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ブックマーク / thinkit.co.jp (78)

  • システム開発で作成するドキュメントの体系

    はじめに 実は、かなり前になりますが、私はThink ITで2つの連載を執筆していました。 「即活用!企業システムにおけるプロジェクト管理」(2004年) 「即活用! 業務システムの開発ドキュメント標準化」(2005年) 連載終了後、プロジェクト管理に関しては、そこで紹介したプロジェクト管理手法「PYRAMID(ピラミッド)」を統合型プロジェクト管理システム「SI Object Browser PM(OBPM)」として製品化しました。また、開発ドキュメント標準化の方も、記事でダウンロード可能とした開発ドキュメント標準「DUNGEON(ダンジョン)」をシステム開発の設計書作成CAD「SI Object Browser Designer(OBDZ)」として製品化しています(図1、2)。 今回は、図2の延長としてDUNGEONをOBDZに製品化する際に得たノウハウ、出来上がった製品を各社に導入し

    システム開発で作成するドキュメントの体系
  • Red Hat Forumで開催されたTech Nightで語られたエンジニアたちの本音

    レッドハットの年次カンファレンス、Red Hat Forum 2018 Tokyoで開催されたTech Nightで、同社エンジニアたちのぶっちゃけトークが展開された。 レッドハットの年次カンファレンスであるRed Hat Forumは、レッドハットによるプレゼンテーションに加えて、パートナーやスポンサーによる事例発表も行われている。いわば、年に1回のベンダーがユーザーやパートナーを持ち上げる「接待」の側面もあるイベントと言っても良いだろう。パートナーにとってはセールスのリードを獲得するイベントでもあり、エンジニアスーツ姿で自社のソリューションを紹介するというスタイルが多い。そのためオープンソースソフトウェアの技術的カンファレンスでありながらスーツ姿が多い今回のようなイベントは、北米で行われるRed Hat Summitとはかなり様子が違うと言える。 しかしIBMによる買収が発表された後

    Red Hat Forumで開催されたTech Nightで語られたエンジニアたちの本音
  • 開発者のためのソフトウェアテストのスキルアップ | Think IT(シンクイット)

    はじめに ここまで、さまざまなソフトウェアテストの考え方や種類を紹介してきました。開発者がソフトウェアテストを活用していくなかで、「どのように問題を分割してすすめて行けば良いのか」と「どのようなテストケースを選択するのか」という2つの課題は筆者に多く相談がきます。 今回は、この2つの課題に対して、どのような方法で自らのスキルを上げて行けば解決できるのかを解説します。具体的には、前者には「Mikadoメソッド」を、後者には「テスト技法」を活用します。 筆者がよく耳にするソフトウェアテストの課題 開発者がTDDやテスト設計に取り組む際、筆者はよく次のような課題を耳にします。 どのように問題を分割するのか問題に対してどのようなテストケースを選択するのか 「どのように問題を分割するのか」とは、TDDやテスト設計において「開発対象をどのような問題に分割してテストを作れば良いのかわからない」といった課

    開発者のためのソフトウェアテストのスキルアップ | Think IT(シンクイット)
  • Kubernetesで機械学習を実現するKubeflowとは?

    KubeCon+CloudNativeConにおいて、Kubernetes上で機械学習を実現するKubeflowが紹介された。 Kubernetesを中心としたクラウドネイティブなソフトウェアのカンファレンスであるKubeCon+CloudNativeCon、3日目のハイライトはなんと言ってもKubeflowだろう。朝9時から始まったキーノートの最初に登壇したGoogleのDavid Aronchick氏は、「KubeConには第1回から参加している」と語り、Kubernetesの盛り上がりに驚きを隠せないようだった。今回は、Kubernetesとともに今最も注目を集めている機械学習をクラウドネイティブにするという、Kubeflowを紹介するセッションとなった。 最初に紹介したのは、機械学習を使う効果だ。Googleのデータセンターの消費電力について、機械学習で制御を行った場合と、人手で制

    Kubernetesで機械学習を実現するKubeflowとは?
  • Kubernetes、PaaS、Serverlessのどれを選ぶのか? 機能比較と使い分けのポイント

    4月19日に開催された「Japan Container Days v18.04」カンファレンス。「『コンテナ疲れ』と戦う k8s・PaaS・Serverlessの活用法!」のセッションでは、Pivotalジャパン株式会社 Platform Architectの草間一人氏が、自前のKubernetesプラットフォームとPaaS、Serverlessの比較と使い分けについて解説した。 「コンテナ疲れ」はコンテナ技術の抽象度の低さから 草間氏はまず、コンテナ技術が面白くてわくわくする一方で、辛い面もあるということを取り上げた。具体的には「美しいDockerfileを書いていたら半日が過ぎていた」「イメージサイズが大きくなりすぎて改善するのに2日かかった」「社内にプライベートリポジトリ立てて苦労」「Kubernetesの独自の概念を教えるだけで○週間かかる」……といった例を紹介した。 また、草間氏

