「市場に求められる」「本当の価値を持つ」エンジニアであるために必要な考え方やスキルを身に付けるにはどうすればいいのか。エンジニアが技術の「目利き力」やビジネスにコミットする力を習得する方法について、アジャイル開発やDevOpsの分野で数多くのコンサルティング経験を持つ吉羽龍太郎氏に聞いた。 SIの現場でアジャイル開発が普及しない理由 編集部 アジャイル開発など数多くのプロジェクトのコンサルティングを手掛けた経験から「現在のエンジニアが抱える問題をどう捉えているのか」についてお聞かせください。 吉羽氏 一口にエンジニアが抱える問題といっても、SIerで働くエンジニアと、サービスやプロダクトを作っているサービス系企業で働くエンジニアでは、その状況は大きく異なります。 サービス系企業の技術者は、エンジニアでも、デザイナーでも、プロダクトを作って利益を上げることを目的に仕事に取り組んでおり、ビジネ
![アジャイル開発の第一人者、吉羽龍太郎氏が指南するSIerとエンジニアのあるべき姿](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ddf481305886235a4c657324e8762a7e428e392/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1606%2F30%2Fnews_01.jpg)