第一三共ヘルスケア(東京都中央区)とテラサイクルジャパン(横浜市中区海岸通3)は、横浜市の協力で、日本初となる使用済み「おくすりシート」(PTPシート)の生活者参加型リサイクルプログラムの実証実験を10月20日に開始した。 回収された「おくすりシート」はリサイクル製品として生まれ変わる 「おくすりシート」は、必要不可欠な医薬品包装資材という特性から削減が難しく、日本国内で年間約13,000トンが生産されている。高齢化の進展に伴い使用量の増加が見込まれているが、リサイクル資源として生活者における認知が低く、回収量も少ないため、ペットボトルのようにリサイクルの仕組みが整っていないという。 回収対象は、医療用医薬品・OTC医薬品の「おくすりシート」すべて。回収場所は、横浜市中区の薬局・ドラッグストア、病院、公共施設など。 第一三共ヘルスケアは「おくすりシートがリサイクル資源であることの認知を高め