    Kubernetes、PaaS、Serverlessのどれを選ぶのか? 機能比較と使い分けのポイント
  • データセンターは利用から所有する時代へ―520万円コンテナ個人データセンター誕生秘話

    2018-01-28 10:00: 反響にお答えしてタイムラプス動画を追加しました! 2018年1月21日、東京近県の某所でデータセンターの開設式が行われた。日国内では毎年新しいデータセンターが複数開設されており、そのこと自体はそれほどのニュースバリューはない。しかし、この日オープンしたデータセンターは企業ではなく個人が所有しており、しかもほぼ手作りで建設したデータセンターだった。しかも、ビジネス目的ではなく、趣味で作られた日国内では初だろうし、欧米でもこんな話は聞いたことがないため、これは世界初の事件なのかも知れない。 趣味としてのデータセンター作り このデータセンターのオーナーは宇田周平氏、27歳。外資系IT企業に勤務するいたって普通の若手エンジニアだ。勤務先は確かにデータセンターとの関わりは深いが、彼が今回のデータセンター建設に至ったのは、業務上の要請ではないし、かといってサイド

    データセンターは利用から所有する時代へ―520万円コンテナ個人データセンター誕生秘話
  • インフラエンジニアの仕事について知ろう

    はじめに みなさん、こんにちは。連載では、これまでインフラの概要と主要技術を紹介してきましたが、今回はその技術を使用していく中で「インフラエンジニアが直面する様々な問題」という切り口で解説していきたいと思います。 連載のおさらいになりますが、インフラエンジニアは様々なハードウェアやソフトウェアを組み合わせて設計や構築を行っています。この様々な製品や技術の存在がインフラエンジニアという仕事の難しさの一端を担っているのですが、実際の現場ではどのようなことが起きるのでしょうか。 読者のみなさんも耳にしたことがあるかと思いますが、1990年代までは大型汎用機(メインフレーム)が業務システムの主役でした(図1)。メインフレームは今でも大企業や官公庁を中心に使用されていますが、メインフレームメーカの中には製造を停止するところも現れ、徐々にオープン系システムに移行されているのが現状です。ただ、メインフ

    インフラエンジニアの仕事について知ろう
    wasai
    wasai 2017/08/07
    つい最近同じ調査やってたわ
  • Struts脆弱性問題のセミナー開催、Springへの移行サービスの一環で

    StrutsからSpringへの移行サービスなどを提供している株式会社スタイルズは、4月24日、セミナーイベント「深刻化するStruts脆弱性にどう対処するか?」を開催した。JavaのWebアプリケーションフレームワーク「Struts」の、リモートから任意のコードを実行可能な脆弱性により、いくつかの重要なサイトで情報漏洩が流出したことを受けてのものだ。 イベントにはセキュリテイ専門家でHASHコンサルティング株式会社代表の徳丸浩氏が登壇して、Strutsの脆弱性の事件やその他のWeb脆弱性への対応について解説した。また、スタイルズはStrutsからの移行サービスについて詳しく紹介した。 基施策、パッチ適用容易性、多層防御で守る 徳丸氏はまず、一連の事件のうち影響が大きいGMOペイメントゲートウェイの事件を取り上げた。同社の公式発表やメディアの報道内容から、対応内容を見て、「全体としてはス

    Struts脆弱性問題のセミナー開催、Springへの移行サービスの一環で
  • さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックス、オープンソースの運用管理ツール「Hatohol」の共同検証を開始

    さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックス、オープンソースの運用管理ツール「Hatohol」の共同検証を開始 さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックスは11月29日、オープンソースの運用管理ツール「Hatohol」の共同検証を開始すると発表した。 「Hatohol」は、システム監視、ジョブ管理、インシデント管理、ログ管理など、さまざまなツールのハブとして働く管理ウェア。システム監視ツールの統合機能を搭載しており、ZabbixやNagiosなどと連携することで監視情報を集約して表示できる。 今回発表された共同検証では、2016年12月にリリースされる予定の「Hatohol 16.12」で、 大規模システムにまつわる様々な検証を行う。 さくらインターネットは、大規模システムでの大量のインフラ・サーバ・ネットワーク機器の運用監視検証、ユーザーインターフェースの検証と

