中野目 純一 日経ビジネス副編集長 2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。 この著者の記事を見る
Facebook のタイムラインに、Wireless Wire News に「海外で食べて行けるエンジニア、食べられないエンジニア」という記事が流れて来た。 簡単に言うと、外でも食べて行ける人は「自分で手を動かして何かできる人」です。 コーディングできる、設計できる、管理の仕組みを考えられる、コストカットした機材の調達の仕組みを考えられる、人員管理がうまい、プロジェクト管理できる、監査の仕組みやドキュメントを作れる、戦略を作って実行できる、という様な「自分で何かができる」人です。 反対に、「これは食べて行けない」という典型例。それは、日本国内の大手ベンダやユーザー企業勤務で、下請けや孫請けへの「丸投げ」しかできない「エンジニアもどき」や「SEというなんだか良くわからない仕事をやっている人」「仕事が部長や課長」という人々です。 基本的には、私が以前、「ソフトウェアの仕様書は料理のレシピに似て
情報処理推進機構(IPA)は5月20日に、IT人材に関する調査結果をまとめた「IT人材白書2011~未来指向の波を作れ 今、求められる人材イノベーション~」を発行した。本特集では、「IT人材白書2011」の調査結果を抜粋して、5回に分けて解説していく。 第1回目の今回は、IT企業およびユーザー企業における、IT人材の「量」と「質」に対する過不足感の変化と、グローバル化がIT技術者に与える影響について見ていこう。 8割以上の企業が、IT人材の「質」に不足感 まずは、IT企業における、IT人材の「量」と「質」に対する過不足感を見てみよう。 図1と図2は、IT企業に対して「御社では、事業戦略上必要なIT人材を、現在、十分に確保できていますか。『量』と『質』の両面における御社の人材の過不足感として、当てはまる番号に○をつけてください」と尋ねた結果である。選択肢は、「大幅に不足している」「やや不足し
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