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写真3●米マイクロソフトのWindows Azureビジネス&オペレーションズ担当ゼネラルマネージャーであるスティーブン・マーティン氏 日本マイクロソフトは2014年2月25日、クラウドサービス「Windows Azure」の日本データセンターを2月26日から稼働すると発表した(写真1)。「東日本(設備は埼玉県)」と「西日本(同大阪府)」の二つの「リージョン」を置き、ユーザーのデータはリージョン内で3重化するほか、東日本と西日本で交互にバックアップすることで可用性を高める。 「システム利用時のレイテンシー(遅延)は、日本国内のリージョンを使用することで、国外のリージョンを使用するのに比較して3倍に改善する」。日本マイクロソフトの樋口泰行社長(写真2)は記者会見でこのように強調した。日本国内でのWindows Azureの提供は当初、富士通が担当していたが、今後はマイクロソフトが自らデータセ
Microsoft、クラウドの新製品やサービスでAWSに対抗:Windows Azure情報アップデート 米Microsoftは、企業向けの新しいクラウド製品やサービスを発表した。Windows Azureの値下げやビッグデータ分析サービスなどの強化を通じ、競合する米Amazon Web Servicesに対抗する。 米Microsoftは2013年10月7日、企業向けの新しいクラウド製品やサービスを発表した。Windows Azureの値下げやビッグデータ分析サービスなどの強化を通じ、競合する米Amazon Web Services(AWS)に対抗する。 Windows Azureの料金は、Enterprise Agreement(EA)契約を結んでいる顧客を対象に同年11月1日から値下げする。オンプレミスシステムで利用するソフトウェアへの投資を活用して、クラウドの採用を促す狙い。Win
マイクロソフトは、Windows Azureで仮想マシンや仮想ネットワークを利用できるIaaS型クラウドサービス「Windows Azure Infrastructure Services」を正式版として公開しました。 これまでWindows AzureはPaaS型クラウドサービスとして、あらかじめ用意されたプラットフォームの上でアプリケーションを実行する機能を提供してきました。今回のWindows Azure Infrastructure Servicesは、ひとことで言えばAmazonクラウドのようにWindows Azureで仮想マシンを自由に起動でき、任意のOSをインストールして利用できるようになる、というものです。マイクロソフトはこれによって本格的にAmazonクラウドサービスへの追撃を始めることになります。 Amazonクラウド追撃の姿勢は明確で、発表における価格面で「Amaz
今回でこの連載も最終回です。これまでAmazon Web Services、さくらのクラウド、Windows Azure、Google App Engineについて触れてきました。最終回ということでこれらのベンチマークを比較してみたいと思います。 unixbenchで比較 Amazon Web Services(AWS)、さくらのクラウド(以降さくら)、Windows Azure(以降Azure)は、IaaS(仮想サーバ)がありますが、Google App EngineはPaaSなので単純な比較はできません。まずは前者の3つについて、比較をしてみましょう。 今回はパフォーマンス計測の定番、unixbenchで比較をしてみました。 https://code.google.com/p/byte-unixbench/ 計測対象は下記の通りです。 ディスクについては、AWSではProvis
モバイルアプリケーションで要求される、ユーザー管理やREST API経由で使えるデータストア、プッシュ通信といった機能をあらかじめ備えたクラウドサービスは、「BaaS」(Backend as a Service)と呼ばれています。 マイクロソフトはWindows Azureを簡単にBaaS化する「Mobile Services」機能を追加したと発表しました。 BaaSには新興企業が数多く参入しています。Parse、Kinvey、StackMob、Buddy、CloudMineなどがよく知られており、国内ではappiaries(アピアリーズ)があります。 こうした新興サービスに、大企業マイクロソフトが参入することになります。ただし、当初提供されるのは、Windows Liveでのユーザー認証、プッシュ通信、データストアといった機能で、対応するクライアントもWindows 8のみ。 すでにサー
日本マイクロソフトは2012年6月8日、米国で6月6日に発表したクラウドサービス「Windows Azure」の機能拡張について説明会を実施した。新しい仮想マシンサービス(IaaS)では、OSとしてWindowsのほか、Linuxも提供(写真1)。今年夏から秋に開始する正式サービスでは、Windowsが10.06円/時であるのに対し、Linuxが7.43円/時と26%安価にする予定だ(マシンが共有型で、CPUが1.6GHz、メモリーが1.75Gバイト、ディスクが225Gバイトの場合)。6月6日に開始したプレビューサービスでは、どちらも7円/時である。 提供するLinuxは、CentOS 6.2、Ubuntu Server 12.04 LTS、OpenSUSE 12.1、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2の4種類。どれも、Linuxディストリビューションを