  • OpenDaylightでクラスタを組んでみよう

    シャードの構成 今回の構成では以下の図のように、Inventoryサブツリー配下のシャードとnetwork-topologyサブツリー配下のシャード、それら以外のサブツリーであるdefault、toasterのシャードを全てのノードにレプリケーションする設定を行います。 構築してみよう 全ノード共通の設定 それでは早速構築を始めていきます。先に、全ノードで共通の設定を実施しておきます。 構築を簡単にするために、ファイアーウォールは無効化しておきます。 ~$ sudo ufw disable 続いて、ODLの構築に入ります。 ODLの構築 JDKのインストール ODLはJava言語によって実装されています。そのためJavaの実行環境が必要になりますのでJDK(Java Development Kit)をインストールします。今回インストールするBeryllium SR2ではJDK 8が必要です

    OpenDaylightでクラスタを組んでみよう
  • 脆弱性検知ツール「Vuls」の開発者に聞いたOSSをバズらせる極意

    バルスというツールをご存知だろうか? 日ではとあるアニメの崩壊の呪文として扱われることの多いこのフレーズがいま、サーバー管理者のシステム崩壊を防ぐためのツールとして注目されている。OSSの脆弱性検知ツールであるVuls(バルス)について、開発元であるフューチャーアーキテクトの神戸 康多氏と林 優二郎氏に詳しく話を聞いた。 まずはVulsについて簡単に教えてください 神戸氏:VulsはVULnerability Scannerの略で、Linux/FreeBSD向けの脆弱性スキャンツールです。OSのみならずプログラミング言語やライブラリに至るまで多くの環境に対応し、レポートや通知を行います。ソフトウェアには数多くのバグが含まれ日々脆弱性に関するレポートが報告されています。サーバー管理者は脆弱性に関する情報を随時チェックし、その脆弱性が自身が管理するサーバーにどれくらい含まれているのか影響範囲

    脆弱性検知ツール「Vuls」の開発者に聞いたOSSをバズらせる極意
  • Dockerの導入前に知っておくべきこと

    IT部門は、現在よりも柔軟性の高い効率的なITシステムにするために、開発部門と協調し、自社のシステムにDockerを採用すべきかどうかの妥当な判断をしなければなりません。このDockerの採用可否に関する「妥当は判断」は、短時間で結論が出るものではありません。ベンダーや自社の有識者が集い、導入目的、採用可否、設計指針などをある程度具体的に検討しなければなりません。章では、Dockerの導入を検討する場合に知っておくべき前提知識、検討項目を述べます。さらに、実際にDockerを導入時する際に知っておくべき項目を述べ、最後に、導入手順と注意点について述べます。 Docker導入前の検討事項 Dockerを導入する上で、検討しなければならない項目としては、まず、「そもそもDockerが自社に必要なのか?」ということです。Dockerは、コンテナを管理するためのソフトウェアであり、非常に優れた機

    Dockerの導入前に知っておくべきこと
    wasai
    wasai 2015/08/18
  • 自動化・省力化のためのSerf入門

    Serfが必要とされる理由 複数のサーバ環境上で、一斉にセットアップ用やデプロイ用のコマンドを実行したり、バージョン番号の確認を行ったりするためには、どのような方法が最適でしょうか。管理対象が数台程度であれば、毎回手打ちでSSHログインを実行し、コマンドを実行する方法もありでしょう。 しかし、その作業が同じ手順の繰り返しである場合や、システムにおける作業対象が十数台~数百台まで増えたとしたらどうでしょう? 人の手で行うとなると、作業にかかる時間が増える上に、作業ミス発生のリスクも高まります。ミスを防ぐためには、チェックの仕組みも必要となります。たとえそれが単純な作業だったとしても、システム全体としては非常に面倒なものになりがちです。 このような問題を解決するためのツールとして、parallel-sshが挙げられます。parallel-sshは名称の通り、ある環境上から対象となるサーバ群に対

    自動化・省力化のためのSerf入門
  • 巷で話題のDockerとは?

    Dockerが利用される背景 今、世界中の開発者やIT部門において「Docker」(ドッカー)が注目されています。もともと、DotCloud社(現 Docker Inc.)が、開発者やIT部門をターゲットとしたアプリケーションやOSの開発・配備を行うための基盤ソフトウェアとして開発され、2013年にリリースされました。このソフトウェアは、オープンソースソフトウェアの「Docker」として公開され、その使い勝手の良さから、多くの開発者、IT部門の管理者で瞬く間に利用されることになりました。Dockerは、仮想化ソフトウェアにみられるような性能面での劣化を極力排除したコンテナ技術の採用により、仮想化ソフトウェアに比べ、極めて集約度の高いITシステムを実現することができます。しかし、このDockerが注目される理由は、ハイパーバイザー型の仮想化ソフトウェアに比べてのハードウェア資源の消費や性能劣

