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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (10)

  • 「それが反省している態度か!」 - 琥珀色の戯言

    今回の「丸刈り動画騒動」をみていて、「反省」とは何か?と考えこんでしまいました。 峯岸みなみさんは、AKB48としては「禁忌」である「恋愛(というか、男性とのお泊りデート)」が週刊誌に報じられた事に対して、「それでもAKBに残りたい」ということで、ああいう「謝罪映像」が流されたわけです。 それに対して、諸方面から「丸刈りで謝罪なんて、パワハラだし、いま問題になっている運動部の体罰と同根だ」というような批判が噴出しています。 僕も赤の他人とはいえ、丸刈りになって泣いて謝っているような映像は、観たくもないし(というか、観てませんすみません)、そんなことはすべきではない、と思う。 でも、そこでちょっと考えてしまったんですよね。 じゃあ、峯岸さんは、どうすればよかったのか? (1)AKB脱退 (2)謹慎 (3)指原さんみたいに地方行き(しかし、博多を「流刑の地」にするというのは、九州人からすれば感

    「それが反省している態度か!」 - 琥珀色の戯言
    wander1985
    wander1985 2013/02/02
    "「AKB商法」を批判する人は多いけれど、「他者に『わかりやすい反省』を求める心」は、AKB関係者の専売特許ではありません。"
  • 【読書感想】ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book) 作者: 安田浩一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/04/18メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 372回この商品を含むブログ (71件) を見る 内容説明 「特権をむさぼる在日朝鮮人どもを日から叩き出せ!!」 聞くに堪えないようなヘイトスピーチを駆使して集団街宣を行う、日最大の「市民保守団体」、在特会(在日特権を許さない市民の会 会員数約1万人)。 だが、取材に応じた個々のメンバーは、その大半がどことなく頼りなげで大人しい、ごく普通の、イマドキの若者たちだった・・・・・・。 いったい彼らは何に魅せられ、怨嗟と憎悪のレイシズムに走るのか。 現代日が抱える新たなタブー集団に体当たりで切り込んだ鮮烈なノンフィクション。 彼らはわれわれ日人の“意識”が生み出した怪物ではないのか? 彼らがネット

    【読書感想】ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「ポジティブ」と「ネガティブ」に振り回される人たち - 琥珀色の戯言

    最近ネットで話題のこの話 ネガティブすぎて逆に凄いダイソー社長の発言 - NAVER まとめ ↑を読んでいて以前書いたこんな話を思い出しました。 僕の大学の同級生にTという男がいるのだが、彼はものすごく真面目なヤツだった。 研修医時代も、ずっと遅くまで仕事をしていたし、みんなが「そんなのあわてて取らなくてもいいよね」と言い合っていた認定医や専門医に、取得条件を満たすとすぐ合格していった。天才というよりは、究極の秀才型、というのが周囲の評価だったように思う。 あるとき、飲み会で、僕はTに尋ねたことがある。 「そんなに真面目に仕事ばっかりして、くたびれない? 僕なんか日常業務だけで一杯一杯なのに」 ほろ酔い加減だった彼は、こんなふうに答えてくれた。 「いや〜俺って当に『めんどくさいこと』が大っ嫌いでさあ……で、考えれば考えるほど、将来いちばんめんどくさくない方法っていうのは、さっさと資格をと

    「ポジティブ」と「ネガティブ」に振り回される人たち - 琥珀色の戯言
  • 「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言

    「ねえ、今日どこにごはんべに行く?」 「どこでもいいよ」 「いや、僕は君が行きたいところに行くよ」 「私はどこでもいから、決めて」 「そんな遠慮しなくていいからさ」 「遠慮なんてしてないって」 「せっかく決めていいよって言ってるのに」 「だからこっちも好きにしていいよ、って言ってるじゃない!」 僕は優柔不断な人間なので、こういう会話をさんざんやってきました。 当に、人間って学ばない生き物ですよね。 とくに、「自分が良いことをしている」と思っている場合には。 夕の店を決めるときに、誰かと相談していて、なかなか店が決まらない。 こういうときの僕は「相手は何か希望を持っているのに、遠慮しているはず。心を引き出して、希望に沿ってあげなくては!」 と、勝手に考えていたのです。 相手の希望をきいてあげるのが「親切」であり、「紳士的な態度」なのだと。 でも、最近ようやくわかってきました。 こうい

