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ブックマーク / dsas.blog.klab.org (15)

  • ラズパイで作るネットワークエミュレータ(前編) : DSAS開発者の部屋

    ネットワークが絡んだ通信プログラムを開発していると、テストのために遅延やパケロスを意図的に発生させたくなることがあります。いまどきは IDE にネットワークエミュレーション機能が組み込まれていたり、仮想環境で容易に再現できたりもしますが、箱物のネットワークエミュレータがあるとネットワークの構成を気にせずカンタンに設置できるのですごく便利だったりします。世の中にはそういった製品が沢山あるので安価なものを買ってもいいのですが、新たにラズパイが届いたばかりだったので、これを使って超小型のネットワークエミュレータを自作してみました。前編と後編の二回に分けて紹介します。 最近、社内で「ラズパイおじさん」と呼ばれるようになりました。@pandax381 です。 ラズパイ + Linux = ネットワークエミュレータ 「ネットワークエミュレータを自作」と言うとなんだか凄そうな感じがしますが、実はものすご

    ラズパイで作るネットワークエミュレータ(前編) : DSAS開発者の部屋
  • VirtualBoxのファイルシステムを10倍速くする 〜 page cache編 〜 : DSAS開発者の部屋

    vboxsfを速くするために頑張る記事の2目です。 前回は、findコマンドが遅いことを調べ、速くすることができました。 今回は、VirtualBoxのファイルシステムvboxsfと、VMWareのファイルシステムvmhgfsの違いをもっと調べていきます。 vboxsfとvmhgfsの速度を比較している記事としては、Comparing Filesystem Performance in Virtual Machinesが、わかりやすくまとまっていました。 この記事を見ると、 sequential readで、vboxsfでは100MB/s、vmhgfsでは500MB/s random readで、vboxsfでは100MB/s、vmhgfsでは7GB/s と、速度の差が大きいことを指摘され、さらには、 Because the deviation of the VirtualBox thr

    VirtualBoxのファイルシステムを10倍速くする 〜 page cache編 〜 : DSAS開発者の部屋
  • MySQL 5.6 でのレプリケーション遅延は危険 : DSAS開発者の部屋

    MySQL 5.6 の検証中に MySQL 5.5 とは違うタイプのレプリケーション遅延を見つけたので紹介します。 MySQL のレプリケーションのおさらい MySQL のレプリケーションは次のような仕組みで動作しています。 マスターの更新トランザクションが binlog を書く スレーブの I/O スレッドがマスターに接続し、 binlog を取得し、 relaylog を書く. マスター側はスレーブからの接続を受け付けると(dump スレッド)、指定された場所から最新までの binlog を転送する binlog が追記されるのを待ってさらにスレーブに送る スレーブのSQLスレッドが relaylog を再生する MySQL 5.5 でよくあったレプリケーション遅延 マスターは並列してトランザクションを処理して、最終的にコミットした順で反映されれば問題ないようになっています。 一方、ス

    MySQL 5.6 でのレプリケーション遅延は危険 : DSAS開発者の部屋
  • TCP高速化プロキシ「AccelTCP」を公開しました : DSAS開発者の部屋

    昨年末からずっとこんなことをしてまして、この時期になってようやく今年初のブログ記事です。 進捗的なアレがアレでごめんなさい。そろそろ3年目に突入の @pandax381です。 RTT > 100ms との戦い 経緯はこのへんとか見ていただけるとわかりますが「日海外の間を結ぶ長距離ネットワーク(いわゆるLong Fat pipe Network)において、通信時間を削減するにはどうしたらいいか?」ということを、昨年末くらいからずっとアレコレやっていました。 送信したパケットが相手に到達するまでの時間(伝送遅延)を削減するのは、光ファイバーの効率の研究とかしないと物理的に無理なので、ここで言う通信時間とは「TCP通信」における一連の通信を完了するまでの時間です。 伝送遅延については、日国内のホスト同士であれば、RTT(往復遅延時間)はだいたい10〜30ms程度ですが、日・北米間だと10

    TCP高速化プロキシ「AccelTCP」を公開しました : DSAS開発者の部屋
  • innodb_support_xa と binlog の危ない関係 : DSAS開発者の部屋

    昨日の記事 で innodb_support_xa = 0にすると RDS が速くなることを紹介したのですが、その後 Twitter で innodb_support_xa = 0 にするとクラッシュ時だけでなく通常時も binlog とトランザクションログの一貫性が無くなる(コミットする順序が前後する)可能性があることを指摘していただきました。 innodb_support_xa=0すると、トランザクションがコミットされた順番でバイナリログに載ることが保証できなくなるんだけどいいのかな? DSAS開発者の部屋:AWS RDS の書き込み性能チューニング dsas.blog.klab.org/archives/52108… — ts. yokuさん (@yoku0825) 2013年4月24日 実際に、 MySQL 5.5 と 5.6 両方で、 innodb_support_xa の説明に

    innodb_support_xa と binlog の危ない関係 : DSAS開発者の部屋
  • #isucon2 に向けて、かなり間違った方向に本気出してみた(recaro 誕生秘話) : DSAS開発者の部屋

