極右政党党首・ハイダー氏が交通事故死 オーストリア2008年10月11日13時23分印刷ソーシャルブックマーク ハイダー氏=ロイター オーストリア通信によると、ナチス時代賛美などの発言で知られる極右政党・オーストリア未来同盟党首で、同国南部ケルンテン州知事のイェルク・ハイダーさんが11日、同国南部で交通事故を起こし死亡した。58歳だった。警察は、ハイダーさんが公用車を運転中に道路脇にそれ、頭などを強く打ってまもなく死亡したとみている。 ハイダー氏は50年、同国北部バートゴイセルン生まれ。ウィーン大学で法学博士号を取得。79年に国民議会(下院)議員初当選、86年に自由党党首に。89年に同州知事になったが、ナチスの雇用政策を称賛する発言で辞任。99年の総選挙で第2党に躍進し、翌年に連立政権に参加。欧州連合(EU)が一時、制裁措置を発動した。直後にナチス礼賛発言で自由党党首を辞任した。05年に自