    「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言
    wander1985
    wander1985 2012/03/12
    "世の中には、「自分が決断者になることに、ストレスを感じる人」が、少なからずいるのです"
  • 「ナンバーワン教育」と「オンリーワン教育」の終わりなき葛藤 - 琥珀色の戯言

    参考リンク(1):苦手な人たち増量中 - 北沢かえるの働けば自由になる日記 ああ、嫌な人だなこの<参考リンク(1)>に出てくる「Bランク」の女性は……と思いながら読みました。 この人は自分が努力していて、キャリアを積み上げていることを誇りたいのだろうけど、「高卒の同僚」を叩く必要はありませんよね。 でも、その一方で、「狭い会社という世界のなかで、『自分よりレベルが低い人間』をつくって、優越感に浸ることに生きがいを感じ、それを「その会社とは関係のない友人」の前で話してしまうというこの人の無防備さに、僕はなんだかせつなくなってしまいました。 なんか悲しい人だな、って。 努力、キャリアアップ、生活レベルの上昇! その結果、得られたものが、高卒の同僚に対する優越感と、「生活レベルを落としたくない」という強迫観念なんて。 でもなあ、結局のところ、ある種の人たちの「生きがい」みたいなのが、こういうとこ

    「ナンバーワン教育」と「オンリーワン教育」の終わりなき葛藤 - 琥珀色の戯言
    wander1985
    wander1985 2011/12/02
    ”たぶん、「みんなが競争しすぎないようにする」ほうが、世の中は穏やかで、優しくなるのだと思います。しかしながら、「自分の子供が競争しないようにする」というのは、なんだかとても不安なのです。”
  • 読んでもらうための「書く順番」 - 琥珀色の戯言

    堀井憲一郎さんの『いますぐ書け、の文章法』という新書に、こんなことが書かれていました。 時間軸に沿って書くな、というのも、最初はなかなかむずかしい。 できれば、最初は自分の書きやすいように時間軸に沿って書いて、そのあとごっそりと移し替えればいいのである。パソコンだとそれがやりやすい。 あくまで「自分の身に起こったことなので、時間の流れのとおりに文章が続いていかないと、気持ちが悪い、どうしても時間の流れどおりに文章は残したい」と考えるのなら、文章書きになるのはあきらめたほうがいい。記録として残して、そのまま埋もれさせていくしかない。そういう人が大事なのは自分であって、読者ではない。文章をサービス業だと考えられない時点で、多くの人に文章を提供する人にはなれない。 (中略) これは半生記にかぎったものでもない。 もっとよくわかるのは「旅行記」である。紀行文。 なぜその国を訪れることになったのか、

    読んでもらうための「書く順番」 - 琥珀色の戯言
    wander1985
    wander1985 2011/10/03
    ”時間軸に沿って書くな”"つかみが命"/腹が減ってる時は何でも美味い&導入でつまずくとそこで投げ出される→一番最初がクライマックス
  • 「きっと何者にもなれない」あなたへ - 琥珀色の戯言

    参考リンク:先日、twitterでこういう言葉を拾いました。「きっと何者にもなれないオタクに限って、写真…カメラ極めようとするよね。」なんとなく同意するところなんですが、ここで質問です。自分を何者だと考えますか?(ザ・インタビューズ) この参考リンクの記事を読んでから、ずっと「僕は何者なのか?」と考えていた。 いやそもそも、何者になりたかったのだろうか? 僕の父親は医者だったのだが、仕事を終えたあとは飲みに外に出ることが多かった。 それで酔っぱらって帰ってきて、酒臭い息で説教されるのも悲しかったのだが、仕事のことではなく、「飲み屋での自分の顔の広さ」を自慢するのがすごくイヤだった。 「あなたは、何者なのだ?」って。 医者というご立派な職業についたからには、もっと仕事を熱心にやって、その世界で認められようとするのがスジではないか。 にもかかわらず、夜の街でのこと、「あんな人と知り合いなんだ」