    先日、NHNさん主催の #isucon2 に @methane と参加してきたので、事前準備や当日の状況などを数回に分けてレポートしようと思います。#isucon2 が終わって少し体調を崩していた @pandax381 です。 すべてはここから始まった 社内のIRCチャンネルで #isucon2 の開催が話題になっていて、隣の席の @methane が真っ先に参加を表明し、パートナーを募集していました。僕はというと、面白そうだなぁと思いつつも、WebアプリとかDBとよくわかんないし戦力にならんだろうと「椅子投げコンテストw」とか言ってスルーしていたんですが、@methane から「一緒に出ようぜ!」とルフィばりの熱い誘いを受け、参加を決意することになりました。ちょうど #isucon2 開催1ヶ月前の話です。 L7未満は全部なんとかしてくれ! そんなこんなで #isucon2 への参加が決

  • Android のプッシュ通知用コネクションに関するメモ : DSAS開発者の部屋

    Androidプッシュ通知機構(GCM, 旧 C2DM)は有用なしくみですが、オープンソースではないソフトウェア要素が関わっているためか内部仕様に近い情報をあまり見かけないのが残念です。手元での観察結果をもとにプッシュ通知で使用されるネットワークコネクションまわりの情報をいくつかまとめてみました。 まとめ Android 端末上の com.google.process.gapps プロセス は mtalk.google.com:5228 へ TCP コネクション [A] を張る (通常は 5228 番ポートだが 5229, 5230 番ポートが使用される場合もある) com.google.process.gapps プロセスは基的に [A] をずっと張りっ放しにしており接続維持のため無応酬 15分ごとに Keep-Alive パケットを流す GCM, C2DM のプッシュ通知はいずれ

    Android のプッシュ通知用コネクションに関するメモ : DSAS開発者の部屋
  • iPXE導入でサーバ機種にあわせたネットブートを : DSAS開発者の部屋

    さて、 前回は、iPXEを利用してサーバの機種情報等から動的にパラメータを生成してLinuxを起動する方法を簡単に紹介しました。 今回は、syslinuxのmenu.c32を利用した起動メニューの利用と機種情報によって動的にメニュー設定を変更する方法を紹介していきたいと思います。 (タイトルはそれらしいのにかえてみました(^^;;) 起動メニューを利用するには DSASでは、PXELINUX+menu.c32を利用して起動時に使用するカーネルやイメージを選択できるようにしており、OSの起動中や起動後に使用する変数などをカーネルパラメータに記述したりしています。 状況によっては、起動時にパラメータを追加したり変更して起動したいケースがあるのですが、前回も書いたように、iPXEに用意されているメニューコマンドを使って作成したメニューでは、起動時にメニューを手動で変更することは現時点では難しいよ

    iPXE導入でサーバ機種にあわせたネットブートを : DSAS開発者の部屋
  • ログからは見えてこない高負荷サイトのボトルネック : DSAS開発者の部屋

    ちょうど1年前に「高負荷サイトのボトルネックを見つけるには」という記事を掲載していますが、この手のトラブルシューティングって結構大変で悩ましいですよね。はじめまして、新入りの@pandax381です。 ログからは見えてこないもの 「サイトの応答が遅い」という問題が発生した場合、その原因はどこにあるでしょうか。 Webアプリケーションの処理に時間が掛かっている DBサーバに投げたクエリーの応答が遅い サーバの処理能力を超えている などなど、いくつもの可能性があります。通常、上に挙げているような問題は、アプリケーションやサーバのログを調査することで、原因を突き止めることができます。 一方で、こういったログの調査だけでは、その原因にたどり着くことができなかったり、相当な苦労が伴うケースもあります。 あるサイトのある日の出来事 つい先日のことですが、KLabの運営している某ソーシャルゲームにて、サ

    ログからは見えてこない高負荷サイトのボトルネック : DSAS開発者の部屋
  • KLab勉強会#6の資料公開 : DSAS開発者の部屋

    6/25に開催した、KLab勉強会#6の資料を公開します。 『名状し難きDBアンチパターン』 〜 牧内 大輔(KLab株式会社) 発表資料 (PDF, 200KB) 『圧縮されたログファイルの活用ツール』 〜 於保 俊(KLab株式会社) 発表資料 (PDF, 270KB) 『ソーシャルゲームのデータマイニング的な話』 〜 高田 敦史(KLab株式会社) 発表資料 (PDF, 1.0 MB) 当日の動画はこちら 勉強会に参加して下さった皆様、当にありがとうございました。 お陰様で、懇親会も楽しく過ごすことができました。

    KLab勉強会#6の資料公開 : DSAS開発者の部屋
    wasai
    wasai 2012/06/28
    明日の出勤時にでも読もう
  • Android アプリ「AppNetBlocker」を公開しました : DSAS開発者の部屋

