2005年から2007年まで外務大臣を務めた自民党の麻生太郎氏は、マンガ文化のよき理解者として知られる。外務相時代には国際漫画賞を創設した。経済一辺倒で尊敬されない「金持ち日本」から、「世界に一目置かれる日本」に飛躍する上で「マンガ、アニメは大きな武器になる」と説く。 (日経ビジネス2007年12月3日号特集「ハリウッド 日本アニメを呑む」もぜひお読み下さい 購読のご案内はこちら) 麻生 読んでますよ。これはもう、義務として。 ―― 若い人たちは、麻生さんのことを「ローゼン閣下」と呼んでいるみたいですね。 麻生 たまたま空港でね。「ローゼンメイデン」というのは少女マンガ風の作品で、どんなものかなあと思って読んでいるところを誰かに見られたんだな。 ―― マンガ、アニメといった日本のコンテンツが世界の注目を集めています。 麻生 米タイムズ誌が2003年に「アジアはJポップス、Jファッション、ジ
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