    巷で話題のDockerとは?
  • 「Fluentdをきっかけにビジネスが回る仕掛けがとっても気持ちイイです。」

    クラウドを活用したデータマネージメントサービスを展開するトレジャーデータのCTO、太田一樹氏にインタビューを行った。同社がメインで開発を進めるログ収集のためのオープンソースソフトウェア「Fluentd」とコアなビジネスモデルとの関係、トレジャーデータの狙っているユーザー層、更にはエンジニアの雇用から人工知能の可能性まで幅広いトピックに及んだ。 まずはCTOとしての業務領域を教えてください。 現在はCTOという肩書きで、約80名ほどの社員の中の30名ぐらいを占めるエンジニアリングとプロダクトマネージャーを統括する仕事をしています。プロダクトマネージャーというのはアメリカIT企業では普通なんですが、製品の位置付けとか顧客ニーズを理解したり、顧客向けのメッセージを作る役目です。それに加えて製品を使って頂いているお客様への対応を行うカスタマーサポートのエンジニアという人たちも統括しています。その

    「Fluentdをきっかけにビジネスが回る仕掛けがとっても気持ちイイです。」
  • さくらインターネット、さくらのクラウドに「東京リージョン」を追加

  • Docker向けの軽量Linux OS 主要3種を比較する

    Dockerをより効率的に利用するための技術 通常Dockerを利用する場合は、Linux OSが稼働するサーバ上にDockerのパッケージを追加でインストールすることで、環境を構築している。当然ではあるが、Linux OSのインストール時に「最小限の構成」を選んだとしても、Dockerの稼働には必要のないパッケージもインストールされている状態となる。 Dockerを利用する最大のメリットは、「少ないリソースでたくさんのコンテナ(=実行環境)を起動させられる」ことである。たとえ最小限の構成であってもDocker実行環境としては、多くのリソースが無駄に消費されていることとなる。さらに不要なサービスが実行されていることにより、Dockerで利用しない機能に対してもセキュリティー上のリスクが残ってしまうことになり、不要な運用作業が発生することとなる。 そのため、Dockerに対してもハイパー

    Docker向けの軽量Linux OS 主要3種を比較する
  • 注目すべきDockerの周辺技術 PanamaxとKubernetes

    前回の記事では、Dockerを使いやすくする様々なツールが開発されており、その中でも特に注目を集めているものとして、CoreOSを紹介した。今回は、Dockerの周辺技術の中から、PanamaxとKubernetesを取り上げ、紹介しよう。 機能強化ツール、コンテナ管理ツール、コンテナ向け軽量OSに分類したDockerの主要周辺技術のリストを再掲しておく。 ツール名提供ベンダー公式URL概要

    注目すべきDockerの周辺技術 PanamaxとKubernetes
    wasai
    wasai 2015/01/28
  • CentOS 7のネットワーク管理基礎(後編)

    前回に引き続き、CentOS 7のネットワーク設定について取り上げます。新しい設定ツールの登場や、従来のCentOS 6まで慣れ親しんだネットワーク関連の基的なコマンド群の使用が非推奨になるなど、様々な変更点があります。CentOS 7から一新されたネットワークの具体的な設定手順、Tips等をご紹介します。 CentOS 7におけるリンクアグリゲーション 複数のネットワークカードを束ねて一つのネットワーク通信の可用性や性能向上を図るリンクアグリゲーションを実現するteamドライバーがCentOS 7で実装されています。現在の多くのサーバーは、ネットワークポートを複数持っており、このネットワークポートを束ねることで障害が発生してもネットワーク通信を継続させることができます。NICがチーミングされたCentOS 7が稼働するx86サーバーとネットワークスイッチの典型的な構成例を下図に示します

    CentOS 7のネットワーク管理基礎(後編)
  • CentOS 7のネットワーク管理基礎(前編)

    今回は、CentOS 7のネットワーク設定について取り上げます。新しい設定ツールの登場や、従来のCentOS 6まで慣れ親しんだネットワーク関連の基的なコマンド群の使用が非推奨になるなど、様々な変更点があります。CentOS 7から一新されたネットワークの具体的な設定手順、Tips等をご紹介します。 CentOS 7におけるネットワーク管理では、NetworkManagerによって行います。CentOS 6系では、Network Administration Toolに含まれるsystem-config-networkを使った管理やファイルを直接編集する運用形態が一般的でしたが、CentOS 7では、NetworkManagerを使った管理手法が推奨になりました。従来のNetworkManagerは、全てのネットワーク機能を制御できるわけではなかったため、/etc/sysconfig/n

    CentOS 7のネットワーク管理基礎(前編)