなくても、そのIPアドレスの前の使用者がWinnyを使っていた場合に、この広告が表示されることも起こり得る。また、ケーブルテレビ系ISPなど、NAT内からのアクセスになっている場合、自分は使っていなくても同じアドレスで誰かが使っていれば、この広告は表示される。 ざっと過去のアクセスログと突き合わせてみたところ、この日記の閲覧者のつこうてる率*2*3は、平常時で 1% 弱、特別に関心を呼んでいるケースで

  • 高木浩光@自宅の日記 - 続・Winnyの問題で作者を罪に問おうとしたことが社会に残した禍根

    ■ 続・Winnyの問題で作者を罪に問おうとしたことが社会に残した禍根 明日から、Winny作者著作権法違反幇助事件の控訴審が始まるそうだ。個人的心情としては、金子さんには無罪になってほしいと思うが、そのためにWinnyに対する評価がねじ曲げられたり、学究的真理が歪曲されるようなことがあってはならない。このことについては地裁判決が出る前日の日記に書いた。 Winnyの問題で作者を罪に問おうとしたことが社会に残した禍根, 2006年12月12日の日記 それから2年もの月日が流れたが、その間にも懸念していた状況は続いた。特に、一審では検察側が、作者がアップデートを続けていたことを幇助とみなす理由の一つとしたことから、アップデートが許されないことによってウイルス被害が続出しているというアピールが展開された。金子氏人も一審の公判で、フラッシュメモリを手にとって裁判長に見せるアピールをしていた。ソ

  • 高木浩光@自宅の日記 - 緊急周知 Googleマイマップの削除で残骸が生じて消せなくなる欠陥, 残骸ではなく復活している模様(7日追記)

    ■ 緊急周知 Googleマイマップの削除で残骸が生じて消せなくなる欠陥 Googleマップの「マイマップ」機能で、秘密にしなければならない情報を利用者が誤って登録していた事故が立て続けに発覚しており、各地でマップ作成者の割り出しと作成者による削除の作業が行われているところと思われるが、Googleのシステムには不具合(バグ、欠陥)があり、削除不能に陥ってしまう場合が少なくない頻度で発生していることがわかった。削除作業を行う場合には注意が必要である。 背景 Googleマップは図1の構成になっている。図1は、「test_test」という文字列を含む地図を検索したときの様子で、検索結果の「A」をクリックしたときに、地図中の対応する位置に、当該登録地点の情報が「吹き出し」として表示されている様子を示している。登録地点にはテキストを書き込むことができるようになっており、ここでは「秘密の情報」と書

  • 高木浩光@自宅の日記 - 日本のインターネットが終了する日

    ■ 日のインターネットが終了する日 (注記:この日記は、6月8日に書き始めたのをようやく書き上げたものである。そのため、考察は基的に6月8日の時点でのものであり、その後明らかになったことについては脚注でいくつか補足した。) 終わりの始まり 今年3月31日、NTTドコモのiモードが、契約者固有ID(個体識別番号)を全てのWebサーバに確認なしに自動通知するようになった*1。このことは施行1か月前にNTTドコモから予告されていた。 重要なお知らせ:『iモードID』の提供開始について, NTTドコモ, 2008年2月28日 ドコモは、お客様の利便性・満足の向上と、「iモード(R)」対応サイトの機能拡充を図るため、iモード上で閲覧可能な全てのサイトへの提供を可能としたユーザID『iモードID』(以下、iモードID)機能を提供いたします。 (略) ■お客様ご利用上の注意 ・iモードID通知設定は

  • 高木浩光@自宅の日記 - はてなブックマークを禁止する技術的方法, 追記, 追記2 (23日)

    はてなブックマークを禁止する技術的方法 ある属性を持つ人々にとって、はてなブックマークは、必要な情報源を巡回するための効率的なツールとなっている。もはや「はてブ」されない記事は存在しないのも同然となってしまている人もいるかもしれない。ソーシャルブックマークサービスはなにも「はてな」だけではないのだが、事実上「はてな」が独占状態にあり(少なくとも一部の分野においては)、「はてなブックマーク」でないと情報源となり得ない状況になっている。この状況はアーキテクチャ的に望ましい状態ではないと思うが、しかたない。 そういう中で一つ問題がある。情報セキュリティの話題を追いかけるには「セキュリティ」タグを見ていればよいわけだが、ここに「JVN」のエントリが出てこない。 JVNの認知度が高まらないのにはいろいろな要因があって、JVNのサイトデザインが最悪だ(ユーザビリティを何も考えていない)という問題も

  • 高木浩光@自宅の日記 - ユビキタス社会の歩き方(2) ストーカーから逃れて転居したら無線LANを買い換える

    ■ ユビキタス社会の歩き方(2) ストーカーから逃れて転居したら無線LANを買い換える 5月27日の日記「PlaceEngineのプライバシー懸念を考える」では、「無線LANアクセスポイントのMACアドレスを知られると、住所を知られることになる」という状況が生じ始めていることついて書いたが、そのリンク元に、それがもたらす被害の具体例としてストーカー被害を挙げている方がいらした。同じことについて私なりに書いてみる。 ストーカーに自宅を特定されて付き纏いなどの被害に遭っている被害者が、ストーカーから逃れるために転居することがしばしばあるようだ。勤務先を特定されていない場合や、転居先がそこそこ遠方であれば、その対処が有効なのだろう。 しかし、無線LANが普及した現在、平均的な家庭には無線LANアクセスポイントの1台や2台は設置されているであろう。自宅を特定したストーカーは、自宅前で無線LANパケ

  • 1