    「きっと何者にもなれない」あなたへ - 琥珀色の戯言
    wander1985
    wander1985 2011/09/30
    ”僕がこの年齢になって感じるようになったのは、「自分は何者にもなれないのだ」と知ってから、本当の「人生」がはじまる、ということなんですよ。”
  • あなたが主張している「正論」は、「不安な人」には届かない。 - 琥珀色の戯言

    もしあなたが「なんとなく体調が悪くて不安」だったとしよう。 あなたは総合病院を受診し、不安を訴える。 診察室で、医者はあなたの訴えをパソコンのディスプレイを見たまま聞き流し、「じゃあ検査しましょう」と言う。 そして、血液検査やレントゲン検査を受けて、診察室に戻ってきたあなたに、医者はこんな態度をとるのだ。 「ああ、検査したけど、異常値は出てないし、レントゲンも問題ない。あなたの症状は、気のせいですよ。とにかく、検査で異常がないからだいじょうぶ、じゃあ次の人!」 さて、あなたはこれで「満足」できるだろうか? 「検査で異常がない」でも、あなたには「症状」がある。「不安」だ。 たぶん、「近くの病院でこんな対応をされた」ことを誰かがネットに書けば、そこには、同情の声が集まるはずだ。 いま、ネット上での「正論」の多くは、まさに、こういう「冷たい態度の医者」そっくりだと僕には思われる。 彼らは、「不安

    あなたが主張している「正論」は、「不安な人」には届かない。 - 琥珀色の戯言
  • 突然、僕は殺人犯にされた ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    突然、僕は殺人犯にされた  ?ネット中傷被害を受けた10年間 作者: スマイリーキクチ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2011/03/22メディア: 単行購入: 4人 クリック: 202回この商品を含むブログ (22件) を見る 内容紹介 お笑い芸人のスマイリーキクチが、ネット上で10年間に渡り受け続けた誹謗中傷の全貌について綴った単行。 インターネットの巨大掲示板“2ちゃんねる”などで、「足立区で実際に起きた残虐な殺人事件の犯人だ」といった誹謗中傷を受け続けたスマイリーキクチ。 その誹謗中傷は10年間続き、デマを信じたネットユーザーから、自身のブログなどに殺害予告の書き込みもされるなど、事態は悪化する一方だった。 対応に悩むスマイリーキクチは警察に相談。 09年2月と3月には悪質な書き込みをしていた18人が名誉毀損等の罪で書類送検され、話題を呼んだ。 この10年に渡る誹謗中傷がど

    突然、僕は殺人犯にされた ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    wander1985
    wander1985 2011/04/13
    上手く言葉にできない。あとで何度か読む。
  • 社長・溝畑宏の天国と地獄 〜大分トリニータの15年 - 琥珀色の戯言

    社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年 作者: 木村元彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/05/25メディア: 単行購入: 1人 クリック: 159回この商品を含むブログ (24件) を見る 内容紹介 大分トリニータと溝畑宏を襲った悲劇の正体 大分トリニータは誰に殺されたのか!? 社長を解任された溝畑宏とチームを襲った悲劇の正体に迫り、Jリーグの病巣、弱小クラブの現実、中央と地方の格差など、様々な問題を暴いたノンフィクション。 これは面白かった。 あの名著『オシムの言葉』の木村元彦さんが書かれたなので、ちょっと気になってはいたのですが、僕は野球はともかくサッカーは、ワールドカップ関連の日本代表戦くらいにしか興味がないので、なかなか手が出ませんでした。 「大分トリニータの溝畑宏社長の話」と言われても、よくわかんないし。 それでも表紙で右手を天高く上げている、さえな

    社長・溝畑宏の天国と地獄 〜大分トリニータの15年 - 琥珀色の戯言
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