    (2015年5月追記) この記事に掲載の「AppNetBlocker」は Android 5.0 以降の環境では正しく動作しません。記録としてアプリ体へのリンクは当面残しますが、コメント欄に何度か記載の通りこのアプリケーションの開発はすでに終了しており、今後改訂を行う予定はありません。ご了承下さい。 以前から自分自身がほしいと思っていた Android アプリが形になったためマーケットで公開しました。 今回はそのアプリ、「AppNetBlocker」をご紹介します。 AppNetBlocker は、所定のアプリから「完全なインターネットアクセス」の許可を除去するツールです。実行に root 権限は必要ありません。Android 1.6 以上の環境で動作します。興味のある方はご利用下さい。もちろん無料です。 (2011/12/26 追記) アプリは、現時点では安全面において不安要素の少な

    Android アプリ「AppNetBlocker」を公開しました : DSAS開発者の部屋
    wasai
    wasai 2011/12/26
    このツールさえ信用できるなら、入れておくべきツールだな
  • Apache の並列数を CPU コア数に応じて決定する : DSAS開発者の部屋

    KLab Advent Calendar 2011 「DSAS for Social を支える技術」の10日目です。 昨日の記事 では並列数を設定する基的な方法を紹介しました。 今日は実際に DSAS for Social で利用している設定方法を紹介します。 背景 実際の並列数の設定はマシンのCPUスペックやアプリの特性(レスポンスタイムの 何割をWebサーバーのCPUを使う処理が占めているか)に応じて設定するのですが、 DSAS for Social ではアプリの負荷に応じて柔軟にWebサーバーを 追加・削除するので、CPUスペックが一定ではありません。 具体的に言えば、 Core2 世代の4コアサーバーと、Core i7世代の4コア8スレッド サーバーが Web サーバーとして利用されています。 でも、Webサーバーごとに違う設定ファイルを用意したくはありません。 なんとかできない

    Apache の並列数を CPU コア数に応じて決定する : DSAS開発者の部屋
    wasai
    wasai 2011/12/16
    環境変数使えるんだ
  • 過負荷をかわす Apache の設定 : DSAS開発者の部屋

    KLab Advent Calendar 2011 「DSAS for Social を支える技術」の9日目です。 前回は php を動かしている Apache の手前にリバースプロキシを 置く必要性を解説しました。 今日は、 その前の php のプロセス数を絞る設定と合わせて、実際に Apache で 設定する方法を紹介します。 以降、 php を動かしている Apache の事をアプリサーバー、リバースプロキシ+ 静的ファイル配信を行っている Apache の事をプロキシサーバーと呼びます。 基設定 まずは基的な設定のおさらいです。 アプリサーバー 並列数を絞るには MaxClients を設定します。アプリがどれくらいの時間を CPUの処理で使って、どのくらいの時間を外部リソース待ちに使っているかにも よりますが、だいたいCPU数の1.5倍〜2倍くらいが適当だと思います。 Hyp

    過負荷をかわす Apache の設定 : DSAS開発者の部屋
  • 負荷試験ツール「インターネット破壊」を公開しました : DSAS開発者の部屋

    負荷試験ツール インターネット破壊を公開しました。 こちらはずっと社内で負荷試験に使用していたツールです。社内で使用していたものなので、ソーシャルアプリ向けの機能などが多少追加されていますが、もちろんんそれ以外のWebアプリケーションでも使用できます。 基的にはApache JMeterのようなWebアプリケーションむけのシナリオ負荷試験ツールです。コマンドラインオペレーションだけで実行でき、サーバー上で簡単に負荷試験を実施できるのが特徴です。POSTリクエストなどはもちろん、レスポンスのチェックやUserAgentの偽装、ランダムな値をパラメーターにセットする機能も実装しています。 注意: 当然ながら自分の管理下にないサイトに向けて負荷試験ツールを実行するのは絶対にやめてください。非常に危険です。 物騒な名前がついていますが、これは完全にわたしの小児的感性の趣味によるところです。地震で

    負荷試験ツール「インターネット破壊」を公開しました : DSAS開発者の部屋
    wasai
    wasai 2011/03/19
    ネーミングはあれだけど、テスト用にはよいかな
  • Windows用ソフトウェア「イージスガード」を公開します : DSAS開発者の部屋

    「イージスガード」は Windows PC 上のデータをウイルスやマルウェアの脅威から守るためのソフトウェアです。KLab は個人向けにこのソフトウェアの無償公開を開始しました。 イージスガードには次の機能・特長があります。 所定のフォルダ・ファイルを保護対象として設定可能 許可しないプログラムからのアクセスを報告・記録する 許可しないプログラムからのアクセスを透過的にダミーフォルダへ誘導 PC 環境に応じて保護設定を自動生成する 改変されたプログラムからのアクセスを抑制する 有効なデジタル署名つきのプログラムには自動的に許可を与える イージスガードは、以前このブログでご紹介した「WinAmulet」を母体とする上位互換のソフトウェアです。WinAmulet ユーザ各位のご支援のおかげで、多くの機能を追加し大きく性能を改善したこの新しいソフトウェアが生まれました。もちろん、WinAmule

    Windows用ソフトウェア「イージスガード」を公開します : DSAS開発者の部屋
    wasai
    wasai 2009/10/16
    これは試してみても良いかな
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