あと一歩のところで電車に乗り遅れた、コンビニで欲しい雑誌が売り切れてた...などなど、よくよく考えてみるとたいした出来事ではないのに、「なんてツイてないんだ!」と感じることはありませんか? それは、アナタの脳がポジティブなことよりも、ネガティブなことに反応しやすいからかもしれません。 米心理学誌「Psychology Today」では、ヒトはポジティブなことよりもネガティブなことに反応しやすいと指摘し、その原因を脳の動きから探っています。 John Cacioppo博士の研究では、ポジティブな感情をもたらす写真、ネガティブな感情をもたらす写真、ニュートラルな感情をもたらす写真をそれぞれ被験者に見せながら、情報処理の規模を反映する大脳皮質での電気的活動を記録したところ、ネガティブなものからの刺激に一番強く反応することが明らかになったとか。 これゆえに、私たちの態度は、良いニュースよりも悪いニ
書くことは、様々な効果をもたらすことが分かっている。 特に書くことを通じてセルフ・モニタリングが働くことの効果は高い。自分がやったこと、やろうとしていることに焦点を合わせることが、プラスのフィードバックになるのだ。 以下に、心理学の研究で、幸福感に効果があるとされているものが配列してある。 同じ刺激には、人は慣れてしまうので、毎日違うものになっている。 いずれも( )に書き込んでいく形だ。 考え込まず、単語の羅列でいいので、手早く書こう。 考え出すと、どんどん難しくなって、結局書かなくなってしまうものだ。 1分以内に頼む。 1日目 感謝の手紙の宛先リスト 感謝の手紙を書く相手を3つだけ選ぼう。すごく世話になっているのだが、素直にいうのもはばかられて、お礼が言えてない相手なんかがいい。名前が分からなくてもいい(だが、どう呼びかけるかは決めておこう)。この際だから相手は人間に限ら
前の記事 Apple社の新戦略は「おサイフiPhone」? お金が人を幸福にしない理由:心理学実験から 2010年8月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia お金は、必ずしもわれわれを幸せにはしない。貧困レベルを脱すると、「富のレベル」は「幸せのレベル」にそれほど大きな影響を与えない(特に先進国では)。歴史上最も豊かな国と考えられる21世紀の米国でも、人生に満足できない人たちが増えてきているようだ。 お金と幸福が単純に比例しないということは、「お金はなぜ人を幸福にしないのだろうか?」という興味深い問いを生む。この問いに対して、先ごろ『Psychological Science』誌に発表された研究が、1つの回答を出した。 ベルギーのリエージュ大学の心理学チームが行なったこの研究
スピーディーで、かつ正確率も世界一高いといわれる有名な性格判定テスト。やり方は簡単、9枚の画像から直感を信じて、時間をあまりかけず、5秒以内で一番気に入ったものを選ぶだけ。友人にやらせたら「BGM聞いてて選べなかった」とのことなのでミュート推奨
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