[速報]Windows AzureがついにIaaS機能を発表。Hyper-V仮想マシンがそのまま稼働、仮想プライベートクラウドも実現 Windows Azureの大幅強化については、日本時間の明日5時から行われるイベント「Meet Windows Azure」で大々的に発表されると見られていましたが、それに先立ち同社のWindows Azureチームのブログで概要が明かされました。 新機能では、Hyper-Vの仮想マシンがそのままWindows Azure上で稼働するようになります。つまり、Hyper-V上で稼働するWindows ServerアプリケーションがそのままWindows Azureで稼働するようになるだけでなく、LinuxなどHyper-VがサポートするゲストOSもそのままWindows Azureで実行可能になります。 Windows AzureにLinuxを載せ、MySQ
[運用] 社内サーバをクラウド・ストレージにバックアップする(前編) ―― クラウドの活用で実現する災害対策も兼ねたバックアップ ―― 1.クラウド・ストレージは対応ツールと組み合わせて活用する デジタルアドバンテージ 島田 広道 2012/04/05 2011年の東日本大震災による未曾有の被害を受けて、社内システムでも災害を想定したデータ・バックアップが求められるようになってきた。同じ社屋にあるハードディスクやテープにバックアップをとっている場合、災害で社屋ごとバックアップ・メディアも損傷し、データを復旧できない可能性が高い。つまり、社屋から離れた遠隔地にバックアップを保存する必要がある。 従来から遠隔地にデータをバックアップする手段はあったが、WANやVPNなど比較的コストの高い設備が必要でセットアップにも時間がかかり、そう簡単には導入できない場合も多かった。 これに対して最近注目され
オープンソースとして開発が進んでいるサーバサイドJavaScriptの「Node.js」。Node.jsの開発を行っている米Joyentと開発者のライアン・ダール(Ryan Dahl)氏、マイクロソフトは、Node.jsをWindows AzureやWindows Serverに移植するための作業を開始したと発表しました。 オープンソース対応に積極的なマイクロソフト Node.jsをWidows Azure/Windows Serverのネイティブなアプリケーションとするため、最初の目標として非同期I/OのAPIであるIOCP APIへの対応が行われます。Windows対応の成果物としてはWindows対応のnode.exeがリリースされる予定です。 ライアン・ダール氏によると、これはNode.jsのコアアーキテクチャに対して大きな変更を伴うことになるとのことですが、マイクロソフトは技術的
日本マイクロソフトから、突如新たな萌えキャラが登場した。おいおい、御社には『窓辺ななみ』さんがいるというのに、どうしたんだい? 窓辺ななみさんの立場は一体どうなるのだろうか!! 金髪でちょい垂れ巨乳なクラウディアたん……はぁ~いいなぁ。アンダーリムな眼鏡っ娘だし。とりあえず、ASCII.jp編集部に「この新キャラって何よ?」と聞いてみたら、日本マイクロソフトの「公式」キャラで、日本マイクロソフトが推しているクラウドプラットフォーム“Windows Azure”の日本発なマスコットキャラだそうな。その名も「クラウディア・窓辺」。 え、窓辺? 元祖・ななみたんはどうなる? いやまぁ、ななみんより、クラウディアたんのほうが筆者的に好みなんだけど……っていうか、何でセルフ二次創作してるんだろう……。考え出すと、疑問が真夏の入道雲のようにもくもくと膨らんでいく。 「あの~、品川(日本マイクロソフトの
Windows Azure特集企画最後となる本ストーリーでは、日本マイクロソフト・Windows Azure担当者へのインタビューをお送りする。 先週の国民投票では「もっとも利用しているクラウドプラットフォーム」への投票受付を行っていたが、投票項目中ではWindows Azureの利用は3番目に多い環境であった。 クラウド全体としても本格活用や導入はこれからといったところも多いと思うが、最近ではWindows Azureの導入事例も増え、ユーザーからは見えないもののバックエンドではWindows Azureを利用しているという例も多いようだ。そこで、実際のWindows Azureの導入事例や、どのような分野で導入されているのか、また日本マイクロソフトが考えるWindows Azure観について尋ねてみた。 実際の導入実績として、なにか公にできるものがあればお教えください(国内外を問わず)
利用者が自由にアプリケーションを実行できるクラウドサービスとして有名なのがGoogle App EngineやAmazon EC2だろう。それでは、Windows Azureはこれらのクラウドサービスと比べてどう違うのだろうか。また、読者の皆様が気になるポイントはどこだろうか? 各クラウドサービスの概要 Windows AzureとGoogle App Engineはアプリケーションを実行するプラットフォームを提供する「PaaS(Platform as a Service)」、Amazon EC2はOSを実行する仮想環境を提供する「IaaS(Infrastructure as a Service)」となる。PaaSでは開発に利用できる言語に制限がある点に注意が必要だ。 アプリケーションの実行モデル Windows Azureでは、「ロール」という単位でアプリケーションを実行する。ロールには
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