ビールメーカー最大手の「アサヒビール」は、来年3月から瓶ビールや飲食店向けのたる詰めのビールの値上げを決めました。物流コストの上昇などに対応するためだとしていて、値上げは10年ぶりとなります。 会社は、すでに取引先に値上げの方針を伝えていて、値上げ幅は633ミリリットル入りの大瓶の場合、1本当たり10%前後となる見通しです。 会社ではトラックドライバーの人手不足などに伴って物流コストが上昇し、容器を回収して再利用する瓶やたる詰めの商品はよりコストがかさむことから値上げに踏み切ったとしています。 一方、小売店で販売される缶ビールは、出荷価格を据え置く方針です。ビールなどの値上げは原料の大麦などの価格が上昇した平成20年3月以来、10年ぶりです。 今回、業界最大手が、出荷価格の値上げに踏み切ることで、飲食店での販売価格が値上がりする可能性があるほか、ほかのメーカーの価格戦略にも影響を及ぼす可能
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